【Insert等】不要なキーを無効化・機能停止する方法【押し間違い防止】
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回は特定のキーを無効化する方法について解説していきます
なお、本記事ではWindows11での操作方法を紹介していますが、Windows10以前のバージョンでも同様の手順で無効化できます
フリーソフト「KeySwap」を導入
特定のキーを無効化したり、キーの機能を入れ替えたりしたいなら「KeySwap for XP」というフリーソフトを導入しましょう
「KeySwap for XP」はキーの再配置を行えるソフトで、常駐しないのが魅力です。
自分でレジストリを書き換える必要がないため、安心して使用することができます
名前に「for XP」とついていますが、Windows XPのみならず。以下のOSで正常に動作します
- Windows 11
- Windows 10
- Windows 8
- Windows 7
- Windows Vista
- Windows XP
- Windows 2000
- Windows NT
「KeySwap for XP」は以下のリンクからダウンロード可能です
KeySwap for XPダウンロードリンク(Vector)
※「ダウンロードページへ」を押してもダウンロードページに移動しないことがありますが、何回かクリックすると移動できます
ZIPファイルがダウンロードされるので、右クリックで「すべて展開」を選択して展開(解凍)してください
KeySwapの設定
展開したフォルダの中に「KeySwap.exe」があると思います
これを右クリックして「管理者として実行」を選んでください
すると、以下のような設定画面が出てきます
ここにキーの変換ルールを入力していきます
「キー名」には無効化したいキー・機能を変換したいキーを、「変換キー名」には変更後の機能を入力していきます
例えば、「F2」を「F3」として使いたいなら、キー名に「F2」を、変換キー名に「F3」を入力すればOKです
無効化したい場合には、「変換キー名」を空白にしておいてください。「削除 無効化用 Delete」のボタンを押すと空白になります
変換ルールの編集が終わったら、上の「ファイルへ保存」をクリックしてください。保存名は全角15文字以内(半角30文字以内で指定できます)
保存したら、左上の「終了」ボタンをクリックしてください
「現在の設定を登録しますか」というメッセージが表示されるので「はい」を選択します
あとは、パソコン本体を再起動すれば変更が反映されるはずです
無効化したほうがいい(かもしれない)キー
最後に「使っていないなら無効化したほうがいいキー」を紹介しています
「押し間違えやすい」「使い道がほとんどない」「誤操作しやすい」といった理由から以下のキーを無効化しておく人が多いようです
- Insert:このキーを押すと文章を上書き入力するようになる
- CapsLock:このキーを有効化すると全てのアルファベットが大文字になる
- NumLock:オンにするとテンキー、オフにすると矢印キーとして動作するようになる
- Pause/Break:処理を中断させるためのキー。現在使われることはほとんどない
- 無変換:文字を押した後にこのキーを押すと、ひらがな→カタカナ→半角カナの順に変換される
特にInsertキーは、誤って使ってしまうと入力した文章が消える原因となるので、使わない人は無効化しておくようにしましょう