E Ink・電子ペーパー

PC接続可能な外付けE Inkディスプレイ一覧

ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です

今回はPCに接続して使える「外付けE Inkディスプレイ」をいくつか紹介していきます

電子ペーパー・E Ink関連の記事一覧はコチラ

【最終更新:2021年10月20日 公開:2021年10月20日】

E Inkのディスプレイのメリットを解説!

動画:BOOX Mira紹介動画

そもそもE Inkって何?という方のために、E Inkの基礎知識とメリットについて軽く説明しておきます。「もう知ってるよ!」という方は読み飛ばしてください

E Inkとは、アメリカに本社を置く「E Ink社」が開発した表示技術のこと。

一般的に電子ペーパーと言ったらE Inkのことを指します

有機ELが自ら発光するのに対し、E Inkは反射光が目に届いてみえるという仕組みになっています。つまり「目に見える原理」自体は普通の紙と一緒なので、まぶしさを感じることなく閲覧できるわけです

また普通の紙と同様に激しい直射日光が当たる環境下でも難なく閲覧できるのも特徴の1つです(液晶や有機ELだと日光に負けちゃって見えづらくなりますよね)

他の利点としては「同じ画面を表示しているときにはバッテリーを消費しないこと」が挙げられます

例えば、電子ペーパーでポスターを作った場合、画面を書き換える時以外は消費電力0というわけです。これが電子ペーパーの「驚異的なバッテリー持ち」に繋がっています

電子ペーパーが電子書籍リーダーとして使われることが多いのも「ページの閲覧時にはバッテリーを消費しない」という特性を利用していると考えられます

E Inkディスプレイのメリットをまとめると

  • 発光しないので目が疲れにくい
  • 直射日光下でも快適に閲覧できる
  • 画面の書き換え時以外にはバッテリーを消費しない

って感じです

電子ペーパーの動作原理について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください

E Inkディスプレイのデメリット

様々な利点のあるE Inkディスプレイですが、いくつかデメリットがあるので注意が必要です。

まず、電子ペーパーディスプレイのデメリットとして価格が高いことが挙げられます。液晶や有機ELと比べてまだまだ普及途中の段階なので、価格は結構高めです。ココらへんはE inkだけの魅力があるから仕方がないと割り切るしかありません

あともう一つのデメリットとして、カラー表示に対応した機種が少ないことが挙げられます

カラーE Ink自体は存在はする(下の記事参照)ですが、本記事で紹介するようなPCに接続できるタイプの大型ディスプレイは(僕の知る限り)一般向けには売られていません

カラー表示じゃないとダメという場合には素直に液晶or有機ELを買いましょう

※もし外付け可能なカラーE Inkが発売された場合には、本記事で紹介します

PC接続可能な外付けE Inkディスプレイのオススメ

前置きが長くなりましたが、早速「外付けE inkディスプレイ」を紹介していきます

BOOX Mira

まず紹介するのが、電子ペーパー搭載のタブレットでお馴染み・BOOXから発売されている「BOOX Mira」

13.3インチのE Inkディスプレイを搭載しており、WindowsやMac、スマホ等と接続することでセカンドモニターとして使うことができます

フロントライトは寒色と暖色の2種類が使用可能。夜間には目が疲れにくい暖色のライトを使うなど自分好みに色味を変更できます

タッチ操作に対応している点も魅力的。全体的に完成度の高い製品に仕上がっています

以下、BOOX Miraのスペック詳細です

製品名BOOX Mira
解像度2200 x 1650(207ppi)
カラー非対応
ディスプレイサイズ13.3インチ
フロントライト暖色・寒色
ボタンリフレッシュボタン
インターフェースminiHDMI ×1
USB TypeC ×2
標準VESA穴(75x75mm)
対応OSWindows
macOS
Android
iOS
Linux
※詳しくは製品詳細ページをご覧ください↓

DASUNG Paperlike HD-FT

BOOX Miraの対抗馬ともいえる製品がDASUNGの「Paperlike HD-FT」

物理ボタンが多いのが印象的で、電子ペーパー使用時に発生しがちな残像を消去したり、グレースケールやコントラスト、フロントライトの明るさを瞬時に切り替えることが可能となっています

また、先ほど紹介した「BOOX Mira」よりも高速・低遅延なのをウリにしており、ブラウジングやタイピングの際も快適に使えるのも嬉しいポイントです

ただし、書き換えの激しいゲームや動画を表示しようとすると書き換え性能が落ちるとのことなので、あくまで、ネットサーフィンや静的コンテンツの閲覧にとどめるのが無難でしょう

タイピング時のでも動画はコチラ↓(Impress Watchさんの動画です)

以下、Paperlike HD-FTのスペック詳細です

製品名Paperlike HD-FT
解像度2200 x 1650(207ppi)
カラー非対応
ディスプレイサイズ13.3インチ
フロントライト暖色・寒色
ボタンリフレッシュボタン
グレースケールの切り替えボタン
コントラスト変更ボタン など
インターフェースminiHDMI ×1
対応OSWindows
macOS
Android
iOS
Linux
※OSによっては機能に制限あり
※詳しくは製品詳細ページをご覧ください↓

BOOX Mira Pro

大画面の外付けディスプレイをお探しなら「BOOX Mira Pro」がオススメ

こちらの製品は冒頭で紹介したBOOX Miraの「Pro版」で、25.3インチの大画面E Inkディスプレイを搭載しています

BOOX Miraよりもインターフェースも充実していて、HDMI、Mini HDMI、USB Type-C、DP、DCに対応しています。

大画面E InkディスプレイはMira Proくらいしかないので魅力的な製品といえますが、日本国内では入手困難なので注意してください

製品名BOOX Mira Pro
解像度3200 x 1800
カラー非対応
ディスプレイサイズ25.3インチ
フロントライト暖色・寒色
ボタンリフレッシュボタン
インターフェースHDMI
Mini HDMI
USB Type-C
DP
DC
標準VESA穴(75x75mm)
対応OSWindows
macOS
Android
iOS
Linux
※詳しくは製品詳細ページをご覧ください↓