Fireタブレットの機種ごとの特徴・他社製品との比較
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回はAmazonが展開するタブレット端末「Fireタブレット」について解説していこうと思います
Fireタブレットとは?特徴を解説
この記事をお読みの方の中には「そもそもFireタブレットって何?」という方もいるかもしれませんので、Fireタブレットの概要について軽く説明しておこうと思います
Fireタブレットとは、ネットショッピングでお馴染みのAmazonが開発したタブレット端末です
最大の特徴はやはり「コスパの高さ」でしょう
機種によって価格に差はあるものの、どの端末も2万円以下で手に入るので、「出費は抑えたいけどスマホより大きなディスプレイでコンテンツを楽しみたい」という方にピッタリです(セール時には数千円で売っていることすらあります)
↓Fireシリーズ最安のFire 7
あと、Fireタブレットを語る上では「Fire OS」の存在も忘れてはいけません
スマホやタブレットを選ぶ際には「OS」が重要になってきます。OSというのは、電子機器を動かすための土台となるようなソフトウェアのことで、OSによって使えるアプリや操作性が大きく異なります
OSの中でも、iPhoneに搭載されている「iOS」やXperiaやGalaxyなどに搭載されている「Android」、パソコンに搭載されることの多い「Windows」が有名かと思います
日本で販売されているタブレットだと「iPad OS」「Android」「Windows」の3つが一般的ですが、Fireタブレットに搭載されているOSは独自の「Fire OS」というもの。
独自OSなのでアプリストアも独自のものが採用されており、iPadには「App Store」が、Androidタブレットには「Google Playストア」が入っているのに対し、Fireタブレットでは「Amazonアプリストア」でアプリをインストールすることになります
Amazonアプリストアはアプリ数が少ないので、物足りなく感じる方もいるかもしれません
しかしながら、YouTubeやNetflix、Zoom、Twitterといった主要アプリは大抵揃っているので、配信されているアプリ数の割には不便に感じないかと思います
また、Androidをベースとして作られているため、設定をいじればAndroidアプリを入れることもできます(設定によってはGogle Playストアも使えます)
シリーズ内での比較
Fireタブレットにはサイズ・性能の異なる6種類のモデルが存在します
それぞれの特徴は以下の通りです
価格(通常時) | 特徴 | |
Fire 7 | 5980円~ | ・7インチ ・圧倒的な安さ ・スペックは貧弱 ・唯一USB Type-Cではない |
Fire HD 8 | 9980円~ | ・8インチ ・RAM 2GB、内部ストレージは32/64GB |
Fire HD 8 Plus | 11980円~ | ・Fire HD 8よりRAMが強化されている(3GB) ・他はFire HD 10とほぼ一緒 |
Fire HD 10 | 15980円~ | ・10.1インチ ・RAM 3GB、内部ストレージは32/64GB |
Fire HD 10 Plus | 18980円~ | ・Fire HD 10よりRAMが強化されている(4GB) ・他はFire HD 10とほぼ一緒 |
Fire HD 10 エッセンシャルセット | 24980円~ | ・MicrosoftOfficeの1年版がついてくる ・他はFire HD 10とほぼ一緒 |
個人的にはFire HD 8とFire HD 10がオススメです。電車の中で電子書籍を読むなら8インチのFire HD 8が、自宅で映像を楽しむなら10.1インチのFire HD 10がちょうどいいと思います
タブレットのサイズについては以下の記事で詳しく解説しているので興味のある方はのぞいてみてください
Fire HD 7は価格がダントツで安いので魅力的に見えるかもしれませんが、RAM1GB・USB Type-C非対応なのは残念です。音質やバッテリー持ちもはっきり言って微妙…
Fire HD 8とFire HD 10にはRAMが強化されたPlus版が存在します。一般的にRAMが大きいほどサクサク動くので「少し高くてもストレスなく使いたい!」という方はPlus版を買いましょう
他社製タブレットとの比較
iPadとFireタブレットの比較
タブレットと言えばiPadが主流ですが、はっきり言ってiPadとで悩む必要はあんまりないかと思います
というのも、iPadとFireタブレットではターゲットとしている層が違いすぎるからです。「高性能で快適に使えるのがiPadで、とにかく安いのがFireタブレット」というように方向性が全く違います
特に、処理の重めなゲームを楽しんだり、イラストを描いたりする場合には、絶対にiPadを買うべきです
逆に、動画や電子書籍、ネットサーフィンを軽く楽しむ程度であれば、Fireタブレットでも十分かと思います
NEC LAVIEと比較
コスパ重視のタブレットとしてはNECが販売している「LAVIE」も人気です
機種や性能にもよりますが、安い機種(LAVIE T8など)なら2万円程度で買えます。ただし安いモデルは性能もそれなりって感じです
コスパという観点ではFireタブレットに見劣りしますが、LAVIEはAndroidを搭載しているので、普段からAndroidスマホに使いなれている人にはLAVIEのほうがオススメです
また、LAVIEにはGoogle Playストアが標準搭載されているので、使えるアプリの種類も豊富。
アプリにこだわるならNECの「LAVIE」を、コスパを重視するなら「Fireタブレット」を買うのがいいんじゃないでしょうか
なお、NECからはLAVIE T8以外にも様々なタブレットが販売されています。デジタイザーペンに対応した高性能機種など色んな製品があるので、興味のある方は公式サイトを参照してみてください
ペン対応のタブレットについては以下の記事にまとめてあります