ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回はiPhoneユーザーが利用可能なスマホ保険・補償サービスを紹介していきます
※少し長めの記事なのでお急ぎの場合には下の目次をご活用ください
クリックできる目次
iPhoneの端末補償は必要?
この記事をお読みの方の中には「保険料払ってまでスマホ保険に入るメリットってある?」とお考えの方もいるのではないでしょうか?
そこで、Appleの補償(Apple Care +)を例に挙げて「そもそもスマホの補償は必要か」について考えていきたいと思います(詳しい料金は後述)
iPhone 13 Pro MaxをAppleの補償サービス・Apple Care+に登録していた場合、修理にかかる費用(税込み)は以下の表のようになります(参考:Apple公式サイト)
修理内容 (iPhone 13 Pro Max) | 未加入時 | Apple Care+加入時 |
画面の修理 | 42,680円 | 3,700円 |
バッテリー交換 | 8,140円 | 0円 |
その他の修理 | 77,480円 | 12,900円 |
画面の修理の場合、AppleCare+に加入せずに修理すると4万円以上かかりますが、AppleCare+に入っていれば3700円で済みます
「Apple Care+」の保険料が月1,250円(iPhone 13 Pro Max, 盗難・紛失プラン未加入時)であることを考えると、補償サービスの威力がお分かりいただけるのではないでしょうか(もっとオトクな補償については後述)
上の例からも分かるように、1回でも故障・盗難に見舞われた場合には、保険・補償サービスに加入した方がオトクになるケースが多いです
特に「1つのスマホを長く使い続ける」という場合には故障のリスクが高くなります。頻繁にスマホを買い替えないという方は保険・補償に入っておくと得するかもしれません
また、10万円を超えるiPhoneを持っている方は、故障した時に受ける金銭的・精神的ダメージは計り知れないので、必ず補償に加入しておくようにしましょう
スマホ保証の種類
オススメの補償サービスを紹介する前に、保証サービスの概要についてザックリ説明していこうと思います
まず、iPhoneユーザーが使用できる保証(または補償)サービスは以下の3つに大別されます
- キャリア(docomo、auなど)の端末補償
- Appleの端末保証(いわゆるApple Care +)
- その他の端末補償
キャリアの端末保証は、スマホ購入時に合わせて契約できるのがメリットとして挙げられますが、割高で補償回数が少ないため魅力的とは言い難いです
この記事をお読みの皆さんは基本的に「Appleの補償サービス(Apple Care +)」か「その他の補償サービス」のいずれかに加入することになるはずなので、こちら2つについて詳しく説明していきます
【本記事で紹介する補償サービス+3大キャリアの補償一覧】
iPhoneユーザーにオススメの端末補償サービス
Apple Care +
まず紹介するのが、先ほども登場したAppleの端末補償「AppleCare+」
この補償に加入することで、画面が破損した場合や動作不良が起きた場合の修理費用が圧倒的に安くなります
特にバッテリー交換の費用が0円になるのは魅力的です
ただし、最新の機種は月額料金が高め(最大1,350円)なのでご注意ください
バッテリー交換以外の目的でスマホの保険を検討しているのであれば、正直割高感が否めません
※iPhone13発売に伴い料金が変更となりました。
プラン名 | Apple Care + / Apple Care + 盗難・紛失プラン |
保険料 | 480円~1,350/月 ※機種によって大幅に異なる |
自己負担額 | 画面修理:3700円 バッテリー交換:0円 その他の修理:12900円 |
対象機種 | Apple製品のみ |
補償台数 | 1台 |
補償回数の上限 | 2年間で2回まで |
公式サイト | AppleCare+公式サイト |
歴代iPhone料金比較
以下、Apple Care +の機種ごとの料金比較表です。スマホでお読みの場合には横スクロールしてください(引用:モバイル保険)
機種名 | AppleCare+ 一括購入 | AppleCare+ 月額料金 | AppleCare+ 盗難・紛失プラン 一括購入 | AppleCare+ 盗難・紛失プラン 月額料金 |
iPhone 13 Pro Max | 24,800円 | 1,250円 | 26,800円 | 1,350円 |
iPhone 13 Pro | 24,800円 | 1,250円 | 26,800円 | 1,350円 |
iPhone 13 | 18,800円 | 950円 | 20,800円 | 1,050円 |
iPhone 13 mini | 18,800円 | 950円 | 20,800円 | 1,050円 |
iPhone 12 Pro Max | 24,800円 | 1,250円 | 26,800円 | 1,350円 |
iPhone 12 Pro | 24,800円 | 1,250円 | 26,800円 | 1,350円 |
