【東大生おすすめ】日本の歴史を学べる漫画と選び方のポイント
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。現役東大生の西片(@nskt_yagokoro)です
今回は日本の歴史が学べる漫画をいくつか紹介していきます
後半では歴史上有名な古典を学べる漫画も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください
日本史用マンガ選びのポイント
日本の歴史に関する漫画は種類が多く、特徴も各社さまざまです
そこで、日本史マンガを選ぶ際に重要になってくるポイント
買う目的は何?受験用なら要注意!
日本史の漫画といっても小中学生向けのものから大人でも楽しめるような高度な内容のものまで幅広く売られています
出版社のホームページやAmazon等の販売ページを見れば対象年齢がのっているので、目的に合った本はどれか吟味した上で買うようにしましょう
中には受験勉強のために歴史の漫画を買う人もいるかもしれません
そういう人は「内容の正確性」を重視して選ぶのがいいと思います
もちろん嘘が書いてある漫画はまずありませんが、最新の教科書の記述が反映されていない場合があるので、なるべく新しい本を買うのがいいかもしれません
例えば、ひと昔前の教科書には「日本最古の貨幣は和同開珎である」と書いてありましたが、今は「富本銭」と改められています。そういう箇所がきちんとアップデートされているか確認しておくといいかと思います
【近年の変更点】
- 日本最古の貨幣:和同開珎→富本銭
- 鎌倉幕府の成立年号:1192年→1185年
- 「大化の改新」の年号:645年→646年
- 「聖徳太子」の表記が「厩戸皇子(聖徳太子)」に
あと、大学受験の場合、入試で問われやすい分野とそうでない分野がはっきりしているので、そこもチェックしておくといいでしょう
例えば、東大や一ツ橋大といった難関国立大学の二次試験の場合、近代史・現代史がよく出題される傾向があります。これらの大学を目指すなら、近現代史が充実している書籍を選ぶのが賢明です
また、共通テスト(センター試験)では戦国時代の出題が比較的少ないことも知られています。戦国時代はストーリーとしては面白いですが、受験目的で使うなら戦国時代を重視する必要はないので注意してください
持ち運ぶ場合は大きさも
外出先に持っていく場合にはなるべく小型のものを選ぶのがいいでしょう
中には、通常版に加えてコンパクト版も売られている場合があります
おすすめの日本史が学べる漫画
集英社 学習まんが 日本の歴史
大手出版社の中でも最も受験を意識していると思われるのが「集英社」
全20巻のうち4割に当たる8巻分を、近現代史(明治維新以降)に費やしています。先述した通り、最近の受験日本史は近現代史を重視する傾向があるので、これに対応しているようです
もちろん他の時代の内容も充実しているので、受験目的で選ぶなら最有力候補に挙がってくるかと思います
丈夫で長持ちする「ハードカバー版」と持ち運びに便利な「コンパクト版」の両方が販売されている点も魅力的です
書名 | 集英社 学習まんが 日本の歴史 |
出版社 | 集英社 |
巻数 | 20巻 |
装丁 | ハードカバー / ソフトカバー |
大きさ | 23cm × 16cm(菊版) / 18.8cm × 13cm(四六版) |
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小学館 学習まんが 少年少女日本の歴史
もっとも老舗と言われるのが小学館の『学習まんが 少年少女日本の歴史』
「歴史漫画といえばこれ!」という人も多いかと思います
このシリーズの特徴は画風が変わらないこと。21巻まで同じ作家さんが絵を担当しているので、画風がコロコロ変わるということがありません
情報量はかなり多く、小中学生だけでなく受験生にも役立つ内容となっています
2018年には「平成の30年」(第22巻)が追加されて、現代史にも対応できるようになりました(平成生まれの僕としては歴史の本に平成が掲載されるのは複雑な心境です…)
書名 | 小学館 学習まんが 少年少女日本の歴史 |
出版社 | 小学館 |
巻数 | 22巻 + 別巻2冊 |
装丁 | ハードカバー |
大きさ | 23cm × 16cm(菊版) |
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学研まんが NEW日本の歴史
学習関連の書籍で有名な「学研」からも日本史の漫画が出ています
低年齢層を意識してなのか分量は他社と比較してかなり少なめ。全部で12巻となっています
「文字が大きい」&「フルカラー」なので、小さなお子さんでも飽きずに読めるかと思います
書名 | 学研まんが NEW日本の歴史 |
出版社 | 学研 |
巻数 | 12巻 + 別巻2冊 |
装丁 | ハードカバー |
大きさ | 23cm × 16cm(菊版) |
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角川まんが学習シリーズ 日本の歴史
KADOKAWAの日本史漫画は持ち運びやすいのが魅力。
大手出版社としては初めて「ソフトカバー+コンパクト版」という装丁で学習用漫画を出版したとのこと。収納場所にも困りません
巻数は本編の15巻と別巻4冊の全19冊構成。レベルとしては「難関中学~大学受験」くらいで少し難しめとなっています
書名 | 角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 |
出版社 | KADOKAWA |
巻数 | 15巻 + 別巻4冊 |
装丁 | ソフトカバー |
大きさ | 18.8cm × 13cm(四六版) |
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講談社 学習まんが 日本の歴史
講談社の「日本の歴史」は2020年7月発売とかなり新しめ。
イラストだけでなく資料写真が充実しているのが特徴。入試の資料(史料)問題にも対応できそうです
各時代ごとに別の監修者を立てている点もGoodポイント。その時代の専門家が監修しているので、最新の研究に基づいた情報が掲載されています
書名 | 講談社 学習まんが 日本の歴史 |
出版社 | 講談社 |
巻数 | 20巻 |
装丁 | ソフトカバー |
大きさ | 18.8cm × 13cm(四六版) |
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番外編:古典が学べる漫画
歴史ではありませんが、日本の古典文学が学べる漫画も多数存在します
古典の中には日本史と密接に関わっているものも多いので、歴史漫画と合わせて読むと面白いはずです
ここでは受験で使えそうなものをピックアップして紹介していきます
あさきゆめみし
少し古い漫画ですが、紫式部の『源氏物語』を漫画化した『あさきゆめみし』という書籍は受験業界でもかなり有名。
源氏物語を原作とする漫画はたくさんありますが、その中でも原作に忠実だと言われています
源氏物語は受験の古文で頻出の作品なので、難関大を目指すなら読んでおいて損はないでしょう
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更級日記・蜻蛉日記 NHKまんがで読む古典
受験で問われやすい日記作品といえば「更級日記」と「蜻蛉日記」ですよね
更級日記(さらしなにっき)は菅原孝標女の作品、蜻蛉日記(かげろうにっき)は藤原道綱母の作品です
日記を漫画にするというのは中々斬新ですが、『NHKまんがで読む古典』では一般人でも理解できるように簡潔にまとめられています
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