【本当に?】ノーログポリシーありのVPNサービス【おすすめ】
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回は、VPN選びにおけて重要になってくる「ノーログポリシー」について解説した上で、ノーログポリシーを掲げているVPNサービスを紹介していきます
おすすめのノーログVPN
- Millen VPN:安い!国内企業が運営。完全日本語対応。←おすすめ
- NordVPN:世界的に利用者数の多い人気VPN
- Surfshark VPN:デバイス数無制限で使える
- ExpressVPN:通信速度に定評がある
「そもそもVPNって何?」という方は以下の記事をお読みください↓
オススメのVPNはこちら↓
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ノーログポリシーとは?
ノーログポリシー(no log policy)というのは、その名の通り「ログを取らないという方針」のこと。「ゼロログポリシー」などと呼ばれることもあります
ノーログポリシーを掲げているVPNサービスは「ユーザーの行動を追跡しないよ」とはっきり宣言しています
VPNを利用する目的として「接続元を分からなくしたい!」というのは定番です。
接続元を秘匿できればセキュリティ的にもメリットがありますし、単に接続先に監視されるのを嫌ってVPNを使う人もいます(追跡されるのって気持ち悪いですよね)
VPNを使えば、自分の通信機器(スマホやPCなど)と相手側の間にVPNサーバーが入ることになるので、相手から見るとVPNサーバーが接続してきたように見えます(↓こんな感じ)
そのため「自分がアクセスした」という事実を外部から秘匿化することができるわけです
しかし、VPNには唯一の問題点があります。それは「VPNサービスを提供する会社だけは接続元を確認できる」ということです
いくら外部から情報が漏れないようになっていても、VPNサービスを提供する企業がバラしちゃったら意味がないので、信頼できるVPNサービスを使う必要があります
その際、信頼性の指標となるのが「ノーログポリシー」というわけです
アメリカやEUは避けたほうがいい
ひとつ注意してほしいのが「アメリカやEUに本拠地を置くサービスは匿名性が怪しい」ということ。
欧米諸国の多くはVPNを提供している企業に対して情報を引き渡すことを義務付けています。
そのため、支払い情報や利用履歴といったユーザーデータを政府などの第三者機関に提供する可能性はかなり高いです
匿名性を重視するなら、アメリカやEU諸国に本拠地を置いていないサービスを契約するようにしましょう
本当にノーログポリシーを守ってる?
先ほどノーログポリシーとは「ユーザーの行動を追跡しない」という宣言だと言いましたが、実際にポリシーを守っているのか気になりますよね?
いくらログを保持しないと言っていても、宣伝のための嘘である可能性があります
一般ユーザーが嘘かどうかどうかを確かめるのは困難ですが、ノーログポリシーが実証された事例がいくつかあるので、ピックアップして紹介していきたいと思います
ExpressVPNでの事例
ExpressVPNは過去に容疑者のデータを守ったことで知られています
2016年、トルコの首都アンカラでロシアの駐トルコ大使アンドレイ・カルロフが暗殺されました。
カルロフ氏を射殺した犯人は非番のトルコ警官とされているのですが、その警察官はExpressVPNを介してGmialとFacebookを利用していたことが明らかとなっています
そこでトルコ当局は事件の詳細を調べるためにExpressVPNのサーバーセンターを家宅捜索し、警察官が使用したサーバーを押収しました
しかし、ExpressVPNはノーログポリシーをしっかり守っていたため、当の警察官に関わる有益なデータは何も残されていなかったのです
そこでトルコ当局はExpressVPNの運営企業に対して直接データの提出を求めました。
それに対し、ExpressVPNは「我々は英領バージン諸島を拠点としているため要請に応じる必要はない。また、接続ログやアクティビティログは一切保存していないため、提出する情報はそもそも存在しない」と返答。ユーザーデータが守られることになったのです
この事件により、ExpressVPNでは政府機関に対してもユーザーデータを提供しない(提供できない)ことが実証されました
さらにExpressVPNはトルコのサーバーセンターを廃止し、さらに安全性を高めたとのこと。匿名性を重視する姿勢が伺えます
↓ExpressVPNの詳細は以下の記事が詳しいです
NodeVPNの場合
NodeVPNに関してはExpressVPNのような重大事件は発生していません(少なくとも明らかになっていません)が、匿名性が非常に高いVPNと評判です
NordVPNはパナマに本拠地を置いています。EU諸国やアメリカと違ってパナマにはデータ保持法が存在しないため、NodeVPNのノーログポリシーには説得力があります
しかしながら、先述したような重大事件が発生しない限り、ノーログポリシーの信憑性を示すのは難しいというのが実情です
そこで、NodeVPNは2018年に業界初となる第三者機関による監査を実施しました。
監査を担当した第三者機関は、4大監査法人の1つに数えられるPricewaterhouseCoopers AG(所在地:スイス・チューリッヒ)
この監査によりNodeVPNは本当にログを保持していないことが実証されました
また、2020年にと同様の監査がなされましたが、ログを保持している証拠は一切見つからなかったとのことです
↓NordVPNの詳細は以下の記事が詳しいです
ノーログポリシーを掲げているVPNサービス
ここからはノーログポリシーを掲げているVPNサービスを紹介していきます
MillenVPN
ノーログポリシーありのVPNをお探しなら、日本企業が運営する「Millen VPN」がおすすめ
Millen VPN(ミレンVPN)とは、コスパ最強のレンタルサーバー「mixhost」でお馴染みの「AzPocket株式会社」が運営するVPNサービス。
割と最近できたばかりのサービスのため、知らない方も多いのではないでしょうか?
