【ソフトなしも】Windowsで動画から音声を取り出して保存する方法
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回はWindowsで動画ファイルから音声のみを取り出す方法を紹介していきます
Windows11ユーザー向けに解説したものですが、Windows10以前のバージョンでもほぼ同じ方法を保存先を変更できます
↓Windowsパソコンの動作を軽くする・高速化する設定方法
動画の形式はMP4が一般的
動画から音声のみを抽出しておくにあたっては動画のファイル形式をチェックしておく必要があります
動画ファイルの中でも最も多く使われているのが「MP4」と呼ばれるファイル形式。
MP4はAppleが開発した動画ファイル形式で、WindowsやMac、iPhone、Androidといった様々なプラットフォームで再生できます
他にもMicrosoftが開発した「AVI」やGoogleが開発した「WebM」、Adobeが開発した「FLV」などの動画ファイル形式が存在します
これらのファイル形式は映像ファイルと音声ファイルをひとまとめにしてできたものです。そのため、音声ファイルのみを取り出して音楽プレーヤーで聴くことが可能となっています
「自分の持っている動画がどのファイル形式か分からない!」という場合には、以下の手順で確認してみてください
- ファイルを選択する
- 右クリックする
- 「プロパティ」をクリックする
- 「ファイルの種類」からファイル形式を確認する
本記事では最も一般的なMP4を変換することを想定して解説していきますが、他のファイル形式でも操作方法に大差はないと思います
ソフトなしで変換する方法
はじめに、ソフトなしで動画を音声に変換する方法を紹介します
やり方は簡単。動画ファイルの拡張子を「mp3」に変換するだけです。
パソコンの操作に慣れた人にとっては説明不要かと思いますが、分からない人のためになるべく詳しく解説していきます
なお、この方法ではファイルの変換に失敗することがあるので、いったん動画ファイルをコピーして、コピー後のファイルから音声を抜き出すようにします
まずは、動画ファイル(MP4)が入っているフォルダを開いてください
音声を抽出したい動画ファイルを見つけたら、そのファイルをクリックして選択し、キーボードの「Ctrl」と「C」を同時に押してコピーします
続いて、キーボードの「Ctrl」と「V」を同時に押してください。新しくコピーされた動画ファイルが出現したはずです
例えば「video.mp4」というファイルをコピーした場合、「video – コピー.mp4」というファイルが作られます
コピーが完了したら、コピー後のファイルの末尾にある「.mp4」の部分を「.mp3」に書き換えていきましょう
Windows11の場合、ファイルを選択した状態で右クリックすると「その他のオプションを表示」というボタンが出てくるのでクリック。
下のほうに「名前の変更」が出てくるのでクリックしてください。あとはファイル名の「.mp4」の部分を「.mp3」に書き換えるだけでOKです
ちなみに「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくない可能性があります。変更しますか」という警告文が表示されますが、気にせずに「はい」を選んでください
もし、ファイル名の末尾に「.mp4」がない場合には、フォルダの上にある「表示」をクリックしてください。
再び「表示」をクリックすると「ファイル名拡張子」というボタンが出てくるのでクリックすると拡張子(.mp4)が表示されます
拡張子を変更したら、試しに変更後のファイルをダブルクリックしてみてください
動画再生用のアプリではなく音楽プレーヤー(Groove ミュージックなど)が開き、音楽のみが再生されるはずです
ただし、この方法ではファイルの変換が上手くできずにファイルが破損することがあります
また、ファイルサイズが元の動画ファイルと同じなので、容量の節約にはなりません
映像の部分を完全に消去して容量を減らしたい場合には、専用の変換ソフトを導入する必要があります
専用ソフトを使うと安心
音声データだけを取り出してファイルサイズ(データ量)を減らしたいという場合には、専用のソフトを使うといいでしょう
ソースネクストの公式サイトで販売されている「B’s 動画レコーダー」などの専用ソフトを使えば、webサイトで再生中の動画や録画した動画から音声だけを取り出すことも可能です
B’s 動画レコーダーの購入は以下のリンクから
↓Windowsパソコンの動作を軽くする・高速化する設定方法