【紙の節約】計算用紙の代わりになるタブレット・文房具
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回は計算用紙の代わりになりそうなアイテムをいくつか紹介していきます
※文章中に「紙の計算用紙」という不思議な言い回しが登場しますが、普通の計算用紙のことなので気にしないでください(スミマセン…)
計算用紙とタブレットの比較
計算用紙の代わりになるタブレット・文房具を紹介する前に、紙とタブレットのメリット・デメリットを解説しておきます
まず紙について。紙の計算用紙のメリットとしては、「試験時とほぼ同じ書き心地である」ことが挙げられます。用紙の種類ごとに違いはあれど、本番環境と大差なく書けるのが利点です
現在のところ、受験本番で紙の解答用紙を使わないところはないと思うので、普段から本番を意識して計算したい方は紙の計算用紙を使うのが最適です
ただし紙の計算用紙には「管理が面倒」「資源のムダ」「補充する必要がある」といったデメリットがあります
計算用紙に不満を感じている場合には、iPadのようなタブレット端末や電子ペーパー、電子メモパッドなどを使うのがオススメです
タブレットの中にも、富士通から販売されている「QUADERNO」のように目に優しい電子ペーパーを搭載した機種や、データ移行が簡単なAndroidOS・iPadOSを搭載機種など様々な製品があるので、自分に合ったタブレットがきっと見つかるはずです
ただし、タブレット端末も万能ではなく「高い」「ペン先が滑りやすい」「複数枚並べるのが困難」といった欠点も存在します
計算用紙の代わりになるタブレット・文房具
ここからは計算用紙の代わりになりそうなアイテムをいくつか紹介していきます
計算に使うとなると、ある程度広いスペースが必要になってくるので、筆記領域が約10インチ以上のものを掲載しました
タブレットのサイズ感について詳しく知りたい場合には以下の記事を参考にしてください
富士通 QUADERNO A4 (Gen.2)
製品名 | QUADERNO A4 (Gen.2) |
画面サイズ | 13.3インチ(A4) |
解像度 | 1650×2200 ドット |
内部ストレージ | 32GB ※システム領域含む |
外部ストレージ | 使用不可 |
PDFの書き込み | 可能 |
ファイル形式 | |
データ共有 | 専用アプリでスマホ、パソコンと連携可 |
ペン | 充電不要 ※前モデルは充電必須 |
フロントライト | あり |
インターフェース | USB Type-C |
重さ | 約368g |
QUADERNO(クアデルノ)はパソコンでお馴染みの富士通クライアントコンピューティングが展開する電子ペーパーブランド。7月に第二世代の新型モデル「QUADERNO A4 (Gen.2)」が発売されました。
先代と比べて線が滑らかに書けるようになったほか「ストレージ容量が倍増」「反応速度が改善」「スタイラスペンの充電が不要になった」等、あらゆる点でパワーアップしました。なお、スタイラスペンにはペンタブで有名なワコムの技術が使われています
A4サイズで大画面なのも特徴的で、サイズ感・描き心地ともに実際のノートに近い機種となっています
なお、画面サイズがA5の「QUADERNO A5 (Gen.2)」も販売されています
こちらはA4版よりも20,000円安いので「多少画面が小さくても安い方が良い!」という方にオススメです
Xiaomi Pad 5
高性能なAndroidタブレットがほしいなら、「Xiaomi Pad 5」あたりがいいんじゃないでしょうか
「Xiaomi Pad 5」は、中国のスマホメーカーXiaomiが開発したハイエンドタブレットで、Snapdragon 860を搭載いsた高性能なAndroidタブレットとなっています
手書きしたいなら4096段階の筆圧感知に対応した専用デジタイザーペンも売っているので、そちらを購入するのがいいと思います
製品名 | Xiaomi Pad 5 |
メーカー | Xiaomi |
発売日 | 2021年10月 |
ディスプレイサイズ 解像度 | 11インチ 2560×1600 |
本体サイズ・重量 | 254.69×6.85×166.25 mm 511g |
CPU | Snapdragon 860 |
メモリ | 6GB |
内部ストレージ SDカードの使用 | 128GB (SDカードによる拡張不可) |
OS | MIUI 12.5 for pad (Android 11ベース) |
詳細 | Xiaomi公式サイト |
クリーンノート Kaite2
少し変わったタブレットとして、文房具メーカーPlusの電子メモ「クリーンノート」があります
磁性シートを使った独自技術が用いられており、紙のように書けるのにも関わらず、消しカスが出ないのが特徴です(筆記の原理が面白いので、ぜひ公式サイトで確認してみてください)
専用のアプリを使えば、書いた内容をスキャンして保存することできます
ただし、いわゆる電子タブレットではないので、直接データを移行することはできません。
iPad Pro
少し高いですが、iPad Proも勉強に使えるタブレットです
「iPad Pro 12.9インチ」は数あるiPadシリーズで最大の12.9インチディスプレイを搭載。広々と計算したい人にオススメのタブレットとなっています
Apple純正のデジタイザーペン「Apple Pencil(第二世代)」は筆記性能が最高に良いので、計算用紙としてだけでなくイラスト用としても使えます
製品名 | iPad Pro 12.9インチ(第5世代) |
メーカー | Apple |
発売日 | 2021年5月 |
ディスプレイサイズ 解像度 | 12.9インチ 2160×1620 |
本体サイズ・重量 | 214.9×6.4×280.6 mm 682g |
CPU | Apple M1 |
メモリ | – |
内部ストレージ SDカードの使用 | 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB (SDカードによる拡張不可) |
OS | iPadOS 14 |
詳細 | Apple公式サイト |
「別売りのApple Pencil(約15000円)が高すぎる!」という場合には、純正以外のペンを買うのもアリです↓
受験前は紙を使おう
今回は計算用紙の代わりになりそうなガジェットをいくつか紹介しました。
先述した通り、タブレットやデジタルノートの類を使えば、紙の節約になりますし、データの管理も紙より簡単です
しかしながら、受験を間近に控えている学生はなるべく紙を使って勉強することをオススメします。というのも、タブレットと紙とでは書き心地に大きな違いがあるからです
受験本番では限られた時間の中で、如何に正確に問題を解けるかが問われます。
常にタブレット等を使って計算をしている人の場合、受験本番には突然紙を使って計算することになるので、書き心地の違いに戸惑うかと思います。
書き心地ごときで不合格になってられないので、受験前の数カ月くらいは紙の計算用紙で慣れておくのが賢明です
なお、志望校の解答用紙(に相当するもの)が手に入るなら、それを使って過去問を解くのもアリだと思います
例えば東大2次の数学の場合、解答用紙の形式は毎年ほぼ同じなので、前年の解答用紙がどんな感じだったか確認しておけば、本番焦らずに済むでしょう