
- 東大(工学系)に所属している学生
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ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回はスマホの電波(アンテナ)の表示が「H」となる理由と対処法を紹介していきます
スマホをネットに接続していると、右上のほうにWiFiのマークや「LTE」といった文字が表示されますよね
山奥のような電波の入りにくい場所に移動すると、ここの表示が「H」に切り替わることがあります。
都心部に住んでいるとほとんど見かけないかと思いますが、田舎に行くと結構「H」になることも多いはずです
この「H」は「FOMAハイスピード」という電波の種類を表しています。「High Speed」の頭文字なわけですね
スマホの電波は、基本的に「新しい規格の電波」に接続されるようになっています
現在、日本国内では以下の4種類の電波表示が見られるはずです(下にいくほど新しい規格)
つまり、LTEがつながらない場所に移動すると、次に新しい(速い)規格である「3Gハイスピード」に自動で切り替わるわけです
先述した通り、基本的にスマホは新しい通信規格の電波を優先して接続するようになっています
そのため、「H」の表示を「LTE」や「5G」等に戻したい場合には電波のつながりやすい場所に移動すればOKです
都市部に移動すれば自動的に「FOMAハイスピード」よりも”良い”電波に自動的に切り替わります
もし、都市部で「H」が表示される場合には、以下の方法のいずれかで改善されるか試してみてください
スマホでWiFiを使っている時、ステータスバー(スマホ上部のアイコンが並んでいる部分)にWiFiのアイコンが表示されます
その横に小さく4, 5, 6といった数字が表示されているのを見たことある方もいるかもしれません
あれは「WiFiのバージョン」を示しています
Android11やAndroid12を搭載した端末の場合、使用中のWiFiのバージョンがひと目で分かるように、左下に小さく数字が表示される仕様となっています
普段使っている分には気にならないかもしれませんが、一言でWiFiと言っても様々な種類があります
移動通信システムが4G、5Gのように異なる名前で呼ばれているようにWiFiにも通信規格に応じて番号が割り振られているわけです。2021年時点では「WiFi6」が最も新しいWiFiの規格となっています
基本的に番号が大きいほど、通信速度や同時接続台数、通信の安定性などが優秀です。