日常生活で役立つ日本のアプリ・Webサービス一覧【国産・日本製】
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
突然ですが皆さん、日頃どんなアプリ・Webサービスを使っていますでしょうか？
Google ChromeやGmail、YouTubeといったGoogle系のアプリ、Amazon、Netflix、iCloud、Slackといった海外のサービスで溢れていることと思います
しかし日本企業が開発するアプリの中にも使い勝手のいいものはたくさんあります
そこで今回は、国内で開発されているアプリのうち、日常生活で役に立ちそうなものをいくつか紹介していきます。良さげなものを見つけ次第、随時追加していく予定です
※個人がアプリの運営実態を詳しく把握するのは困難なため、本記事で紹介するアプリの中には「日本のアプリ」とは呼べないようなものも含まれる可能性があります。予めご了承ください
↓関連記事(リンク先は協賛ブログです)
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オーディオブック(聴く読書)
オーディオブックとは、書籍の内容を音声として聴くことができるサービスのこと。
世界的に利用者が多いサービスとして、Amazon傘下の「Audible」が挙げられます
audiobook.jp
audiobook.jp(オーディオブック ドット ジェイピー)は株式会社オトバンクが運営する老舗のオーディオブックサービス。
日本語の書籍の取り扱い数では国内トップな上、料金に関しても競合他社と比べて安い傾向があります。
audiobook.jpの最大の特徴は、聴き放題プランのコスパが良いこと。月額750円を払えば対象タイトル1万冊以上が聴き放題になります(しかも今なら30日間無料です)
1000円超えの本が多いことを考えると、聴き放題プランがいかに良心的かお分かりいただけると思います。(1冊聞くだけで元を取れるレベルです)
ただ一部の書籍は聴き放題プランの対象外なので、自分の読みたい本が聴き放題プランに含まれない場合には月額会員になるか単品購入するのが良いでしょう
公式サイト：audiobook.jp公式サイト(今なら30日間無料で聴き放題)
なお、オススメのオーディオブックサービスは以下の記事にまとめてあります
メモ
文字数カウントメモ
個人的にメチャクチャおすすめなのが「文字数カウントメモ」
名前からして「文字数がカウントできるだけなんじゃないの？」と見くびっていたのですが、あまりにも多機能で衝撃を受けました
ダークテーマに対応しているのはもちろんのこと、「メモにタイトルをつけたりフォルダを作成したりして管理ができる」「フォントサイズが変えられる」「メモの検索ができる」「読み上げ機能(ループも可)が使える」「クラウドやSDカードにバックアップできる」といった特徴があります
これほどまで多機能で使いやすいメモアプリは他に無いんじゃないでしょうか？
さらにバージョン履歴が記録されているため「昨日の朝の状態に戻したい！」といった要求にも応えてくれます(ハンパないですよね)
キーボード
ATOK
![ATOK [Professional] 日本語入力キーボード](https://is5-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple125/v4/e9/7f/0d/e97f0d23-c5da-ac73-a493-33bad4b3d269/source/512x512bb.jpg)
ATOK(エイトック)は、徳島県に本社を置くソフトウェア開発企業「ジャストシステム」が開発する老舗の日本語入力システム。
有料ソフトですが、使い勝手と変換精度は最高で、今なお多くの愛用者がいます。機能も豊富で、スマホ版では独自の「フラワー入力」が使えたり、一行分の文字を一気に削除できたりします
2021/11/1に「ATOK Passport(プレミアム版)」がiOS端末に対応したことで、Windows、Mac、Android、iOS(iPhone)のすべてで使えるようになりました。パソコンとスマホで登録しておいた単語の共有ができるのが魅力的です
ちなみに富士通の日本製スマートフォン「arrows」シリーズには「Super ATOK ULTIAS」がプリインストールされています
↓ATOKの詳細はこちら(リンク先は協賛ブログです)
