Android搭載!安いE Inkタブレット一覧
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回は電子ペーパー(E Ink)を搭載したAndroidタブレットを紹介していきます
電子ペーパー・E Ink関連の記事一覧はコチラ
【最終更新:2022年1月8日 公開:2021年10月19日】
電子ペーパー・E Inkのまとめ記事↓
カラー表示に対応した電子ペーパーの一覧はコチラ↓
普通のAndroidタブレットはコチラ↓
E inkとは?E Inkの長所を解説!
「そもそもE inkって何?」という方のために、E inkの基礎知識について軽く説明しておきます。興味のない方は上の目次からお好きな箇所に飛んでください
E inkとは、アメリカに本社を置く「E ink社」が開発した表示技術のこと。
一般的に電子ペーパーと言ったらE inkのことを指します
有機ELが自ら発光するのに対し、E inkは反射光が目に届いてみえるという仕組みになっています。つまり「目に見える原理」自体は普通の紙と一緒なので、まぶしさを感じることなく閲覧できるわけです
また普通の紙と同様に激しい直射日光が当たる環境下でも難なく閲覧できるのも特徴の1つです(液晶や有機ELだと日光に負けちゃって見えづらくなりますよね)
他の利点としては「同じ画面を表示しているときにはバッテリーを消費しないこと」が挙げられます
例えば、電子ペーパーでポスターを作った場合、画面を書き換える時以外は消費電力0というわけです。これが電子ペーパーの「驚異的なバッテリー持ち」に繋がっています
電子ペーパーが電子書籍リーダーとして使われることが多いのも「ページの閲覧時にはバッテリーを消費しない」という特性を利用していると考えられます
E inkのメリットをまとめると
- 目に優しい
- 直射日光下でも快適に閲覧できる
- 画面の書き換え時以外にはバッテリーを消費しない
って感じです
電子ペーパーの動作原理について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください
Android搭載E inkタブレットのメリット
Androidアプリが使える
電子ペーパー搭載のタブレット端末といえば、楽天KoboやAmazon Kindleが有名ですよね。
これらの端末は目に優しいので読書に最適なのですが、それぞれ楽天・Amazonの電子書籍しか読めないというデメリットがあります(その代わり読書関連の機能は多い)
厳密に言えば、自炊本やPDFファイルを取り込んで閲覧することも可能なのですが、それでも読めるコンテンツは限られますし、何しろ手間がかかります
一方、Android搭載のE inkタブレットならAndroidスマホのディスプレイだけをE inkに替えたような感じなので、ありとあらゆるアプリが使えます
例えば「日経電子版」や「dブック」といった専用の電子リーダーの存在しないコンテンツを読んだり、ニュースアプリを見たりといったことが可能です
快適ではないかもしれませんが、一応ゲームもできますし、動画を見ることだって可能です(ただしE inkの強みは活かせなそう…)
オススメのAndroid搭載E inkタブレット
では早速、オススメの「Android搭載E inkタブレット」を紹介していきます
まず、はじめに言っておきますが、Android搭載の電子ペーパーはそんなに多くありません。
BOOX Nova3 Color
カラー表示したいならコレ!
製品名 | BOOX Nova3 Color |
画面サイズ | 7.8インチ |
解像度 | 1872 x 1404 |
モノクロPPI | 300PPI |
カラーPPI | 100PPI |
RAM | 3GB |
内部ストレージ | 32GB |
OS | Android10.0 |
ペン対応 | ○(4096レベル筆圧検知) |
ライト | フロントライト(寒色) |
厚さ | 7.7mm |
バッテリー | 3150mAh |
カラー表示が可能な電子ペーパーを使いたい場合には「BOOX Nova3 Color」がオススメ
4096色のカラー表示に対応しているので、マンガや雑誌も色付きで楽しめます
また、4096段階の筆圧検知にも対応しているため、イラスト用の端末としても使えるかと思います
OSはAndroid10を搭載。GooglePlayストアやBOOXストアからアプリを取り込むことが可能となっています
詳しくは製品詳細ページをご覧ください↓
Likebook P78
安さで選ぶならコレ!
製品名 | Likebook P78 |
画面サイズ | 7.8インチ |
解像度 | 1872 x 1404 |
モノクロPPI | 300PPI |
カラーPPI | カラー表示に非対応 |
RAM | 2GB |
内部ストレージ | 32GB microSDで128GBまで拡張可能 |
OS | Android8.1 |
ペン対応 | × |
ライト | フロントライト(2色) |
厚さ | 8mm |
バッテリー | 3200mAh |
安い7.8インチタブレットをお探しの方には「Likebook P78」がオススメ
先ほど紹介した「BOOX Nova3 Color」がAmazonで約5万円だったのに対し、こちらの製品は3万円以下で買えます(税込、執筆時点)
カラー表示には対応していませんが、Androidアプリは使えるので、小説やPDFファイル等の閲覧に最適です
あと、microSDカードスロットを搭載しているのが地味に嬉しいポイント。最大128GBまで拡張できます
BOOX Note3
10.3インチの大画面が魅力的
製品名 | BOOX Note3 |
画面サイズ | 10.3インチ |
解像度 | 1872 x 1404 |
モノクロPPI | 227PPI |
カラーPPI | カラー表示に非対応 |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 64GB |
OS | Android10.0 |
ペン対応 | ○(4096レベル筆圧検知) |
ライト | フロントライト(寒色及び暖色) |
厚さ | 7.1mm |
バッテリー | 4300mAh |
これまでは7.8インチのタブレットを紹介しましたが「7.8インチじゃ小さすぎる!」という方も多いかと思います
そういう方には「BOOX Note3」がオススメ
こちらの製品はB5サイズ相当の10.3インチのディスプレイを搭載しているため、大画面でE inkライフを楽しむことができます
スタイラスにも対応しているのでノートの代わりとしてもつかえそうです(名前にNoteってついてるくらいですからね)