iPhone 12 | 18,800円 | 950円 | 20,800円 | 1,050円 |
iPhone 12 mini | 18,800円 | 950円 | 20,800円 | 1,050円 |
iPhone 11 Pro Max | 24,800円 | 1,250円 | 26,800円 | 1,350円 |
iPhone 11 Pro | 24,800円 | 1,250円 | 26,800円 | 1,350円 |
iPhone 11 | 18,800円 | 950円 | 20,800円 | 1,050円 |
iPhone XS Max | 24,800円 | 1,250円 | 26,800円 | 1,350円 |
iPhone XS | 24,800円 | 1,250円 | 26,800円 | 1,350円 |
iPhone X | 18,800円 | 950円 | 20,800円 | 1,050円 |
iPhone XR | 18,480円 | 770円 | 20,680円 | 861円 |
iPhone 8 Plus | 18,480円 | 770円 | 20,680円 | 861円 |
iPhone 8 | 16,280円 | 678円 | 18,480円 | 770円 |
iPhone 7 Plus | 18,480円 | 770円 | 20,680円 | 861円 |
iPhone 7 | 16,280円 | 678円 | 18,480円 | 770円 |
iPhone 6s Plus | 18,480円 | 770円 | 20,680円 | 861円 |
iPhone 6s | 16,280円 | 678円 | 18,480円 | 770円 |
iPhone 6 Plus | 18,480円 | 770円 | 20,680円 | 861円 |
iPhone 6 | 16,280円 | 678円 | 18,480円 | 770円 |
iPhone SE(第2世代) | 9,680円 | 480円 | 11,880円 | 600円 |
スマホの保険証
個人的に一番オススメなのが、株式会社ギアが運営する補償サービス「スマホの保険証」
最近始まったサービスなので知名度こそ低いですが、「月900円で最大5台補償」「スマホ以外にもゲーム機、イヤホン等が対象」「いつでも加入できる」「場合によっては中古でもOK」など他社にはない魅力がたくさんあります
迷ったらとりあえず「スマホの保険証」に加入しておけば間違いないでしょう(ただしライトプランは微妙なのでスタンダードプラン推奨)
以下、「スマホの保険証」の詳細情報です(下の表は横スクロール可)
プラン名 | スタンダードプラン | ライトプラン |
保険料 | 900円/月 | 550円/月 |
自己負担額 | 無料(年間100,000円まで補償) | 無料(年間50,000円まで補償) |
対象機種 | キャリア問わず全機種 (iPhoneもOK) | キャリア問わず全機種 (iPhoneもOK) |
補償台数 | 主端末1台 + 副端末4台 | 1台 |
補償回数の上限 | なし ※年間100,000円まで | なし ※年間100,000円まで |
公式サイト | スマホの保険証公式サイト | スマホの保険証公式サイト |
「スマホの保険証」の詳細については以下の記事にまとめてあります
モバイル保険
さくら少額短期ほけん株式会社が運営する「モバイル保険」もAndroidの補償に対応しています
モバイル保険のプランは非常にシンプル。月700円で3台まで補償できるプランのみが提供されています。
「スマホの保険証」のスタンダードプラン同様、年間10万円以下であれば自己負担0なのが嬉しいポイントです
追加費用なしで登録中の端末を変更できるのも魅力的。スマホを買い替えた際には、マイページから登録済みの端末を切り替えるだけで、新しい端末が補償対象になります
以下、「モバイル保険」の詳細情報です(下の表は横スクロール可)
サービス名 | モバイル保険 |
保険料 | 700円/月(非課税) |
自己負担額 | 無料(年間100,000円まで補償) |
対象機種 | キャリア問わず全機種 (国内販売品のみ。iPhoneもOK) |
補償台数 | 主端末1台 + 副端末2台 |
補償回数の上限 | なし ※年間100,000円まで |
公式サイト | モバイル保険公式サイト |
モバイル補償

「モバイル補償」は株式会社MRGの補償サービス。
シンプル、スタンダード、プレミアムの3プランの中から自分に合ったプランを選ぶことができます
特にシンプルプランは月440円と業界屈指のお手頃価格です(ただし補償回数の上限と補償台数に注意)
プラン名 | シンプルコース | スタンダードコース | プレミアムコース |
保険料 | 440円/月(税込) | 660円/月(税込) | 880円/月(税込) |
年間補償限度額 | 5万円 | 10万円 | 10万円 |
対象機種 | キャリア問わず全機種 (iPhoneもOK) | キャリア問わず全機種 (iPhoneもOK) | キャリア問わず全機種 (iPhoneもOK) |
補償台数 | 1台 | 1台 | 1台 |
補償回数の上限 | 年3回 | 年3回 | 無制限 |
iPhoneの端末補償7社(キャリア含む)を徹底比較!