flick
「flick」は東京都豊島区に本社を置く企業・IO Inc.(アイオーインク)が運営するキーボードアプリ。
顔文字や絵文字、AA(アスキーアート)の入力がしやすい他、「背景の画像が変更可能(きせかえ可能)」「一文字ずつのカーソル移動に対応」「Undo機能が使える」「キー配列やフォントが変えられる」など機能が豊富です。
変換精度も優れていて、例えば人気漫画『鬼滅の刃』に登場する「禰豆子(ネズコ)」のような難しい単語も一発で変換できます。NiziU(二ジュー)が一発で変換できた時は正直感動しました
なお、flickのキーボード着せ替え機能(画像・動画)の使い方については以下の記事にまとめてあります
PDF編集ソフト
PDF上のテキストや画像を編集・削除したり、複数のPDFファイルを分割したりするソフトが「PDF編集ソフト」です。アメリカ企業・Adobeの「Adobe Acrobat Pro DC」が圧倒的なシェアを誇っています
いきなりPDF
「いきなりPDF」は翻訳機「ポケトーク」で有名なソースネクスト株式会社が販売しているPDF編集ソフト。
「BASIC」「STANDARD」「COMPLETE」の3種類から自分にあったものを選ぶことができます
最上位版の「COMPLETE」は「Adobe Acrobat Pro DC」よりも安価ながらも同程度の機能を備えています。ただしMac版はないので注意してください
「いきなりPDF」公式サイト ←最新版の購入はコチラから
「いきなりPDF」の詳細、その他のPDF編集ソフトはコチラ↓
VPN
Webサービスを使うときに便利なのが「VPN」
VPNを使うことで、日本にいながら海外のWebサービスが楽しめたり、無料WiFiを使う際のセキュリティが向上したり、、、と様々な恩恵が受けられます
例えば、日本で未配信の作品(Netflixでのジブリ作品など)を自宅で観たり、YouTubeプレミアムを日本の料金ではなく格安なインドの料金で契約する、といったことが可能です
↓Netflixでジブリ作品を見る方法
↓VPNについて詳しく知りたい方は以下の記事をお読みください
Millen VPN
Millen VPN(ミレンVPN)とは、コスパ最強のレンタルサーバー「mixhost」でお馴染みの「AzPocket株式会社」が運営するVPNサービス。
少し前までは、日本企業のVPNというと「サーバー数が少ない」「サーバー設置国数が少ない」など欠点が目立つサービスがほとんどでした
しかし、数年前にサービスを開始したMillenVPNはサーバー数が充実しており、日本人にすすめやすいサービスとなっています
↓Millen VPNの詳細はこちら
↓おすすめのVPNサービスは以下の記事にまとめてあるので参考にしてください
セキュリティソフト
FFRI yarai
日本製のセキュリティソフトをお探しなら「FFRI yarai」がおすすめです
「FFRI yarai」は「ふるまい検知」という機能を備えたセキュリティソフト。
一般的なセキュリティソフトで採用されている「ワクチン型」の場合、コンピュータウイルスに対するワクチンファイルを開発するのに時間がかかるため、流行し始めたばかりの新種のウイルスに対しては効果を発揮できません
一方、「FFRI yarai」で採用されている「ふるまい検知型」の場合、怪しい動きをしているプログラムがいないか自動で判断することでパソコンを守るため、新種のウイルスにも対抗可能です
FFRI yaraiの個人向け製品「二重の安心 by FFRI yarai」の詳細、導入方法については以下の記事を参考にしてください
二重の安心(ソースネクスト公式サイト)←詳細・購入はこちら
ブラウザ
Webページの閲覧や検索エンジン利用の際に不可欠なソフトウェア・Webブラウザ。
ブラウザといえばGoogle Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Safariなどが有名ですが、ブラウザを開発している日本企業も存在します
Sleipnir(スレイプニル)
「Sleipnir(スレイプニル)」は大阪府大阪市に本社を置く企業・フェンリルによって開発されているWebブラウザ。
Sleipnirを使う最大の利点は、自分好みに設定を細かくいじれることだと思います。
特にAndroid版はカスタマイズ性に優れており、よく使う機能を呼び出すボタンを下部にまとめて配置したり、タブの幅を変えたりすることができます
