【最新】Apple Pencilが反応しない原因と対処法
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回はApple Pencilが反応しない原因と対処法について解説していこうと思います
そもそもApple Pencilに対応している?
Apple Pencilが反応しない場合には、そもそもタブレット側がApple Pencilに対応しているのか調べてみてください
ワコムやサムスン等のタブレットの場合、違うメーカーで製造されたものであってもお互いのデジタイザーペンが使えることがあります
これは採用しているデジタイザーペンのプロトコルが同じためです。同じ技術を使っているおかげで互換性が確保されているわけですね
一方、Apple Pencilを使えるのはiPadのみ。しかも「すべてのiPadでが使えるわけではない」という面倒な事態となっています
「iPadの機種や世代」と「Apple Pencilの世代」の組み合わせが上手くマッチしていないとは使えないので、自分のデバイスは問題ないか確認してみてください
第1世代に対応した機種
2015年11月に発売したApple Pencilは「第1世代」と呼ばれています
ペンの軸が丸く、後ろ側のキャップを取ると充電端子が出てくるのが特徴です
第1世代のApple Pencilが使えるiPadは以下の通りです
- iPad mini (第 5 世代)
- iPad (第 6 世代以降)
- iPad Air (第 3 世代)
- iPad Pro 12.9 インチ (第 1 および第 2 世代)
- iPad Pro 10.5 インチ
- iPad Pro 9.7 インチ
第2世代に対応した機種
2018年11月に発売したApple Pencilは「第2世代」と呼ばれています
第2世代のApple Pencilが使えるiPadは以下の通りです
- iPad mini (第 6 世代)
- iPad Air (第 4 世代以降)
- iPad Pro 12.9 インチ (第 3 世代以降)
- iPad Pro 11 インチ (第 1 世代以降)
Apple Pencilが接続できないときの対処法
充電し直す
スマホを完全に放電させると電源が入るようになるまで時間がかかるようになりますよね?
それと同じでApple Pencilのバッテリーが完全に消費し切っている場合、長時間充電しないと復活しないことがあります
特に第1世代は第2世代に比べてバッテリーが切れやすいので、前回の充電から時間が経っている場合にはバッテリー切れを疑ってみてください
目安としては2時間ほど充電しておけば十分だと思います
ペアリングし直す
家電量販店などで安く売っているタッチペンは設定不要で使えますが、Apple Pencilのような筆圧感知・パームリジェクション対応しているペンは事前に登録しておかないと使えません
この「タブレットとペンを登録する行為」のことを「ペアリング」と言います
Apple Pencilが反応しない場合、何らかの理由でペアリングが切れているか、そもそもペアリングされていない可能性が高いです
ペアリングは簡単にできるので、とりあえずペアリングし直してみることをオススメします
ペアリングの手順は以下の通りです
【第1世代】
- Apple Pencilのキャップを外す
- iPadの充電ポートに差し込む
- 「ペアリング」ボタンが表示されるのでタップする
【第2世代】
- 本体側面の磁気コネクタにApple Pencilを取り付ける
iPad本体を再起動する
ペアリング済みにも関わらずが反応しない場合、ソフトウェアに何らかの不具合が発生している可能性があります
こうしたソフトウェアの不具合はiPad本体を再起動することで直ることが多いです
電源ボタンと音量ボタンを同時に長押しすると「スライドして電源オフ」というボタンが出てくるのスライドしてください
電源が切れたことを確認したら、電源ボタンを長押しして起動させてみてください
iPad本体をアップデートする
ソフトウェアの不具合はアップデートにより改善することがあります
古いiPad OSを使っている場合には、最新のバージョンにアップデートするようにしましょう
以下、iPad本体をアップデートする方法です
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」を開く
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップ
- 「ダウンロードしてインストール」をタップ
※iPadOSが最新の場合、アップデート用のボタンは表示されません
ペン先を締め直す
Apple Pencilのペン先はネジのように回すと外れるようになっています
Apple Pencilが反応しない場合、ペン先が緩んでいるために接触不良を起こしている可能性があります
きちんと締め直した上で反応するか再度確かめてみてください
純正のペン先に取り替える
Apple Pencilのペン先は長時間使っていると摩耗して書き心地が悪くなります
特に「ペーパーライクフィルム」というザラザラした保護フィルムをディスプレイに貼っている場合には、摩耗するのが速くなりがちです
摩耗したときのために交換用のペン先も売っているのですが、中には反応が悪い粗悪品も多いとのこと。
もし中古でを手に入れたという場合、純正ではないペン先が付けられているかもしれません
純正のペン先に交換することで症状が改善される可能性があるので、他の方法で直らないときには購入してみてください
保護フィルムを変える
保護フィルムの種類によってはApple Pencilの感度が悪くなることがあります。
保護フィルムを取り替えた瞬間にの反応が悪くなったという場合には、保護フィルムが原因となっている可能性が高いです
いったん使用中の保護フィルムを剝がしてみて、症状が改善されなかったときには再度貼り替えるのがいいと思います
なお、保護フィルムは厚いものほど反応が悪くなりがちです。保護フィルムを買い換える際にはフィルムの厚さが0.2mm以下のものを選ぶようにしましょう
どうしても直らないときは、、、
上記の方法を全て試しても直らないという場合は、iPadかの片方(または両方)が壊れている可能性が高いです
こうなったら、もう壊れている方を買い換えるしかありません
ただし、原因がiPad側にあるのかApple Pencil側にあるのか分からないようではお金の無駄になってしまうというリスクがあります
周囲の人にiPadやApple Pencilを借りるなどして、反応が悪いのはどっちのせいなのか確かめるのがいいでしょう