月額料金で選ぶなら、、、
月額料金 | |
AppleCare+ AppleCare+盗難・紛失プラン | 480円~1,350/月 ※機種によって異なる |
スマホの保険証 | ライトプラン:550円(非課税) スタンダードプラン:900円(非課税) |
モバイル保険 | 700円(非課税) |
モバイル補償 | シンプルコース:440円(税込) スタンダードコース:660円(税込) プレミアムコース:880円(税込) |
ケータイ補償サービス (ドコモ) | 550~1,100円(税込) ※機種によって異なる |
故障紛失サポート (au) | 693~726円(税込) ※4G、5Gスマホの場合 |
あんしん保証パックプラス (ソフトバンク) | 715円(税込) |
月額料金だけ見ると大手3キャリアの補償も悪くないように思えます
しかし、キャリアの補償は「対象となるのは1台のみ」「補償回数の上限が厳しい」「対象端末が限られる」などデメリットが多く存在する点に注意してください
また、docomoとauは機種によって月額料金が異なります。特に最新機種は保険料が高くなりがちです
補償回数で選ぶなら、、、
補償回数 | |
AppleCare+ AppleCare+盗難・紛失プラン | 2年間で2回まで |
スマホの保険証 | 上限金額を超えない限り何度でも |
モバイル保険 | 上限金額を超えない限り何度でも |
モバイル補償 | シンプルコースとスタンダードコースは年3回 金額に上限あり |
ケータイ補償サービス(ドコモ) | 1年で2回まで |
故障紛失サポート(au) | 2年で2回まで |
あんしん保証パックプラス (ソフトバンク) | 前回の利用から6ヶ月間は保証サービスが受けられない |
補償回数で選ぶなら「スマホの保険証」か「モバイル保険」の2択です。
両者とも上限金額を超えない限り、回数無制限となっています
補償台数で選ぶなら、、、
補償台数 | |
AppleCare+ AppleCare+盗難・紛失プラン | 1台 |
スマホの保険証 | 最大5台(スタンダードプラン) |
モバイル保険 | 最大3台 |
モバイル補償 | 1台 |
ケータイ補償サービス(ドコモ) | 1台 |
故障紛失サポート(au) | 1台 |
あんしん保証パックプラス(ソフトバンク) | 1台 |
補償台数で選ぶなら「スマホの保険証」か「モバイル保険」の2択です。
この2社はスマホ以外の保証にも対応しているので、スマホを1台しか持っていない方にもおすすめです。
また、場合によっては家族の端末も補償対象となります
スマホ以外もイケる?
対象機種 | |
AppleCare+ AppleCare+盗難・紛失プラン | Apple製品のみ |
スマホの保険証 | スマホ、タブレット、パソコン、ゲーム機など 通信機器全般が対象 |
モバイル保険 | スマホ、タブレット、パソコン、ゲーム機など 通信機器全般が対象 |
モバイル補償 | スマホ、タブレット、携帯音楽プレーヤー、モバイルルーター ※スマートウォッチ、ゲーム機は対象外 |
ケータイ補償サービス (ドコモ) | ドコモのスマホ・ケータイのみ |
故障紛失サポート (au) | auのスマホ・ケータイのみ |
あんしん保証パックプラス (ソフトバンク) | ソフトバンクのスマホ・ケータイのみ |
「スマホの保険証」か「モバイル保険」の2社はWiFi・Bluetoothに繋がる機器なら基本的に保証対象となります
「モバイル補償」はスマホ以外にもタブレットや携帯音楽プレーヤー、モバイルルーターが対象ですが、スマートウォッチ、ゲーム機は対象外です
加入可能な期間は?
加入可能期間 | |
AppleCare+ AppleCare+盗難・紛失プラン | 購入後30日以内 |
スマホの保険証 | (壊れていなければ)いつでも |
モバイル保険 | 購入から1年以内 ※1年以上でもメーカーやキャリアの補償サービスに加入していて、 モバイル保険のサービスが受けられる状態にある場合には加入可能 |
モバイル補償 | 記載なし |
ケータイ補償サービス(ドコモ) | 購入後14日以内 |
故障紛失サポート(au) | 購入時のみ |
あんしん保証パックプラス(ソフトバンク) | 購入時のみ |
結論・まとめ
今回の内容をまとめると↓こんな感じです
- 大手3キャリアの補償サービスはメリットが少ない
- バッテリー交換ならAppleCare+がオススメ(ただし月額料金は高い)
- 保証台数と補償金額で選ぶなら「スマホの保険証のスタンダードプラン」が最強
- 月額料金と保証内容のバランスを重視するなら「モバイル保険」が最適
- 補償金額が少なくてもいいなら「モバイル補償のシンプルコース」が最安
以上、東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)でした!