一般的にVPNサービスは、政府による規制を嫌ってマイナーな国に拠点を置くことが多いのですが、Millen VPNは日本の大阪に本拠地を構えています
日本企業が運営するVPNサービスの中では断トツのサーバー数・サーバー設置国数を誇るので、「日本のVPNじゃなきゃ嫌だ!」という方にオススメです
同時接続可能台数は10台。平均よりもかなり多いです
日本語に完全対応している点も嬉しいポイントかと思います
VPNサービス名 | Millen VPN |
サービス本拠地 | 日本・大阪府 |
サーバー数 | 1300以上 |
サーバー設置国数 | 50ヵ国以上 |
同時接続可能な デバイス数 | 10台 |
料金 | 1ヶ月プラン:1628円/月 1年プラン:594円/月 2年プラン:396円/月 |
支払方法 | ・クレジットカード(VISA / MasterCard / JCB / American Express / Diners Club / Discover) ・銀行振込 |
保証・お試し期間 | 30日間返金保証 |
プロトコル | ・IKEv2 ・OpenVPN |
セキュリティ | ・ノーログ ・AES 256 bits |
利用可能な デバイス | Windows、macOS、iOS(iPhone)、Android |
スマホアプリ | あり |
ノーログポリシー | 〇 |
詳細 | Millen VPN公式サイト |
Millen VPNの詳しい解説はこちら↓
NordVPN
まず紹介したいのが、先ほど登場した「NordVPN」
NordVPNはパナマに本拠地を置くVPNサービス。サーバー数、サーバー設置国数が共に多いことから、日本でも海外でも人気の高いVPNサービスです
「VPN おすすめ ランキング」とかで検索すれば、どのサイトでもほぼ確実に3位以内にランクインしているのが分かるかと思います。(参考:VPNおすすめランキング)
人気の理由はやはり「サービスの質が高いこと」にあるのでしょう。サーバー数やサーバー設置国数、同時接続可能なデバイス数など、どれをとっても「最強」といわざるを得ません
ハッキリ言って、特に理由がなければNord VPNを契約すれば万事解決です。それくらい完成度の高いサービスとなっています
以下、NordVPNの基本情報です
VPNサービス名 | NordVPN |
サービス本拠地 | パナマ |
サーバー数 | 4837台 |
サーバー設置国数 | 62ヵ国 |
同時接続可能な デバイス数 | 6台 |
料金 | 1ヶ月プラン:11.95ドル/月 1年プラン:4.92ドル/月 2年プラン:3.71ドル/月 ※セールが頻繁に開催されます。 |
保証・お試し期間 | 30日間返金保証 |
利用可能な デバイス | Windows、mac、iOS(iPhone)、Androidなど |
ノーログポリシー | 〇 |
詳細 | NordVPN公式サイト |
NordVPNの詳細はこちら↓
Express VPN
ExpressVPNは英領ヴァージン諸島に本拠地を置くVPNサービス。
通信速度と安全性の高さを売りにしていて世界的にも人気が高いです。先述の事例からも分かるようにノーログポリシーに関しても文句なしなので安心して使えるかと思います
「料金が高め」なのはネックですが、それ以外の欠点はほぼ見当たらない優良サービスとなっています
VPNサービス名 | ExpressVPN |
サービス本拠地 | 英領ヴァージン諸島 |
サーバー数 | 3000台以上 |
サーバー設置国数 | 94ヵ国 |
同時接続可能な デバイス数 | 5台 |
料金 | 1ヶ月プラン:12.95ドル/月 6ヶ月プラン:9.99ドル/月 15ヶ月プラン:6.67ドル/月 12ヶ月プラン+3ヶ月無料の特別割引 |
保証・お試し期間 | 30日間返金保証 |
利用可能な デバイス | Windows、mac、iOS(iPhone)、Androidなど |
ノーログポリシー | 〇 |
詳細 | ExpressVPN公式サイト |
Surfshark VPN
Surfshark VPNは英領ヴァージン諸島に本拠地を置くVPNサービス。割と最近できたVPNサービスですが、急速にサーバー数を増やしており、今最も注目すべきVPNと言えます
主要国の法律が適応されない「英領ヴァージン諸島」に拠点を置いていることから、ユーザーの通信データが流出しにくいのがGoodです
また、Surfshark VPNは「ノーログポリシー」を掲げているので、プライバシーに気にする方にも最適なサービスとなっています
プライバシー以外の点も優れていて「コスパがいい」「サーバー数が多い」「同時接続可能なデバイス数に制限がない」などメリットが多数存在。評判がいいのもうなずけます。
VPNサービス名 | Surfshark VPN |
サービス本拠地 | 英領ヴァージン諸島 |
サーバー数 | 3200以上 |
サーバー設置国数 | 65ヵ国以上 |
同時接続可能な デバイス数 | 無制限 |
料金 | 1ヶ月プラン:12.95ドル/月 6ヶ月プラン:6.49ドル/月 2年プラン:2.49ドル/月 |
保証・お試し期間 | 30日間返金保証 Android、iOS、macOSなら7日間の無料のお試し期間あり |
利用可能な デバイス | Windows、macOS、iOS(iPhone)、Androidなど |
ノーログポリシー | 〇 |
詳細 | Surfshark VPN公式サイト |
SurfsharkVPNの詳細はこちら↓
大手VPNサービスを徹底比較!選び方も!
別記事にて大手VPNサービスの特徴をまとめました
料金や速度の比較のみならず、「VPNを選ぶ際にチェックすべきポイント」や「VPN関連の専門用語集」などについても詳しく解説してあります。ぜひご覧ください↓
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