【レンタルも可】マッスルスーツEveryの価格、評判・口コミ
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。現役東大生の西片(@nskt_yagokoro)です
今回は力仕事の際に便利な「マッスルスーツEvery」の概要と評判を紹介していこうと思います。
【最終更新:2021年8月12日 公開:2021年7月21日】
マッスルスーツとは?
「そもそもマッスルスーツって何?」って方のために軽く説明したいと思います
マッスルスーツとは「体に装着するだけで重いものを持ち上げるサポートをしてくれる補助具」のこと
「人工筋肉」「着る筋肉」「アシストスーツ」「ロボットスーツ」などとも呼ばれています。(サイバーダイン社「HAL」の類似品だと思っていいただければイメージしやすいかと思います)
体を痛めることなく、通常よりはるかに重いものを持ち上げられるようになることから、以下のような場面で使用されています
- 農作業
- 介護現場
- 建設業
- 商品の品出し
- 雪かき etc.
本記事で紹介する「マッスルスーツEvery」は数あるアシストスーツの中でも圧倒的人気を誇る製品で「マッスルスーツ界の風雲児」とも言える存在。
詳しくは後述しますが、マッスルスーツEveryは電動式のデバイスではないため、「充電ケーブル不要」&「水に濡れてもOK」という非常に扱い易い製品となっています
マッスルスーツEvery(エブリィ)公式サイトマッスルスーツEveryの価格・レンタル料金
従来のマッスルスーツは安くても数十万円、ものによっては数百万円を軽く超す価格で、一般家庭ではとても手が出せないような夢のアイテムでした
しかし、株式会社イノフィスから発売された「ある商品」によって状況が一変することになります
それこそが「マッスルスーツEvery」です
東京理科大学のベンチャー企業であるイノフィスは、Every発売以前にもマッスルスーツを販売していました
ですが、どの製品もかなりの高額で中々手を出せる価格ではありませんでした(↓参考価格)
- マッスルスーツ Power:¥900,000(税別)
- マッスルスーツ【タイトフィットタイプ】:¥700,000(税別)
- マッスルスーツ【ソフトフィットタイプ】:¥800,000(税別)
- マッスルスーツ Edge:¥498,000(税別)
一方、一般消費者向けに開発された「マッスルスーツEvery」は149,600円(税込)という現実的な価格設定となっています
約15万円を安いと見るか高いと見るかは人それぞれだと思いますが、今まで数十万円以上した製品を十数万円まで抑えたというのは相当な企業努力があったと窺えます
それでも「15万円もする物を買って使い勝手が悪かったらどうしよう…」と考える方も多いかと思います
そういう方には「Rentio」などのレンタルサービスがオススメ。購入前に格安で試せるので非常に便利です
Rentioなら最安7,980円でレンタルできるので、購入を検討している方は利用してみてはいかがでしょうか
INNOPHYS マッスルスーツ EVERY ソフトフィット Lサイズ レンタルページ
マッスルスーツEveryの性能・仕様
従来品より安いからといって使い物にならないなんてことはなく、重労働でもしっかりサポートするだけの性能が「マッスルスーツEvery」には備わっています
マッスルスーツのような補助具の性能は「kgf」という単位で記述される数値で表されます
「1kgf」というのは「1kgの物体に働く重力」という意味で、分かりやすく言えば「何kg軽くなるか」を表しています
そして、マッスルスーツEveryの補助力はいくらかというと驚異の「25.5kgf」です
つまりマッスルスーツEveryを使用すれば、10kgしか持ち上げられなかった人が35.5kgまで持ち上げられるようになるということ。
25.5kgって言ったら1リットルの水25.5本分ですからね。かなりのパワーアップと言えるのではないでしょうか
マッスルスーツEveryの詳しい仕様は以下のようになっています(表は横スクロール可能です)
製品名 | マッスルスーツEvery (ソフトフィット / タイトフィット) |
サイズ :適用身長(推奨) | S-Mサイズ:150cm~165cm M-Lサイズ:160cm~185cm |