画面をなぞるだけでタブの切り替えやブックマークなどの操作が瞬時に完結する「ジェスチャー機能」も便利です
Webページの背景を黒くしたり、フォントサイズを調整したりして視認性を高めることも可能です。
公式サイト：https://www.fenrir-inc.com/jp/sleipnir/
Lunascape(ルナスケープ)
「Lunascape(ルナスケープ)」は、東京都渋谷区に本社を置く企業「G.U.Labs」によって提供されているWebブラウザ。
シンプルでスッキリとしたUIが特徴的です。
ユーザーエージェントの変更やレンダリングエンジン(FirefoxのGecko、SafariのWebKitなど)の切り替えといった、やや上級者向けの機能が備わっています。
モバイル版はフリックジェスチャー操作が非常に使いやすいです。ページ全体のキャプチャにも対応しています。
公式サイト：https://lunascape.jp/
電子書籍ストア
楽天kobo
ChromeBookを電子書籍用の端末として使うなら「楽天kobo」がオススメ。名前からも分かるように楽天が運営する電子書籍ストアです(※koboはbookのアナグラム)
別にKindleや他のアプリでもいいのですが、楽天Koboは汎用性の高いフォーマットで電子書籍を配信しているので、個人的にはKindleより気に入っています
大企業である楽天が運営しているだけあって、書籍の配信数については申し分ありません
楽天koboでは目が痛くなりくい読書専用の端末も販売されています。詳細は下の記事にまとめたので参考にしてみてください↓
VOD
定額動画配信サービス(VOD)といえば、NetflixやAmazonプライムビデオが有名ですが、日本勢も負けてはいません。日本企業のVODは国内作品のラインナップが豊富です
U-NEXT
映画やドラマ、アニメを楽しむなら「U-NEXT」が断然おすすめ。
国内のアニメ・映画のラインナップが充実しているのが魅力的で、会員になれば180,000本以上の動画が見放題になります
また、動画だけでなく電子書籍も追加料金なしで読めるというのもGoodポイントです
今なら31日間の無料トライアルをやっているので、迷ったら申し込んでみるのが良いと思います
メッセンジャー・SNS
生活に欠かさないアプリの代表格といえばメッセンジャーアプリですが、Facebook MessengerやWhatsAppが世界的に利用者が多いです
国内ではLINE一強状態ですが、情報流出問題で大きく揺れています
＋メッセージ(プラスメッセージ)
「＋メッセージ(プラスメッセージ)」は、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの3大キャリアが提供するメッセンジャーアプリ。
SMSの強化版のようなアプリで、画像や動画、位置情報などの送信も可能。LINEのようにスタンプを送ることもできます
ただし、MVNOユーザーは使用できないため注意が必要です。(メッセージアプリなのに利用できない人がいるというのは致命的な気がします)
(2021年9月 追記)MVNOにも対応し始めるそうです。ただ楽天モバイルでは使用不可とのこと。
公式サイト(docomo)：https://www.nttdocomo.co.jp/service/plus_message/
エアレペルソナ
「エアレペルソナ」は東京都中央区に本社を置く企業・Airlex株式会社が運営するメッセンジャーアプリ。
メッセンジャーアプリの中には登録するのに電話番号が必須というケースも結構ありますが、エアレペルソナの場合、メールアドレスだけで登録可能です。そのため電話番号経由で勝手に友達追加される危険がありません
エアレペルソナの特徴として、使用目的ごとに複数のIDを作成可能なことが挙げられます。用途に応じてプロフィールを使い分けることが可能なため、プライベート用と仕事用を分けたい場合に便利です。
また、ニュースや音楽といったチャット以外の機能がないのも嬉しいポイントかと思います
Rakuten Viber(バイバー)
「Viber」はイスラエル発のメッセンジャーアプリ。2014年に楽天に買収されて以降は「Rakuten Viber」という名称でサービスが展開されています(日本のアプリといって良いか怪しいですが…)
楽天銀行と連携させることで、アプリ内にてユーザー間での送金が可能になります
