【最新・高性能】オススメの2in1ノートPC【タブレットに変形】
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回はオススメの2in1を紹介していこうと思います
【最終更新:2021年11月27日 公開:2021年11月27日】
2in1とは?どんな種類がある?
知ってる方も多いとは思いますが「2in1とは何か」について軽く解説します。
「もう知ってるよ!」という方は読み飛ばしてください
2in1というのは、「ノートパソコンとしても使えるしタブレットとしても使える端末」のことを指します
「手書きがしたいからタブレットが欲しいけどノートパソコンとタブレットの両方を買うのは金銭的にキツイ」「ノートパソコンもタブレットも持ち歩くのは重いから避けたい」といった方にオススメです
2in1は主に「コンバーチブル型」と「デタッチャブル型」の2種類に大別されます。
※デタッチャブル型は「セパレートタイプ」とも呼ばれます
コンバーチブル型
コンバーチブル型は、ディスプレイ部分とキーボード部分が分離しないタイプの2in1です。
普通のノートパソコンとの違いは「ディスプレイ部分の可動範囲が広い点」で、ディスプレイの部分を360度回転させることでタブレットみたいに使用できます(↑の画像参照)
モノによってはノートパソコン(約90度回転)とタブレットモード(360度回転)の中間にあたる「テントモード」が使える機種もあります。モバイルモニターみたいに使用できるので、ゲームや動画視聴に向いています
なお、コンバーチブル型は一般的にディスプレイを360度動かせますが、中には180度までしか回転しない機種も存在するので注意してください(2021年版のVAIO SX14など)
デタッチャブル型(セパレートタイプ)
一方の「デタッチャブル型」はディスプレイ部分とキーボード部分を完全に分離できるタイプの2in1です(↑こんな感じ)
コンバーチブル型でタブレットモードを使う場合にはキーボードが付いたままなので重たいですが、デタッチャブル型のはキーボードを切り離せるため、普通のタブレットとして持ち運ぶことができます
欠点としては、頻繁に装着・脱着することで壊れやすくなることが挙げられます。
あと、パソコンを動かすのに必要なCPUやらストレージやらが、全て上半分にのみ詰まっているので、コンバーチブル型に比べて性能が低いものが多いです
2in1の選び方
パソコンの性能や機能のことを「スペック」というのですが、パソコンの機種によってスペックは大きく異なります
自分の使い方に合ったスペックのものを選ぶようにしましょう。以下、スペックの判断基準です
CPU
まずチェックすべきなのが「CPU」です。パソコンの「頭脳」とも言える部分で、日本で売られているパソコンだと「インテル」社のCPUが一般的かと思います(インテル、入ってる♪)
インテルのCPUは名前ごとに性能が大きく異なります。おおよその目安は以下の通りです(左に行くほど高性能)
Core i9>Core i7>Core i5>Core i3>Pentium>Celeron>Atom
実際にショップで確認してみると「Core i7-6600K」みたいな感じで表記されています。後ろ側の4桁の数字「6600」の千の位「6」が世代(発売時期)を表しています
後ろ側の数字が5桁の場合には上2桁を見てください(Core i7-11700Kの場合、11が世代を表します
- 上1桁が8:2017年発売の第8世代(Coffee Lake)
- 上1桁が9:2018年発売の第9世代(Coffee Lake-Refresh)
- 上2桁が10:2020年発売の第10世代(Comet Lake-S)
- 上2桁が11:2021年発売の第11世代(Rocket Lake-S)
- 上2桁が12:2021年発売の第12世代(Alder Lake)
インテル社はこれ以外にもCPUを作ってますし、他の企業も様々なCPUを製造しています。
もっと細かく知りたい場合には「CPU 性能 比較」とかで検索してみてください
メモリ
サクサク動くパソコンがほしいなら「メモリ」が大きいものを選びましょう
メモリとは主記憶装置とも呼ばれていて、作業机に例えられることが多いです。
机が大きいほどノートを広げたり辞書を置いたりできるので、勉強の効率が上がりますよね?それと同じでメモリが大きいほど、パソコンは作業がしやすくなるわけです
軽くネットサーフィンを楽しむ程度なら4GBで十分ですが、Excelなどを快適に使うなら最低8GBは欲しいところです
ただしメモリが大きくてもCPU(頭脳)が貧弱だと意味がないので注意してください
ストレージ
ストレージはデータを保存するための装置で、容量が大きいほどファイルやら写真・動画やらがたくさん保存できます
ネットサーフィンしかしないとか、軽くライティングするだけなら64GBでも十分です
しかし、ExcelとかPowerPointとかをバリバリ使うという場合には、最低でも128GB、できれば256GBは欲しいところです
オススメの2in1ノートパソコン
HP Spectre x360 14-ea
まず紹介するのがアメリカのパソコンメーカー・HPの「Spectre x360」
こちらの製品はコンバーチブル型の2in1ノートパソコンで、ディスプレイを360°回転させることでタブレットとして使用できます。ペンが同梱されているのも嬉しいポイントです
CPUはCore i5とCore i7のどちらかを選ぶことができます。メモリは最大16GBです
全体的に完成度の高い製品で、欠点を挙げるとすれば、重量が約1.36kgで持ち運ぶにはやや重いことくらいでしょうか
機種名 | Spectre x360 |
タイプ | コンバーチブル型 ディスプレイ開閉角度:360° |
バッテリー容量 | 66Wh |
