【Windows11も対応】管理者権限ユーザーとは?切り替える方法も解説!
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回はWindowsの管理者権限について解説していこうと思います
管理者と標準ユーザーの違い
これはWindows11に限った話ではないですが、Windowsのアカウントには「管理者」と「標準ユーザー」の2種類が存在します
管理者には標準ユーザーよりも高い権限が付与されており、パソコンにかかわる重要な変更を実行できます
たとえば、新しいアプリをインストールしたり、不要なアプリをアンインストールしたり、といったことは管理者にしかできません
その他、セキュリティに関する設定の変更も管理者にしか許可されていないことが多いです
Windowsの設定を変更している際に、盾のアイコン(上の画像参照)を見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。あれが管理者にしか変更できない設定項目です
まとめるとこんな感じです↓
- 管理者:すべての項目を変更できる
- 標準ユーザー:セキュリティやインストールに関する一部の変更ができない
複数人でパソコンを共有する場合には、自分が使っているアプリを他人に消されないように、上手く管理者と標準ユーザーを使い分けるのがいいでしょう
管理者権限を切り替える方法
管理者権限を持つユーザーを変更する方法はいくつかあります↓
- Windowsの設定画面から変更
- コントロールパネルから変更
- コマンドプロンプトを使用して変更
本記事では設定画面を使う方法とコントロールパネルを使う方法の2種類を紹介していきます
なお、管理者権限を移したり付与したりできるのは「現時点で管理者に設定されているアカウント」だけなので注意してください
Windowsの設定画面から変更
一番簡単な方法が「Windowsの設定画面から変更する」という方法です
まずは、スタートボタン(Windowsのアイコン)をクリックして「設定」を開きます
続いて、設定の左側にある「アカウント」をクリックすると現在使用中のアカウントの詳細が表示されます
管理者としてログインしている場合には「管理者」と表示されているはずです(下の画像参照)
現在ログインしているアカウント以外のアカウントに管理者権限を移したい場合には、下のほうにある「家族とその他のユーザー」をクリックしてください
すると「他のユーザー」のところに作成済みのユーザーが表示されるので、管理者にしたいアカウントをクリックしてください
続いて「アカウントの種類の変更」をクリックします
あとは、標準ユーザーのところを管理者に切り替えて「OK」を押せば設定完了です
コントロールパネルを使って管理者を変更する方法
Windowsの管理者はコントロールパネルから設定することも可能となっています
まずは、スタートボタン(Windowsマーク)をクリックして、上のほうにある検索ボックス(”検索するには、ここに入力します”と書いてある部分)に「コントロールパネル」と入力します
「最も一致する検索結果」のところに「コントロール パネル アプリ」と表示されるので、ダブルクリックして開いてください
続いて「アカウントの種類の変更」をクリックします
すると現在パソコンに設定されているユーザーの一覧が表示されます
この中から管理者に設定したいアカウントを選んで「アカウントの種類の変更」をクリックしてください
あとは、標準ユーザーのところを管理者に切り替えて「OK」を押せば設定完了です