本体重量 | 3.8㎏ ※カバー除く |
駆動源 | 圧縮空気 |
アクチュエータ | McKibben型人工筋肉 |
圧縮空気供給方法 | 手動式空気入れ |
補助力 | 25.5kgf(100Nm) |
使用環境温度 | -30℃~50℃ |
防塵・防水性能(保護等級) | IP56 |
本体寸法:高さ×幅×奥行 | S-Mサイズ:805mm/465mm/170mm M-Lサイズ:840mm/465mm/170mm |
メーカー保証期間 | 6ヶ月/購入後1ヶ月以内の製品登録にて1年に延長 |
マッスルスーツの動作の仕組み
先ほどチラッと言いましたが、マッスルスーツEveryの特徴として「電源なしで使える」ことが挙げられます
電力を使わずにどうやって補助するのか気になる方も多いかと思いますが、原理は意外と単純で「空気圧式の人工筋肉」を活用しています
マッスルスーツEveryにはゴム製のチューブが取り付けられています。これにポンプで空気を送って膨らませると、ちょうど筋肉のような形になります。
こうしてできたゴムチューブが人間の筋肉と同様に伸び縮みすることで重い物が持ち上げられるようになるわけです
ちなみにマッスルスーツEveryで使用されているの機構は「McKibben型人工筋肉」と呼ばれているらしいです(興味のある人は調べてみてください)
この「人工の筋肉」を装着することで「背中の後ろから誰かに引っ張られているような感覚」が得られ、重い物を持ち上げても軽く感じるという仕組みになっています
詳しい動作原理・使用方法は公式サイトをご確認ください
マッスルスーツEvery(エブリィ)公式サイトマッスルスーツEveryのメリット
「重い物が持ち上げられる」以外にマッスルスーツEveryの利点を2つ挙げるなら「従来品より安い」&「電源不要」だと思います
電源なしで動作することから次のようなメリットが生まれます
- 水に濡れても問題ない→屋外、水場でも使用可能
- 充電ケーブルをつなぐ必要がない→場所を選ばない
- 充電不要→いつでも使える
バッテリーなしで25kgfの補助力を実現しているのは画期的と言わざるを得ません。マッスルスーツEveryが売れまくっているのも頷けます
マッスルスーツの評判・口コミ
マッスルスーツの評判・口コミ(要約)は以下の通りです
- 今までのアシストスーツは庶民には手を出せないような強気の価格設定だったがマッスルスーツEveryは現実的な価格に抑えられている。
- CMで興味を持ったので購入してみました。着た瞬間「全身がパワーアップ!」って感じではないけど、中腰での作業が楽になるから農作業とかにオススメです。
- 従来品に比べれば安いのかもしれないけど15万円は高い…レンタルしてみて本当に必要か確かめてみるのがいいかも。
- 電源不要なのでどこでも使えるのが便利です。電気を使っていないので屋外での作業も問題ないです。
「今までのマッスルスーツと比べれば格安」「力仕事の負担が減る」「電源不要なのが意外と便利」といった口コミ・評判が多く見受けられました。
一方で「15万円は高い」という意見も目立ちました。
レンタルするのもアリ
ここまでマッスルスーツについて長々と解説してきましたが、実際の使用感は文章だけでは中々伝わらないと思います。
だからといって使い勝手の分からないものを15万円も出して買うのは不安ですよね。
そこでオススメしたいのが「家電・ガジェットレンタルサービス」
先述したとおり、マッスルスーツEveryは「Rentio」というサイトにてレンタルすることが可能です。レンタル料金は最安7980円と良心的な価格設定となっています(※記事執筆時点)
試しに使ってみて必要性を感じたら購入するのがいいのではないでしょうか
↓マッスルスーツEveryのレンタルページはこちら
INNOPHYS マッスルスーツ EVERY ソフトフィット Lサイズ レンタルページ
GS-ARMなど新商品も続々登場
ちなみにイノフィス公式サイトではマッスルスーツEvery以外にも様々な補助機器が販売されています
例えば2021年6月に発売開始された「GS-ARM」は腕や肩の負担を軽減してくれる優れものです
見ているだけでも面白いので、ぜひ公式サイトにアクセスしてみてください
マッスルスーツEvery(エブリィ)公式サイト以上、現役東大生の西片(@nskt_yagokoro)でした!