動作時間 (標準バッテリー使用時最大) | 1920×1280ディスプレイ:約15時間 3000×2000ディスプレイ:約10.5時間 |
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) | 298 ×220 ×17mm |
画面サイズ | 13.5インチ |
重量 | 約1.36kg |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB |
メモリ | 8GB/16GB |
CPU | Core i7/Core i5/Core i3 |
インターフェイス | microCDカードリーダー USB Type-A:1つ USB Type-C:2つ |
タッチ操作・ペン対応 | 〇 |
詳細 | hp公式サイト |
詳細は公式サイトをご覧ください
Surface Pro 8
デタッチャブル型の2in1が欲しいなら、Microsoftの「Surface Pro 8」がオススメ
デタッチャブル型は低スペックな製品が多いのですが、Surface Pro 8は高性能CPU・Core i7が選択可能です
キーボードを装着してノートPCとして使ったり、ペンと連携させて学習用のタブレットとして使ったり、キックスタンドで自立させてモニターとして使ったり、、、と様々な利用方法が考えられます
ノートパソコンとしては珍しい「10MP 4K」のリアカメラを搭載しているのも魅力的です
機種名 | Surface Pro 8 |
タイプ | デタッチャブル型 |
動作時間 (標準バッテリー使用時最大) | 通常のデバイス使用方法で最大 16 時間 |
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) | 287 ×208 ×9.3mm |
画面サイズ | 13インチ |
重量 | 891g |
ストレージ | 512GB/1TB |
メモリ | 8GB/16GB/32GB |
CPU | Core i7/Core i5 |
インターフェイス | USB Type-C:2つ |
タッチ操作・ペン対応 | 〇 |
VAIO SX14
「VAIO SX14」も2in1ノートパソコンとして使えます
VAIOとはSONYのPC部門が独立してできた会社で、高品質の日本製ノートPCを展開しています
中でも「VAIO SX14」は軽くて高性能なのが特徴で、最小構成での重量は約999gと驚異的な軽さを実現。
軽量ながらも53Whの大容量バッテリーを搭載しており、CPU/ストレージ/メモリは自分の好きなようにカスタマイズできます
ペン対応モデルが選べるのでノート代わりに使えるのもGoodです。ただし、ディスプレイ部分は180度しか動かせないという点には注意してください(つまり占有するスペースが広め)
大学生なら期間限定の学割キャンペーンでお得に買えることがあるので、そちらを利用するのもいいでしょう
※古いVAIO SX14は2in1として使えません。2021年10月発売のモデルをご購入ください
機種名 | VAIO SX14(第4世代) |
タイプ | コンバーチブル型 ディスプレイ開閉角度:180° |
バッテリー容量 | 53Wh |
連続使用可能時間 | フルHD:約28~30時間 フルHDタッチ:約22時間 4K:17時間 (いずれもJEITA2.0) |
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) | 約320.4 ×222.9 ×13.3~17.9mm |
画面サイズ | 14.0インチ(16:9) |
重量 | 約999g(最小) |
ストレージ | 128GB~2TB ※公式ストアでカスタマイズ可能 |
メモリ | 32GB/16GB/8GB ※公式ストアでカスタマイズ可能 |
CPU | Core i7/Core i5/Core i3/Celeron ※公式ストアでカスタマイズ可能 |
インターフェイス | USB Type-C:2つ USB Type-A:2つ(USB3.0) HDMI:1つ ステレオミニ端子:1つ |
タッチ操作・ペン対応 | ○ ※タッチパネルモデルのみ |
指紋認証 | ○(電源ボタン一体型) |
顔認証 | 〇 |
カラー | ファインブラック ブライトシルバー アーバンブロンズ ファインホワイト |
詳細 | VAIO公式サイト |
VAIO公式サイトで詳細を確認する(購入も公式サイトがオススメ)
VAIO A12
少し古い機種ですが「VAIO A12」もオススメです
VAIO SX14がコンバーチブル型だったのに対し、VAIO A12はデタッチャブル型なので、タブレット単体で使用できます
専用のデジタイザースタイラス(ペン)は、ペンタブで有名なワコム製で4096段階の筆圧検知に対応。イラスト用としても十分な性能を備えています
機種名 | VAIO A12 |
タイプ | デタッチャブル型 |
動作時間 (標準バッテリー使用時最大) | タブレット使用時:約 7.7~8.5時間 キーボードユニット接続時:約 14.4~15時間 |
画面サイズ | 12.5インチ |
重量 | 約1.099kg~ |
ストレージ | 128GB~2TB ※公式ストアでカスタマイズ可能 |
メモリ | 8GB/16GB/32GB ※公式ストアでカスタマイズ可能 |
CPU | Core i7/Core i5/Core i3/Celeron ※公式ストアでカスタマイズ可能 |
インターフェイス | USB Type-C:1つ USB Type-A:3つ HDMI:1つ VGA:1つ LAN:1つ SDカードスロット:1つ ヘッドホン端子:1つ |
タッチ操作・ペン対応 | 〇 |
詳細 | VAIO公式サイト |
そのほかのVAIOについては以下の記事を参考にしてください