WindowsとMacのキーボード配列・機能の違い

ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回はWindowsとMacのキーボードを比較してみようと思います
WindowsにあってMacにないキー
WindowsにあってMacには存在しないキーは結構多いです
はっきり言って誰も使っていないようなキーもありますが、伝統ということで残っているのでしょうか
僕がパソコンを使い始めたころは、誤って「Insert」を押してしまい、意図せず文字を消してしまうことが多々ありました
| Windows (Windowsのマーク) | スタートメニューを開くとき等に使う |
| 半角/全角|漢字 | 直接入力(英数字など)と全角入力(ひらがななど)を切り替え |
| カタカナ/ひらがな| ローマ字 | かな入力とローマ字入力を切り替える Shiftと同時に押すとカタカナ入力になる ※日本語入力時 |
| Ctrl | コピペの時に大活躍するキー Macのcontrolとは機能が違う |
| Prt Sc (Print Screen) | 画面を撮影(スクリーンショット)する際に使う |
| Sys Rq | 元来、OSの機能をいつでも呼び出すために用意されたキー |
| Pause/Break | パソコン起動時にWindowsの起動画面が表示されない場合、画面を停止させる |
| Insert | カーソル位置の右側に文字を入力 (後ろに文字がある場合は上書きされる) |
| Delete | カーソルの右側にある文字を消去 |
| Scr Lk (Scroll Lock) | スクロール機能の有効/無効を切り替える |
| Back Space | カーソルの左側にある文字を消去 (Macのdeleteに相当) |
| Home | 入力中の文書の先頭行にカーソルを移動 |
| End | 入力中の文書の末尾行にカーソルを移動 |
| Pg Up (Page Up) | 上の一画面を表示 |
| Pg Dn (Page Down) | 下の一画面を表示 |
| Alt | 通常の動作と逆の機能を使う場合に用いられることが多い |
| 無変換 | 入力モードを全角や半角のカタカナ、数字に変換 ※日本語入力時 |
| 変換 | 入力したひらがなを変換する (スペースと同じような機能) |
MacにあってWindowsにないキー
MacにあってWindowsにないキーは少ないです。すっきりしていて個々のキー面積が広いというのは素晴らしいと思います
| Command (⌘) | WindowsのCtrlに相当することが多い |
| Option (⌥) | WindowsのAltに相当することが多い ⌥のマークは道を切り替えている様子を表す |
| かな | 日本語入力に切り替える |
| 英数 | 半角英数字の入力に切り替える |
| ⇧ (Shift) | WindowsのShiftと基本的に同じだが、⇧しか書かれていないこともある |
| ⇪ (Caps Lock) | WindowsのCaps Lockと基本的に同じだが、⇪しか書かれていないこともある |
| ⌫(delete) | WindowsのBack Spaceに相当 |
| Return | WindowsのEnterに相当 |
| 電源 | Windowsではキーから独立していることがほとんど |
機能が違うor紛らわしいキー
MacのDeleteとWindowsのDelete
Windowsの場合、文字を消去するキーとして「Delete」と「Back Space」の2種類が用意されています
- WindowsのDelete:カーソルの右側にある文字を消去
- Back Space:カーソルの左側にある文字を消去
一方、Macの場合、文字を消去するためのキーは「delete」1つのみ。しかも、紛らわしいことにWindowsの「Delete」と違って、カーソルの左側の文字を消すという仕様になっています
- WindowsのDelete:カーソルの右側にある文字を消去
- MacのDelete:カーソルの左側にある文字を消去(WindowsのBack Spaceと同じ)
名前が同じで機能が違うということで、乗り換えたばかりの人からすると困惑するかもしれませんが、WindowsでもMacでも「Enterのすぐ上を押せば左の文字が消える」と覚えておけばOKです
なお、Macで右側の文字を消したい場合には「fn」を押しながら「Delete」を押してください
WindowsのCtrlとMacのcontrol
WindowsのCtrlとMacのcontrolは機能が違うことが多いので注意が必要です
WindowsのCtrlはショートカットキーとしてよく使用されます
中でも使用頻度が高いのは、やはりコピペのショートカットキーではないでしょうか↓
- Ctrl + C:コピー
- Ctrl + P:ペースト
Macの場合、これらのショートカットキーとして「Command + C」、「Command + P」が割り当てらており、controlは使用しません
Macで「control + P」を使用すると「上の行にカーソルを移動する」になります












