【E Ink】カラー表示可能な電子ペーパー端末一覧!SONYも?
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
「日光下での視認性が高い」「目が疲れにくい」「消費電力が少ない」など多くの利点を持つ電子ペーパー。電子書籍を読む際にお世話になっている方も多いと思います
小説を読む分にはモノクロ表示でもいいのですが、カラー表示が欲しくなることもありますよね?
そこで今回は、カラー表示が可能な電子ペーパーについてまとめていこうと思います
※カラー対応の電子ペーパーはまだ普及し始めたばかりなので、一般販売されている製品は多くありません。新商品が登場し次第、本記事に追加していく予定です
【最終更新:2022年6月22日】
電子ペーパー・E Ink関連の記事一覧はコチラ
電子ペーパー・E Inkのまとめ記事↓
#カラー表示はもうちょっと解像度上がって欲しい!
↓電子ペーパー搭載の電子書籍リーダーはコチラ
↓モノクロ表示の電子ペーパーについては以下の記事をご覧ください
PocketBook InkPad Color
製品名 | PocketBook InkPad Color |
画面サイズ | 7.8インチ |
解像度 | 1872 x 1404 |
モノクロPPI | 300PPI |
カラーPPI | 100PPI |
RAM | 1GB |
内部ストレージ | 16GB |
OS | Linux 3.10.65 |
ペン対応 | × |
厚さ | 8mm |
バッテリー | 2900mAh |
「PocketBook InkPad Color」は4,096色のカラー表示に対応した電子ペーパータブレット。
前モデル「PocketBook Color」よりも色鮮やかに表示されるようになり、カラー電子ペーパーとしての完成度が高まりました。
内部ストレージは16GBと少なめですが、microCDによる拡張が可能となっています。
BOOX Nova3 Color
製品名 | BOOX Nova3 Color |
画面サイズ | 7.8インチ |
解像度 | 1872 x 1404 |
モノクロPPI | 300PPI |
カラーPPI | 100PPI |
RAM | 3GB |
内部ストレージ | 32GB |
OS | Android10.0 |
ペン対応 | ○ |
厚さ | 7.7mm |
バッテリー | 3150mAh |
Android搭載電子ペーパーを多数販売していることで有名な「BOOX」もカラー表示対応の電子ペーパーを販売しています。
その名も「BOOX Nova3 Color」です(名前が分かりやすくていいですね)
このモデルはAndroid10を搭載しているため、漫画アプリやニュースアプリをインストールすることが可能となっています。
また、スタイラスペンにも対応しており、電子ノートとしても使えます。
ちなみに、日本で正規販売されているカラー電子ペーパーは、僕の知る限り「BOOX Nova3 Color」と後述する「BOOX Nova Air C」だけです
他の端末は割と入手困難なので面倒な人は迷わずBOOX Nova3 ColorかBOOX Nova Air Cを買いましょう。性能も悪くないですし、BOOXは他にもAndroid搭載の電子ペーパーを出しているので信頼できます(↓Amazonとか楽天でも売ってます)
BOOX Nova Air C
製品名 | BOOX Nova Air C |
画面サイズ | 7.8インチ |
解像度 | 1872 x 1404 |
モノクロPPI | 300PPI |
カラーPPI | 100PPI |
RAM | 3GB |
内部ストレージ | 32GB |
OS | Android11.0 |
ペン対応 | ○ (4096段階筆圧検知ワコムペン) |
厚さ | 6.3mm |
重さ | 235g |
バッテリー | 2000mAh |
BOOX Nova Air Cは、最新のカラーE Inkディスプレイである「Kaleido Plus On-Cell ePaper」を搭載した電子ペーパー端末。
先ほど紹介した「BOOX Nova Color」よりも色のコントラストが30%、彩度が15%改善されているとのこと(フロントライト有効時)
より鮮やかなディスプレイでコンテンツを楽しみたい方におすすめです
Reinkstone R1
製品名 | Reinkstone R1 |
画面サイズ | 10.1インチ |
解像度 | 2232 x 1680 |
モノクロPPI | 280PPI |
カラーPPI | 140PPI |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 64GB |
OS | Android11.0 |
ペン対応 | ○ |
厚さ | 6.8mm |
バッテリー | 4500mAh |
10.1インチの電子ペーパー「Reinkstone R1」もカラー表示可能です
先に紹介した2つと比べ、ストレージやRAM、バッテリー等あらゆる点で勝っており、非常に完成度の高い製品となっています
また、電子ペーパータブレットとしては珍しくマイク・スピーカーを搭載。オーディオブック用としての使用することも可能です
ただしAmazonや楽天などでの取り扱いはなく、入手するには困難を極めます
ToyJoy Butterfly
製品名 | ToyJoy Butterfly |
画面サイズ | 6インチ / 7.8インチ |
解像度 | 1072 x 1448 / 1404 x 1872 |
モノクロPPI | 300PPI |
カラーPPI | 150PPI |
RAM | LPDDR4 2GB |
内部ストレージ | 32GB |
OS | Android11.0 |
ペン対応 | ○ |
厚さ | 7.5mm / 7.9mm |
バッテリー | 1500mAh / 3200mAh |
「Kickstarter」でクラウドファンディング中(9/3時点)の電子ペーパー「TopJoy Butterfly」もカラー表示に対応しています
最低159ドル(約1万7千円)の出資で端末を入手可能になるらしいので興味のある方は以下のリンクから覗いてみてはいかがでしょうか
※クラファン実施中のため上記のスペックは変更になる可能性があります
ソニーからも出る?
2021年2月に「SONYからカラー対応の電子ペーパータブレットがリリースされる」といった趣旨の動画がYouTube上に公開され、話題となりました↓
この動画は「第4回 自治体・公共Week」で得られた情報をYouTubeチャンネル・Goodereaderがまとめたものです
動画で紹介されている端末は、E Ink社とソニーセミコンダクタソリューションズの合弁会社「Linfiny Japan株式会社」の製品として発売されることが予想されます(動画にもロゴが登場)が、詳細な公式情報は未だありません(2021年7月現在)
ただ、同チャンネルで公開されている別動画には「2021年8月リリース予定」と書かれた説明書きが映っているので、そろそろ公式サイト等で発表があると思います(かなり遅れてるみたいですね…)
続報あり次第、本記事にてお伝えする予定です
↓モノクロ表示の電子ペーパーについては以下の記事をご覧ください
↓電子ペーパー搭載の電子書籍リーダーはコチラ
↓電子ペーパー搭載のAndroidタブレットはコチラ
買う前に試すのもアリ
電子ペーパーはそれなりに高価なので「買って微妙だったらどうしよう」と考える方もいるかもしれません
そんな人にオススメなのが「家電レンタルサービス」
「モノカリ」や「Rentio」などの家電レンタルサービスを使えば、高価な電子機器を低価格で試すことが可能です。電子ペーパーやタブレット以外にもスマートウォッチや生活家電など様々な製品がレンタルできます(ただしカラー電子ペーパーは少ないです…)
オススメの家電レンタルサービスは以下の記事にまとめてあります。興味のある方は是非ご覧下さい
以上、東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)でした!