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【簡単解説】ポテトチップスの袋の内側が銀色の理由【科学雑学】

ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。

東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です

サクサク読める『簡単解説!科学雑学』第1弾として、「ポテチの袋」に関する雑学を紹介していこうと思います!

※理系向け記事はこちら→『西片と学ぶ身近な科学』

【最終更新:2021年2月10日 公開:2021年1月16日】

今回の疑問

皆さん、ポテトチップスを食べている時にこう思ったことはありませんか?

「なんでポテチの袋は内側が銀色なんだろう」と。

昔はふつうのビニール袋に入っていたみたいですが、最近は内側が銀色の袋がほとんどです

ポテトチップスに限らず、えびせんやポップコーンなど多くのスナック菓子でこのタイプの袋が採用されています

「別に外側から見えるわけじゃないんだから、わざわざ銀ピカに塗らなくても、、、」と思いません?

実は、スナック菓子の袋の内側が銀色なのには深い理由があるんです

考えてみよう(ヒント)

わざわざ銀色に塗っているのは、塗らないと良くないことが起きるからです

では、その「良くないこと」とはなんでしょう?

ただ答え言っちゃうだけだと面白くないので、分からない方は少し考えてみてください

さっぱり分からない!という人のためにヒントも用意してあります(クリックすると見れます)

金属の性質には「電気を流しやすい」「熱を伝えやすい」「光沢がある(光を反射する)」「気体を通しにくい」などがあります。今回はどの性質を利用しているでしょうか

ポテトチップス、えびせん、ポップコーンに共通する特徴は?ちなみに、せんべいの袋は銀色に塗られていないことが多いです

答えが分かったorもうお手上げという方は下へお進みください

↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓

ポテトの袋が銀色の理由

ポテトチップスの袋の内側が銀色になっている理由。それは「光や酸素を遮断してポテトチップスの劣化を防ぐため」です

内側が銀色に見えるのは、アルミニウムが塗ってあるため(残念ながら本物の銀ではないです)

ヒント1で述べたように金属には「光を反射する」という性質があります

ご存知の通り、ポテトチップス、えびせん、ポップコーンといったスナック菓子には油が含まれています

この油に光が当たるとという体に悪い物質に変化してしまうのです

つまり保管時に中身が光に当たって劣化しないように、光を遮る金属が塗られているってわけです

また、金属には酸素や二酸化炭素などの気体を遮るという性質もあります

袋に金属を塗ることでスナック菓子が空気中の酸素に触れて酸化するのを防ぐことができるのです

ちなみに、もともと袋に入っている空気と反応して酸化することがないよう、ポテトチップスの袋は空気ではなく窒素という気体で満たされています

マヨネーズのボトルは?

「袋に金属を塗ることで光や酸素からお菓子を守っている」ということが分かったと思います

でも世の中、スナック菓子の他にも酸化されやすい食品ってたくさんありますよね?

例えばマヨネーズ。ボトルから出してしばらく置いておくと酸化されて黄色く変色してしまいます

でもマヨネーズのボトルには金属が塗られていません。なぜでしょうか

それは、ポリビニルアルコールという酸素を通しにくいプラスチックを使っているから

ポリビニルアルコールが酸素を通しにくい理由については以下の記事で解説してあります(理系学生向け記事です)

まとめ

今回はポテトチップスの袋の内側が銀色になっている理由を解説しました

  • 銀色なのはアルミニウムという金属が塗られているから
  • 金属には「酸素を通しにくい」「光を反射する」という性質がある
  • 袋に金属を塗ることで光や酸素でポテトチップスが劣化するのを防いでいる

今後もちょっとした科学雑学を紹介していこうと思うのでよろしくお願いします

以上、東大生ブロガーの西片でした!

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『西片と学ぶ身近な科学』シリーズの記事はこちら(理系学生向け)

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