【Google検索代替】オススメの検索エンジン
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回は、↓のような方々にオススメの検索エンジンを紹介していこうと思います
- Googleの検索結果に不満がある
- Googleの検索結果はそのままでいいけど、プライバシーは気になる
現状とGoogle検索のデメリット
先日の記事(↑)でも書いたとおり、現在ほとんどの国でGoogleが検索エンジンのシェアトップの座に君臨しています
日本の場合、2020年5月〜2021年6月の期間におけるGoogle検索のシェアは75.99%と圧倒的。(参考:statcounter)
しかし現代人にとって「情報の窓口」とも言える検索エンジンが1つの企業に独占されているというのは非常に危険です
独占的な地位を濫用して、Googleに不都合なページを検索結果を表示させなくする可能性があります(ちなみにこのブログはGoogle検索からのアクセスが大半を占めるので、Googleに生命線を握られている状況です…)
あとGoogle検索は、勝手にWebサイトのタイトルを変えたり、大手メディアのWebページをあからさまに優遇したりするので、品質も「最高」とは言えません
その他「広告が多すぎる」「プライバシーへの配慮が足りていない」なども大きな問題と言えるでしょう
おそらくこの記事にたどり着いた皆さんは、なんらかの理由で「Google以外の検索エンジンを使いたい」と考えているかと思います。
そんな皆さんのために、Googleの代わりに使えそうな検索エンジンをいくつか紹介していきます
インデックスが品質を決める
オススメの検索エンジンを紹介する前に、検索エンジンの仕組みについてザっと解説します
皆さん知っての通り、検索エンジンというのは「入力されたキーワードに関連したwebページを一覧表示させる」というものです
世界中には星の数ほどのwebページが存在するので、検索ボタンを押してから関連するページをひとつひとつ探していては時間がかかってしまいます
そこで、世界中のwebページをデータベースとして保存・分類しておき、検索ボタンが押されたら、分類しておいた内容をもとに検索結果を表示させる、という方式をとっています
この「Webページをデータベース化する作業」のことを、インデックス登録などといいます
インデックスは目次という意味なので、インデックス登録は「目次を作る作業」というわけです
理解できない場合には、百科事典に例えると分かりやすいかもしれません。ある単語について調べたいとき、目次を見れば「どのページに書いてあるか」が瞬時に分かりますよね?
検索エンジンも同じで「どのWebページに書いてあるか」を目次(インデックス)として登録しておくことで、検索結果を表示するまでの時間を短縮しているわけです
もうお気づきの方もいるかもしれませんが、インデックスが検索エンジンの肝ともいえる存在で、インデックスが検索結果を左右するといっても過言ではありません
Googleの検索結果に不満がある人にオススメ
前置きが長くなりましたが、おすすめの検索エンジン紹介に移りましょう
まずは「Google検索の質が悪すぎる!」という方にオススメの検索エンジンを紹介していきます
先ほど紹介したように、インデックスが検索エンジンの質に大きく影響しているので、Googleの検索結果に不満のある方は、Googleとは別のインデックスを使用している検索エンジンを使うのが賢明です
Bing
Bing(ビング)は言わずと知れた大手IT企業・Microsoftが提供する検索エンジン。
Windowsに標準搭載されているブラウザ・Microsoft Edgeではデフォルトの検索エンジンとして採用されているため、日本でも知らず知らずのうちに使っているという方は多いと思います
Googleのインデックスではなく独自のインデックスを採用しているので、Googleの検索結果に不満がある人にオススメです
Bing公式サイト:https://www.bing.com
DuckDuckGo
プライバシー重視の検索エンジンといえば「DuckDuckGo(ダックダックゴー)」
検索データを自社の広告事業に役立てているGoogleとは異なり、ユーザーの行動を追跡しないことを第一に掲げているため「検索データが記録されるのは気持ち悪い」と感じる方にオススメです。もちろん検索した内容がターゲティング広告に反映されることもありません
また、他の検索エンジンや主要Webサイトでの検索結果を表示してくれる「!bang」という便利機能も搭載。例えば「!w DuckDuckGo」と検索すれば、Wikipedia内のDuckDuckGoのページが開きます。
テーマを切り替えることで、検索結果の背景色を変えることも可能です。
DuckDuckGo公式サイト:https://duckduckgo.com
Brave
つい先日、プライバシー重視のブラウザ・Brave(ブレイブ)も検索エンジン(β版)の提供を始めました。その名も「Brave Search」です(そのまんまですね)
Brave Searchの特徴は、ブラウザ同様プライバシー重視であること。「DuckDuckGoと被っちゃってない?」と思う方も多いかと思いますが、DuckDuckGoが他社(Googleではない)のインデックスを総合的に判断して検索結果を表示しているのに対し、Braveは自社製のインデックスのみを使用することで透明性を主張しています
現在は開発途上ということで機能は少ないですが、今後に期待したいと思います
Brave Search公式サイト:https://search.brave.com
「検索結果に不満はないがプライバシーが心配」という方向け
中には、検索結果自体には不満はないけど、他の理由から乗り換えを検討している方も多いと思います
そういう方は、Googleのインデックスを使っている検索エンジンを使用するのがいいでしょう
国内だと「Yahoo!検索」が有名です(Googleと検索結果を見比べれば同じインデックスを使用していることが分かります)
「検索結果はGoogleとほぼ一緒だけど、プライバシーは保護できる」っていう検索エンジンも存在していて、その代表格が「Startpage.com」です
Startpage.comなら、Googleの検索品質はそのままで、あなたの個人情報を守ることができます
特定のWebサイトを検索結果から排除する方法
ここまではGoogle以外の検索エンジンを紹介しましたが「検索エンジンをさらに快適にするツール」も存在します
その代表格が「uBlacklist」です
検索エンジンを使用していると、中身のない記事を量産しているサイトが上位表示されることがありますよね
こうした質の悪いサイトを検索結果から除外できるブラウザ拡張機能が「uBlacklist」です
検索結果の画面に出てくる「このサイトをブロックする」をクリックすれば、検索結果の一覧にそのサイトが表示されることはなくなるはずです
ちなみにGoogle以外の検索エンジン(BingやDuckDuckGoなど)でも使用可能となっています
使い方は↓の記事を参考にしてください