VPNとは?VPNでできることを解説!【メリット・デメリット】
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回は「VPNで出来ること」と「VPNのメリット・デメリット」をなるべく分かりやすく説明していきます
※分かりやすさを重視したため一部厳密でない箇所があります。あらかじめご了承ください
おすすめのVPN
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- NordVPN:世界的に利用者数の多い人気VPN
- Surfshark VPN:デバイス数無制限で使える
- ExpressVPN:通信速度に定評がある
VPNとは?
VPNというのは「Virtual Private Network」の略称で、名前からも分かるように「仮想的に構築された専用回線」のことを指します
こんな風に説明しても「仮想的って何?」「専用回線ってどんなもの?」って思うのが普通なので、もっと分かりやすく解説していきます
では、AさんのスマホからBさんのスマホにLINEを送る場合を考えてみましょう。WiFiを使ってスマホからメッセージを送るとき、下のようなルートでデータが移動します
「Aさんのスマホ」→(WiFi)→「Bさんのスマホ」
荷物を運ぶときで例えると、Aさんの送った荷物がWiFiという名の道を通って、Bさんの元へ届けられるという感じです
ここで問題になってくるのが、「WiFiは誰もが使える」ということ。しっかり暗号化されているものもありますが、無料WiFiのようなセキュリティの低いものはデータが漏洩しやすいです
つまり、↓のようになる危険性があるわけです
「Aさんのスマホ」→(WiFi)→「第三者(ハッカーなど)のスマホ・パソコン」
さっきの荷物の例えで言うと、WiFiという道はみんなが使えるものなので、荷物を奪い放題というわけです
データの漏洩は致命的な事態を引き起こす可能性があります。そこで、企業の中には「A⇄B」の通信にだけ使える専用回線を設けているところもあります
「Aさんのスマホ」→(専用回線)→「Bさんのスマホ」
この専用回線はAさんとBさんの間でだけデータの移動ができるため、第三者にデータが漏れることは少ないです。
荷物の例で言うと、専用回線は「Aさんの家とBさんの家を直接つなぐ専用の地下鉄を作る」みたいな感覚。
しかし、他者とデータを通信するときには、通信する相手の数だけ専用回線を構築する必要があるので、莫大な資金がかかってしまいます
そこで開発されたのが「VPN」です
VPNを使えば、わざわざ専用の回線を設置しなくても、まるで専用回線を使っているかのように安全な通信をすることができます
「Aさんのスマホ」→「VPNサーバー」→「Bさんのスマホ」
仕組みはこんな感じ↓
VPNサーバーが専用回線の代わりになっているということですね
実際に専用回線を作るわけではないので、費用は抑えつつ専用回線と同様の機能が使えます
VPNで出来ること・VPNのメリット
ここからはVPNを使うメリットを解説していきます
セキュリティの向上
ここまでの説明で分かるように、VPNを使うことでセキュリティの向上が見込まれます
誰でも使える回線ではなく、VPNを経由してデータのやり取りをすることで、データが盗まれる危険性が減るわけです
ただし、VPNサービスの中には、セキュリティ向上の効果が全くない「悪質な業者」もいます。
特に無料のVPNは危険なケースが多いので、高くても有料のVPNを使いましょう(タダよりコワイものはない…)
海外のWebサービスにアクセスできる
VPNのサーバーを経由することで、思わぬメリットが生まれることがあります。その中でも「海外のWebサービスに接続できる」のはデカイです
皆さんの中には「外国では配信されているのに日本では配信されているコンテンツ」について疑問を持ったことのある方はいないでしょうか?
「ネットは世界中をつなぐものなのに、なんで日本でだけは利用できないことがあるの?」と思うのは当然です
これは、「パソコンやスマホなどに割り当てられている番号(IPアドレス)を調べることで、ユーザーがどこにいるかを割り出す」という仕組みになっています
つまり、このIPアドレスとやらを変えれば、日本にいながらでも海外のWebサービスにアクセスできるわけです。
例えば、日本のパソコンからアメリカにあるVPNサーバーを経由してWebサービスにアクセスした場合、接続先からはアメリカのパソコンでアクセスしたように見えます
こうすることで、アメリカでしか配信されていないコンテンツを日本で楽しむことができるようになるわけです
もちろん海外から日本のネット環境にアクセスすることだって可能です。特に、中国のような規制の厳しい国からLINEやGoogleなどのサービスにアクセスしたい場合には重宝します
海外料金が適用される
先ほど「VPNを使えば日本から海外のWebサービスにアクセスできる」と言いましたが、「日本で未公開のコンテンツが楽しめる」以外にも色んなメリットがあります
その中でも「海外の料金が適用される」のは有能。物価の安い国のIPアドレスでオンラインショップにアクセスすることで、普通の国内料金よりも安く購入できる場合があります
例えば、NetflixやYouTube Premiumなどのサービスは国ごとに料金が異なります。うまく安い国を選んで契約すれば、かなりの節約になるはずです
デメリット
多くのメリットがあるVPNですが、当然ながらデメリットも存在します
通信が遅くなることも
VPNでは、接続先と接続元の間にVPNサーバーを挟むことで、セキュリティを高めたり、IPアドレスを変更したりしています
察しのいい人なら分かるかもしれませんが、直接接続する場合と比べて、通信速度が下がってしまうという問題が発生してしまいます
大手のVPNならそこまで遅くならないのですが、それでも普通に通信するときには劣ります
特にリアルタイム性が重視されるゲームをやるのにはあまり向きません。
有料VPN以外は微妙…
世の中には無料のVPNサービスも存在するのですが、基本的に「使い物にならない」or「危険性がある」だと思っておいてください
当たり前ですが、VPNサーバーを設置・保守するのにはそれなりの費用がかかります。そのため、普通のVPNプロバイダーは費用を賄うために有料でサービスを提供しています
となると、「無料のVPNはどうやって金を生み出しているんだ?」と云う話になりますよね?
無料VPNの実態を調べてみると、個人情報を売っていたり、そもそも使い物にならなかったりと、結構怪しい業者も多いのが実情です
実際に無料VPNを使ってデータが漏れた…なんて話はよくあるので、VPNを使う場合には多少高くても有料のサービスを利用しましょう
おすすめのVPN
個人的に一番おすすめのVPNは「Millen VPN」です
Millen VPNは日本企業が運営するVPNサービス。「コスパがいい」「同時接続可能台数が多い」「完全日本語対応」といった特徴があり、「迷ったらMillen VPNを選んでおけば間違いない」というような安心感があります
VPNサーバーは50か国以上にある1300以上のサーバーの中から自由に選べるので、主要国のIPアドレスなら手に入らないということはないでしょう
利用者のプライベートデータを保存しない「ノーログポリシー」を掲げている点も嬉しいポイント。プライバシーに気を遣う人にも最適です。
Millen VPNの詳細については公式サイトをご覧ください→Millen VPN公式サイト
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