Windows11も対応!PCでQRコードを読み取る&作成する方法
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回はWindowsパソコンでQRコードを読み取ったり作成したりする方法を紹介していきます
Windows11ユーザー向けに解説したものですが、Windows10以前のバージョンでもほぼ同じ手順で操作できるはずです
↓Windowsユーザーが使うべき便利な周辺機器
↓Windowsパソコンの動作を軽くする・高速化する設定方法
必要なもの
WindowsでQRコードを読み取りたい場合、状況としては以下の3つが考えられます
- 紙などに印刷されたQRコードや外部デバイス上のQRコードを読み取る
- パソコン本体に保存された写真上のQRコードを読み取る
- Webサイトなど画面上のQRコードを読み取る
②や③のようにパソコン上にQRコードを表示させられる場合には特に準備するものがありません
一方、紙に印刷されたQRコードを読み取りたい場合や、スマホやタブレットなどの外部デバイスに表示されたQRコードを読み取りたい場合には、当然ながらカメラが必要になってきます
もしお使いのパソコンにWebカメラがついていない場合、外付けのWebカメラを取り付ける必要があるので注意してください(Webカメラであれば特に性能は問いません)
カメラを使用してQRコードを読み取る方法
パソコン内蔵のカメラや外付けしたカメラを使用してQRコードを読み取る場合、基本的にはアプリを導入する必要があります
数あるQRコード読み取りアプリの中でも「バーコード マネージャー for Windows (開発元:Blueyacht Software)」がオススメ。
機能が豊富ですし、最新のWindows11にもWindows10以前のOSにも対応しています。もちろん日本語完全対応です
なお、「”バーコード”マネージャー」という名前ですが、バーコードだけでなくQRコード(二次元コード)の読み取りにも対応しているのでご安心を。
「バーコード マネージャー for Windows」は以下の手順でMicrosoftの公式ストアからダウンロードできます
- 画面下のWindowsマーク(窓のアイコン)をクリックする
- 「Microsoft Store」をクリック
- 上の方にある「アプリ、ゲーム、映画などを検索する」をクリックし「バーコード マネージャー for Windows」と入力する
- アプリを見つけたらクリック
- 「入手」をクリック
しばらく待つとダウンロードが完了します。
※以下のリンクからダウンロードすることもできます
https://www.microsoft.com/store/apps/9N9PZSP6WC3K
ダウンロードした「バーコード マネージャー for Windows」を開きたいときには、スタートボタン(Windowsマーク)をクリックし、すべてのアプリの中から「バーコード マネージャー for Windows」を探してください↑
アプリを開くと以下のような画面が表示されます
QRコードをカメラで読み取る場合には「カメラを起動」をクリックしてください。「カメラを起動」ボタンが表示されていないときは、右下のカメラマークをクリックすればボタンが出現するはずです
カメラ機能をはじめて使う場合には「許可が必要です」といった文言が出てくるかと思います。
この場合、「プライバシー設定」を選ぶとWindowsの設定画面に移動するので「アプリにカメラへのアクセスを許可する」でバーコード マネージャー for Windowsのカメラアクセスをオンに切り替えてください
これでカメラが使えるようになりました。
あとは「バーコード マネージャー for Windows」でカメラを起動させて、カメラのほうにQRコードを向ければ読み取れるはずです
↓Windowsユーザーが使うべき便利な周辺機器
ページ上のQRコードを読み取る方法
ページ上のQRコードを読み取りたい場合にも、無料アプリ「バーコード マネージャー for Windows」が便利です
まずは先述した方法で「バーコード マネージャー for Windows」をダウンロードしておいてください
ダウンロードを終えたら「バーコード マネージャー for Windows」を起動させて、左下にある「□に+がついたアイコン」をクリック。
画面全体が薄暗くなるので、範囲を指定してスクリーンショットを撮るときと同じように、ドラッグしてQRコードが表示されている部分を囲んでください
↓サンプルQRコード(本ブログのURLです)
すると「クリップボードから画像を読み込みますか?」という表示が出てくるので「OK」を選んでください
これで画面上のQRコードが読み込まれたはずです
写真内のQRコードを読み取る方法
無料アプリ「バーコード マネージャー for Windows」では写真内のQRコードも読み取れます
手順は以下の通りです
- 先述の方法で「バーコード マネージャー for Windows」をダウンロードして開く
- 下にある写真のアイコンをクリックする
- 「ファイルを開く」をクリックする
- 読み取りたいQRコードを含む画像を選ぶ
これで画像内のQRコードが読み込まれたはずです↓
画像内にQRコードが複数ある場合には、あらかじめトリミングしておくと上手くいくかと思います
履歴も見れる
履歴を見たい場合には、カメラアイコンの右にある三重線のアイコンをクリックしてください
これまでに読み取ったQRコードの内容が表示されるはずです
履歴の一覧からは、過去に読み取ったQRコード・バーコードを検索したり、コードの種類ごとに絞ったりといったことができるようになっています
もちろん履歴を削除することも可能です
QRコードやバーコードを作成することも
このアプリを使えばQRコードやバーコードを作成することだって可能です
使い方は簡単。上のほうにある「バーコードの作成」を選び、作成したいコード(QRコードかバーコード)の種類を選択後、データを入力するだけ。
「自分のWebサイトをQRコードに変換して印刷する」といった使い道が考えられます
なお、QRコードを作成する場合にはオプションとして「誤り訂正レベル」や「マスクパターン」も設定できるようになっています
↓Windowsパソコンの動作を軽くする・高速化する設定方法