【文字消える】Windows11対応!上書きモードが解除できない時の対処法
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回はWindowsパソコンで上書きモードを解除する方法について解説していきます
↓Windowsパソコンの動作を軽くする・高速化する設定方法
上書きモードと挿入モードの違い
Wordなどの文書作成ソフトを使っている際に「文字を入力するたびにほかの文字が消える…」なんて状況に陥ったことはありませんか?
こうした場合、文字を「上書きモード」で入力してしまっている可能性があります
現在、一般的に使用されているのは「挿入モード」と呼ばれる入力方式。
たとえば、すでに「あお」という文字が入力されている場合を考えてみましょう
「あ」と「お」の間にカーソルを移動して「いうえ」と入力すると「あいうえお」になりますよね↓
これが挿入モードと呼ばれる入力方式です
一方で、上書き入力で「あお」の間に「いうえ」を入力すると「あいうえ」になります↓
つまり「お」が上書きされて消えてしまうわけです
おそらく上書き入力を使っている人は多くないと思うので、「挿入モードに戻したい!」という場合には、下記の手順で上書きモードを解除しましょう
ちなみにWordで上書きモードを使うと、入力した文字が若干下に表示される(上の画像参照)ので、すぐに異変に気付けるかと思います
上書き入力を解除できないときの対処法
Insertなどのキーを押す
上書きモードを挿入モードに戻すのは非常に簡単です
キーボードの右上のほうにある「Insert」と書かれたキーを押すだけで挿入モードと上書きモードが切り替わります
「Insert」が見当たらないという場合には「Ins」など似た表記のキーがないか探してみてください(Insertがない時の対処法は後述)
もし、Insertを押しても上書きモードのままだった場合、以下のいずれかの方法で直る場合があります
- 「Insert」と「Fn」を同時に押す
- 「Insert」と「NumLock」を同時に押す
Insertがない場合はソフト側で対処
キーボードによってはInsertがなかったり、反応しなくなっている場合もあるかもしれません
そういう場合には、使用しているソフトの設定を変えることで対処しましょう
ここでは、Wordで上書きモードを挿入モードに切り替える手順を紹介していきます
まずは、普段通りWordを開いてください
Wordの一番下には、「日本語」や「フォーカス」などと書かれたステータスバーと呼ばれる領域があります
このステータスバーの何も書かれていない部分(フォーカスの左など)で右クリックすると、下の画像のような設定項目(ステータスバーのユーザー設定)が表示されるはずです
この中に「上書き入力」という項目があるのでクリックしてください
すると、ステータスバーに「上書きモード」と表示されるようになったはずです(出てこない場合はウィンドウを横に広げてみてください)
あとは、上書きモードと書かれた部分をクリックすればOKです。ステータスバーの表示が挿入モードに切り替わり、普段通りに入力できるようになります
押し間違いが多い場合には無効化するのもアリ
上書きモードと挿入モードを切り替える「Insert」キーは「Back space」キーなどの使用頻度の高いキーの近くにあるので押し間違えやすいキーとして有名です
「上書きモードなんて使わないのに間違ってInsertを押しちゃうことが多い」という場合には、ソフトを使ってInsertを使えなくするのもアリかと思います
たとえば「KeySwap for XP」というフリーソフトを使えば、特定のキーを無効化したり、ほかのキーとして置き換えたりすることが可能です
KeySwap for XPダウンロードリンク(Vector)
どうしても押し間違えてしまうという場合は「KeySwap for XP」などを導入してキーボードの設定を書き換えましょう
なお、「KeySwap for XP」は名前に「for XP」とついていますが、Windows XPのみならず。以下のOSで正常に動作します
- Windows 11
- Windows 10
- Windows 8
- Windows 7
- Windows Vista
- Windows XP
- Windows 2000
- Windows NT
↓Windowsパソコンの動作を軽くする・高速化する設定方法