【高校生向け】現役東大生がZ会と進研ゼミを徹底比較【どっちがオススメ?】
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。現役東大生の西片(@nskt_yagokoro)です
本記事では、塾なしで東大に現役合格した僕が、通信教育のツートップ「Z会」「進研ゼミ」を徹底比較していきます
けっこう長い記事ですので、時間のない方は文章後半の「結局どっちがいい?併用もアリ?」まで読み飛ばしてください
【このブログの筆者について】塾に通うことなく、田舎の定員割れ公立高校から東大(理系)に現役合格。受験時代の経験を生かして勉強関連の記事を書いています
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Z会と進研ゼミの内容・難易度
Z会の進研ゼミも「教材で学ぶ」→「添削問題を解いて提出」→「添削内容を見て復習」→「教材で学ぶ」、、、といった一連の流れに違いはありません
しかしながら、教材の内容・難易度には大きな違いがあります
進研ゼミ | Z会 |
・基礎固めを重視。 ・解説が丁寧。 ・勉強が苦手な人でもOK。 ・初級者~中級者向けだが、 難関大志望者向けの教材もあり。 | ・難関大志望者向け。 ・解説は難しめ。 ・問題の難易度は高め。 ・基礎ができていないと、 挫折する可能性大。 |
進研ゼミの内容・難易度
「進研ゼミ」は基礎力を固めることに主眼を置いていて、共通テストで出題されるような比較的簡単な問題を主に取り扱っています
解説の内容も初心者・中級者向けって感じです。一から丁寧に解説してくれるので、苦手な教科でもつまずくことなく取り組めると思います
中堅大学以下を目指している方や、学校の定期試験で得点UPを目指している方にオススメです
ただし、難関大学を目指す人のために「最難関大突破プラン(高2)」や「東大京大合格プラン(高3)」などの応用プランも設けられているので、難関大志望者はそちらを受講するのがいいでしょう
Z会の内容・難易度
一方のZ会は、全体的に問題の難易度が高めです。解説も基礎が出来ていない人には理解しにくい高度な内容となっています
僕はZ会の東大コースを受講していたのですが、現役合格した僕でさえも当時はかなり苦戦していました。それくらい解きごたえのある難問が揃っています
「学校の授業が簡単すぎて困っている」とか「難関大を狙えるくらいの応用力を身につけたい」というレベルの高い学生にオススメです
逆に、基礎がしっかり身についていない人がZ会を受講してしまうと、難しすぎて混乱する可能性があります。実際、Z会を受講して挫折した・自信を失ったという話は結構耳にします
ただし、ここらへんの感覚は実際の教材を見てみないと分からないと思います。資料請求をすれば教材の見本を見ることができるので、ぜひ申し込んでみてください(進研ゼミもZ会も無料です↓)
コース・学習スタイルの比較
進研ゼミとZ会とでは受講可能なコースや学習スタイルにも違いがあります
進研ゼミ | Z会 | |
学習スタイル | 紙のテキスト +スマホ | タブレット(高1,2年のみ) or 紙のテキスト(全学年) |
志望校別対策 | 〇 | 〇 |
受講科目数 | 1教科ずつ | 1教科ずつ |
添削指導 | 〇 | 〇 |
オンラインでの ライブ授業 | 〇 | × |
先取り学習 | 高1~高2の範囲 | 高1~高3の範囲 (タブレットのみ) |
さかのぼり学習 | 高1~高2の範囲 | 高1~高3の範囲 (タブレットのみ) |
進研ゼミのコース・学習スタイル
進研ゼミは高校二年生までは英語、数学、国語の3教科がメインで、高校三年生からは大学入試を見据えた本格的な講座が始まります
学年 | コース |
高校一年生 高校二年生 | 英・数・国の3教科から1~3教科選択 ※3教科選択すると理・社も付属 |
高校三年生 大学受験生(浪人など) | 共通テスト対策 +オプションで志望大別対策(1~8教科) |
基本的にはテキストを使って勉強することになるのですが、2021年度からは追加料金なしで「ライブ授業」や「オンライン自習室」が利用できるようになりました
ライブ授業 | ・提携塾の講師や専属の講師がオンラインで授業してくれる ・チャットで個別に質問できる ・レベルや志望大学に応じた授業も開講される |