日本国内での知名度は低いですが、2021年3月時点での登録ID数は11億6900万と利用者はかなり多いです。(ソース)
公式サイト：https://www.viber.com/ja/
ビジネスチャット
個人向けチャットツールを仕事用に機能拡張したのが「ビジネスチャットツール」
SlackやMicrosoft Teams、LINE Worksあたりが有名かと思います
ChatWork
「Chatwork」は同名の日本企業が運営するビジネス向けのチャットツール。
特に日本の中小企業に人気で、シンプルで使いやすいのが特徴。もちろん、ビデオ通話やファイル送信、グループトーク、Gmail等とのAPI連携といったビジネスに不可欠な機能は網羅されています
「誰がいつまで何をやるべきか」を登録・共有できる「タスク管理機能」が非常に便利です。
公式サイト：https://go.chatwork.com/ja/
オンラインストレージサービス
オンラインストレージサービスとは、サーバーにファイルをアップロードすることでファイルの保存・管理・共有ができるサービス。
GoogleドライブやDropbox、iCloudなんかが有名かと思います。
TeraCLOUD
TeraCLOUDは静岡県に本社を置く同名の日本企業(旧：ジャストプレイヤー株式会社)が運営するオンラインストレージサービス。
アップロードされたファイルは全て、徹底管理された国内サーバーに保存されます。海外にデータが保存されるのが嫌な方にオススメです
無料プランは10GB。1人紹介するごとに利用可能な容量が2GB増えます(最大1TB。期間は1年間)
TeraCLOUDについては以下の記事に詳しくまとめてあります。是非ご覧ください
PDFコピペ用変換ツール
スマホアプリではありませんが、僕が自作した「PDFコピペ変換用ツール」も紹介させてください
「PDFコピペ用変換ツール」はPDFファイルをコピペする際に発生しがちな「余計な改行・空白」や「濁点・半濁点の分離」を自動で修正するツールです
修正後のテキストをGoogle翻訳やDeepLで翻訳することも可能なので、英語の論文を翻訳する際にも役立つかと思います
完全無料で使えるので、興味のある方は以下のページにアクセスしてみてください
その他のおすすめアプリ
↓もっとおすすめのアプリが知りたい！という場合には、以下の関連記事をご覧ください(リンク先は協賛ブログです)
特にオススメなのは、、、
今回は日常生活で使える日本のアプリ・Webサービスを紹介しました。どれも個性があって魅力に溢れていると思います
特にaudiobook.jpは「月額750円で1万冊以上が聴き放題」とコスパが半端なく良いので超オススメです(しかも30日間無料！)
audiobook.jp公式サイト(今なら30日間無料で聴き放題)
スペースの都合上、個々のアプリについてあまり詳しく説明できませんでしたが、本記事で紹介していない機能もたくさんあるので、気に入ったものがありましたら使ってみてください
以上、東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)でした！
東大生が作った「努力家のためのSNS」爆誕！
先日、東大生が開発した新SNS「yalkey (やるきー)」がリリースされました！(僕も開発に関与してます！)
「努力家のためのSNS」をコンセプトとしており、一般的なSNSのように文章を投稿できるだけでなく、日々の努力を数値データとして登録しグラフ化・カレンダー化できるようになっています↓
登録できるデータは「時間(時間/分)」「整数」「小数」「ToDo (達成or未達成)」の4種類で、単位も自分でカスタマイズ可能。以下のような様々な用途に利用できます。
- 勉強時間を記録してグラフ化
- 読書したページ数を記録してグラフ化
- 筋トレした日をToDoカレンダーで管理
登録したデータはCSVファイルで出力できるので、後からExcelで編集することも可能となっています。また、今後も新しい機能が追加していく予定です！
「努力すると決めたけど中々やる気がでない...」「日々の進捗をグラフ化して見える化したい！」という方にうってつけのアプリとなっています！
リリースしたばかりでユーザーが少ないので、登録してもらえるとめちゃくちゃ喜びます！もちろん完全無料です！(登録画面はこちら ※現在Web版のみ。スマホアプリ版は今後リリース予定。)
公式サイト → https://yalkey.com/
