【範囲指定も】Macでスクショを撮る方法&保存先の変更
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回はMacでスクショを撮る方法と画像の保存先を変更する方法を紹介していきます
↓Mac端末でWindowsを使う方法
Macでスクリーンショットを撮る方法
Macでスクリーンショットを撮る方法としては以下の3種類が代表的です
- 「Shift」「Command」「3」を同時に押す:画面全体をスクリーンショットとして保存
- 「Shift」「Command」「4」を同時に押す:画面の一部を長方形で切り取ってスクショ
- 「Shift」「Command」「5」を同時に押す:スクショのオプション等を開く(ウィンドウ指定も)
Shiftキーは「⬆︎」が刻印されているキーです。キーボードの右側と左側にひとつずつありますが、どちらかお好きな方を押してください
Commandキーは「⌘」のマークが書かれたキーです。こちらも左右にあるはずなので、押しやすい方を押してください
あとは、撮影したいスクリーンショットの種類によって同時に押す数字を使い分けていきます
Macで画面全体をスクショ
Macで画面全体をスクショしたい場合には「Shift」「Command」「3」の3つのキーを同時に押してください
キーを押した瞬間に「シュポン!」という音が鳴って、スクリーンショットが撮影されます
撮影した画像はPNG形式でデスクトップに自動的に保存されるはずです(保存先のフォルダを変更する方法は後述)
スクリーンショットを撮影した直後には、ディスプレイの右下に小さくプレビューが表示されると思います↓
これをクリックすると、画像の編集画面が表示されます
余計な部分をトリミングしたり、写真全体を回転したり、撮ったスクショを削除したり、、、といった基本的な操作が行えるので、必要に応じて操作してください
なお、スクリーンショットの際に保存されるファイルの名前は以下の形式になっています
スクリーンショット 年-月-日 時刻
例えば、令和7年5月13日の午後7時23分に撮影した場合「スクリーンショット 0007-05-13 19.23.23 1」などのようになります
スクショしたファイルが見つからない場合には、撮った日付を思い出して「0007-05-13」などでファイル検索してみると良いでしょう
範囲を指定してスクショを撮影
先ほどは画面全体を撮影する方法を紹介しましたが、「もっと狭い範囲を撮影したい!」という場合もありますよね
もちろん、いったん画面全体をスクショしてからトリミングしても良いのですが、Macには画面の一部を切り取ってスクショを撮影する機能があるので、そちらを使うと便利です
画面全体を撮影する場合は「Shift」「Command」「3」でしたが、一部のみ撮影したい場合は「Shift」「Command」「4」を同時に押してください
マウスポインタが矢印の形から十字に変わって、その横に数字が表示されるはずです
この状態で、撮影したい範囲をドラッグして選択してください(↓こんな感じ)
ドラッグした範囲が灰色の長方形として表示されます。マウスから手を離すと、その範囲が自動で撮影されるはずです
なお、途中で撮影をやめたい場合には「esc」キーを押せば選択が解除されます
Windowsだと範囲を指定してスクショを撮った場合、クリップボードに貼り付けられるだけで画像ファイルとして保存されることはありませんが、Macでは自動でPNGファイルとして保存されるようになっています
特定のウィンドウ(アプリ)をスクショ
macOS Mojave以降のMacでは特定のウィンドウ(開いているアプリの画面のこと)だけを撮影することも可能です
その場合、「Shift」「Command」「5」を同時に押してください
すると「オプション」「取り込む」のボタンと共に、いくつかのアイコンが表示されるはずです↓
これらのアイコンのうち、左から2つ目のアイコンをクリックすると「選択したウィンドウを取り込む」というモードに切り替わります
この状態で撮影したいウィンドウをクリックすればOKです
なお、途中で撮影をやめたい場合には「esc」キーを押してください
ちなみに、アプリ一覧から「その他」→「スクリーンショット」と移動すると「Shift」「Command」「5」を同時に押したときと同じ画面が表示されます
保存先を変える方法(コマンド以外も)
Macのスクショ機能で撮影したファイルは以下の初期状態だとデスクトップに保存されるようになっています
しかしながら、スクショを撮るたびにデスクトップを整理するのは面倒なので、必要に応じて保存先を変更しましょう
macOS Mojave以降のmacOSでは「Shift」「Command」「5」を押した時に表示されるボタンから簡単にスクショの保存先を変更できるようになっています
「Shift」「Command」「5」を同時に押すと、いくつかのアイコンと共に「オプション」「取り込む」のボタンが表示されるはずです
このうち「オプション」のボタンをクリックすると、スクショに関する様々な設定項目が表示されます
すると、上の方に「保存先」と表示されるので、保存先として指定したいフォルダを選択してください
デフォルトだと以下のフォルダが選択できるようになっています
- デスクトップ
- 書類
- クリップボード
- メール
- メッセージ
- プレビュー
もし、保存先に指定したいフォルダを表示されていない場合には、「その他の場所…」をクリックしてください
ただし、古いMac OSだと上記の方法は使用できないので、コマンド操作によって変更する必要があります
まずは、保存先のフォルダとしてホームフォルダ内に「captures」というフォルダを作成しておきます(ホームフォルダは”ダウンロード”や”ピクチャ”などが入っているフォルダです)
続いて、アプリ一覧から「その他」→「ターミナル」と移動してください
すると、何やら背景の黒い画面が出てきたはずです
ここの一番後ろのところに、以下の文字列を入力して「Enter」を押してください
defaults write com.apple.screencapture location ~/captures/;killall SystemUIServer
これでスクショが「captures」フォルダに保存されるようになりました
「~/captures/」の部分を変えると他の名前のフォルダを指定することも可能です
↓Mac端末でWindowsを使う方法