オンライン自習室 | ・分からない部分をチューターが即座に回答してくれる |
ライブ授業ではチャットで質問することも可能なので、疑問点をその場で解決できます
ライブ授業の詳細については以下の動画が詳しいです
オンライン自習室も便利。チャットを通じて気軽に質問できるのはオンラインならではの利点ですよね
※ライブ授業のサービス内容は学年によって異なります。詳しくは公式サイトをご確認ください。
Z会のコース・学習スタイル
Z会では学習のメインとなる「本科」と特定の問題形式に特化した「専科」の2種類の講座が設けられています。両方受講するのも良し、必要なほうだけ受講するのも良しです
学年 | コース |
高校一年生 高校二年生 | 【本科】5教科(タブレットでの学習も可能) 【専科】小論文などの対策 |
高校三年生 大学受験生(浪人など) | 【本科】志望大別コース 【専科】共通テスト攻略演習(6教科セット) |
三年生になると志望大学別の個別試験対策+共通テスト対策が受講できるようになります(片方のみの受講も可能)
志望大学別コースはかなり細かく分けられており、その大学に特化した問題演習が可能です
【開講されているコースの一覧】
- 東大コース
- 京大コース
- 医学科コース
- 難関国立大コース
- 早慶コース
- 難関私大コース
- 標準国公私大コース
大学によって問題傾向がまったく異なるので、志望大学に特化した対策をしてくれるのは嬉しいポイントかと思います
合格実績の比較
続いては合格実績を比較していこうと思います
進研ゼミ | Z会 |
・中堅以下の合格者が多い ・最難関大学にも一定数合格 | ・難関大学の合格者が多い ・東大、京大にも多数 |
進研ゼミの合格実績
↓2021年度における進研ゼミの合格実績(現役生のみ)は以下の通りです
東大・京大 | 166 |
旧帝大 (北海道大、東北大、東京大、名古屋大、 京都大、大阪大、九州大) | 811 |
早慶上理 (早稲田大、慶應義塾大、 上智大、東京理科大) | 1054 |
MARCHG (明治大、青山学院大、立教大、 中央大、法政大、学習院大) | 2541 |
関関同立 (関西大、関西学院大、 同志社大、立命館大) | 2273 |
日東駒専 (日本大、東洋大、駒澤大、専修大) | 2087 |
先ほど「進研ゼミの問題は易しめ」と言いましたが、東大や京大をはじめとする難関大学にもかなりの数の人が合格しています
「MARCHG」や「関関同立」、「日東駒専」の合格者は2千人超え。これらの大学を狙っている方は進研ゼミで基礎固めするのがいいでしょう
Z会の合格実績
Z会の2021年度における合格実績は以下の通りです
東大 | 1316 | 一橋大 | 238 |
京大 | 979 | 東工大 | 243 |
阪大 | 571 | 医学部医学科 | 1799 |
東北大 | 406 | 早稲田大 | 2495 |
名大 | 321 | 慶応大 | 1916 |
九大 | 318 | 横国大 | 261 |
北大 | 444 | 筑波大 | 181 |
神戸大 | 287 | 東京外大 | 100 |
千葉大 | 219 | 広大 | 136 |
やはりZ会は「東京一工」や「旧帝大」といった超難関大学に合格している人が多いですね。志望大別コースがしっかりしているおかげだと思います
結局どっちがいい?併用もアリ?
ここまで読んでくださった方の中には「結局どっちがいいのか分からない!」という方もいらっしゃると思います
基本的には、基礎をしっかり固めたいなら「進研ゼミ」、応用問題をガンガン解きたいなら「Z会」を選べばいいと思います
もし「難関大学を目指してるけど、現時点での学力は低い…」という場合には、進研ゼミで基礎力を身に付けてからZ会に切り替えるのもアリでしょう
また、各社とも1教科だけ受講することも可能なので、「得意な教科はZ会、苦手な教科は進研ゼミ」みたいな感じで使い分けるのもいいと思います
とりあえず、教材の内容を確認しないことには選びようがないので、資料請求してから考えてみてください(今なら無料です↓)
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以上、現役東大生の西片(@nskt_yagokoro)でした!