ローカルアカウントとは?Microsoftアカウントとの違いを解説!
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回はWindowsパソコンのアカウントについて解説していきます
ローカルアカウントとは?
ローカルアカウントというのは「そのパソコンでだけ使用できる固有のアカウント」のことを指します
ローカルアカウントは自分のパソコンでのみが使用されるアカウントのため、インターネットに接続していなくても作成・使用可能です
最近のWebサービスは複数の端末から同じアカウントに接続できるのが一般的ですが、Windowsのローカルアカウントはそのパソコンでしか使えません
こう聞くと「不便そう…」と感じる方もいるかもしれませんが、割と利点も多いです
例えば、アカウントの作成時にメールアドレスを新規作成する必要がないため、不要なメールアドレスを作らされる心配がありません
また、アカウントの情報がパソコン内にのみ保存されるのもメリットのひとつかと思います。「個人情報をMicrosoftに管理されたくない」という場合はローカルアカウントを使いましょう
あとは、他人とパソコンを共同で使う場合にもローカルアカウントのほうが扱いやすいかと思います
なお、古いパソコンではローカルアカウントしか使えない場合もあるため、「過去のパソコンと同じようにアカウントを管理したい」という方にもローカルアカウントがオススメです
Microsoftアカウントとは?
Microsoftアカウントは、その名の通りMicrosoft関連のサービスを管理するためのアカウントです
Windows8以降のパソコンではMicrosoftアカウントを使用しているユーザーが多いと思います
Windows11の場合、初期設定の途中でネット接続を切らない限り強制的にMicrosoftアカウントを作らされるので、大半のユーザーがMicrosoftアカウントを使用しているはずです
Microsoftアカウントでパソコンにログインすることで以下のサービス・機能を使用する際の利便性がupします
- Microsoft Office(WordやExcelなど)
- Outlook(メール)
- OneDrive(クラウドストレージ)
- Skype(ビデオ通話など)
- XBOX(ゲーム) など
簡単に言うと「Microsoftが自社サービスでユーザーを囲い込むためのシステム」がMicrosoftアカウントというわけです
先述した通り、Windows11では半強制的にMicrosoftアカウントを作成させようとしてきます。Microsoftとしては、どうしてもMicrosoftアカウントを作ってもらいたいようです
なお、各サービスを使うときだけMicrosoftアカウントを使用することも可能となっています
たとえば「パソコンのログイン時にはローカルアカウントを使用するけど、Officeを使う時だけMicrosoftアカウントを使用する」といったことも可能です
それぞれのメリット・デメリットまとめ
ローカルアカウントとMicrosoftアカウントのメリット・デメリットをまとめると、以下のようになります(下表は横スクロール可能です)
メリット | デメリット | |
ローカル | ・ネット接続なしで作成可能 ・データ漏洩のリスクが少ない ・古いWindowsパソコンと同じ使い勝手 | ・そのパソコンでしか使えない |
Microsoft | ・Microsoft系サービスが使いやすくなる ・複数のパソコンで共有可能 | ・作成時にネット接続や新規のメールアドレスが必要 ・アカウント情報をMicrosoftが管理 (データ漏洩のリスクあり) |
使用中のアカウントの種類は?
中には「パソコンのログイン時に使っているアカウントがローカルアカウントなのかMicrosoftアカウントなのか分からない!」という方もいるかもしれません
そういう場合には、以下の手順で確認してみてください
- スタートボタンをクリック
- 設定をクリック
- 「アカウント」を選択
- アカウント情報が表示されるので確認する