【自動開閉】スマートカーテンのオススメ機種を比較する
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回は自動でカーテンを開閉してくれる便利アイテム「スマートカーテン」について詳しく解説していきます
少し長めの記事になってしまったので、時間がない方は「タイプ・機能の比較表」の部分だけお読みください
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スマートカーテンとは?
スマートカーテンというのは、カーテンに取り付けることで、あらかじめセットした時間に自動でカーテンを開けてくれる、というアイテムのこと。
機種によっては、スマホでカーテンを操作したり、周囲の明るさに応じて自動でカーテンを開閉したり、、、といったことも可能です
「スマートカーテン」といってもカーテンそのものではなく、あくまでカーテンレールに外付けして使う周辺機器という扱いとなっています(上の映像を参照)
工事不要でカーテンにスマートな機能を加えることができる、そんな製品です
朝になれば勝手にカーテンを開けて日光を取り込んでくれるので、うるさい目覚ましよりも快適に起きることができるというのが魅力的
目覚まし以外の活用法としては防犯対策にも使えます。出張中や帰宅が遅くなってしまった際など夜間に家を空けることになった場合には、やはり自宅の中を覗かれるのがコワいですよね
そういうときにスマートカーテンがあれば、タイマー機能やスマホの遠隔操作を使うことで、自動でカーテンを閉めることができるので、防犯対策につながるかと思います
スマートカーテンを選ぶ際のポイント
動作原理
スマートカーテンには「カーテンロボットタイプ」と「巻き取りモータータイプ」の2種類存在します
現在主流となっているのは、外付けが可能な「カーテンロボットタイプ」です
カーテンロボットタイプは、今使っているカーテンレールに後付けして使うタイプのスマートカーテン。モーターが内蔵された小型の機器をカーテンレールに取り付けることで、設定に応じてカーテンを押しながら開閉してくれます
カーテンレールにはめるだけなので設置が簡単です。1分もあれば設置できるかと思います
ただし、大きなカーテンを小型の機器で押すという性質上モーターに強い負荷がかかりがちで、機種によっては動作音が大きくなってしまいます
一方の巻き取りモータータイプは、カーテンを横から押すのではなく、カーテンランナーを直接動かすタイプのスマートカーテンです(上の画像参照)
このタイプはカーテンレール内にモーターが内蔵されているので、使用する際にはカーテンレールごと取り替える必要があります
設置が面倒なのは難点ですが、カーテンロボットタイプに比べて動作音がうるさくないというメリットもあります
ただし、現在販売されているスマートカーテンはカーテンロボットタイプが主流で、 巻き取りモータータイプの選択肢は少ないという点には注意してください
取り付けられるカーテンレールの種類
ひとくちでカーテンレールと言っても様々な種類があります
日本で使用されているカーテンレールとしては「ロッド」「Uレール」「Iレール」の3種類が代表的です
カーテンロボットタイプのスマートカーテンを購入する際には、自宅で使用しているカーテンレールに取り付けられるか事前に確認しておく必要があります
他のスマート機器との連携
この記事を読んでいる方の中には、スマートカーテン以外のスマート機器を購入したことがある(もしくは購入を検討している)という方もいらっしゃるかと思います
スマート機器にも様々な種類がありますが、中でもスマートスピーカーを愛用している方は多いでしょう
スマートカーテンの中にも「Nature Remo」や「SwitchBotハブ」といったスマート機器に対応した機種が存在するので、自分のスマート機器・スマートスピーカーが使えるかチェックしてみる良いかと思います(詳しくは後述)
機能・センサー
単に時間に応じてカーテンを開閉するだけならどの機種でもできますが、+αの機能を使いたい方もいるはずです
当たり前ですが機種によって使える機能に大きな違いがあるので、事前に確認しておくようにしましょう
オススメのスマートカーテン
mornin’+(モーニンプラス)
はじめに紹介するのが、日本製のスマートカーテン「mornin’+(モーニンプラス)」です。日本のベンチャー企業である「robit」が展開しています
本体価格が他のスマートカーテンより安いので、特にこだわりがなければmornin’+を買うのがオススメです
本体側面のスイッチを押しながらカーテンレールに取り付けるという仕組みになっているのですが、スイッチが大きく、片手でも簡単に取り付けることができます
スマート機器との連携も優秀で、スマートリモコン「Nature Remo3」と連携させることで様々な音声操作が使えるようになるのが魅力的。
Nature Remoというのは自宅にある家電製品を一括管理できるスマートリモコン。mornin’+をNature Remo3に接続すれば、Nature Remoを経由してAmazon EchoやGoogle Homeによる操作が可能になります
ただし、mornin’+の本体には光センサーは内蔵されていないので注意してください
+Style スマートカーテン
国産スマートホームブランドとしてお馴染みの「+Style(プラススタイル)」からもスマートカーテンが販売されています
先ほど紹介した「mornin’+」はUレールにしか対応していませんでしたが、+Styleのスマートカーテンは「ロッド」「Uレール」「Iレール」のすべてに対応しています
また、大手スマートホームメーカーである「+Style」が販売しているだけあって、スマート機器との連携は素晴らしいです
スマートカーテンだけでなく、+Styleで販売されているリモコン、センサー、カメラ、照明、ロボット掃除機、加湿器、コーヒーメーカーといった各種機器を専用アプリで一括管理できます。もちろんスマートスピーカーとの連携も可能です
SwitchBotカーテン
Switchbotカーテンは、中国・深センの企業であるWonderlabが販売するスマートカーテンです
Switchbotブランドのスマート機器は数多く存在するので、それらと組み合わせることで家全体のスマートホーム化が実現します
欠点としては取り付けが少し難しいことが挙げられます。
カーテンレールの取り付ける際には本体側転の爪を押す必要があるのですが、かなり強めに押す必要があるため、高所に取り付ける場合には苦労するかもしれません(ここらへんに関しては個体差があるかもしれませんが…)
eCurtain(イーカーテン)
ここまで紹介してきたのはカーテンレールに取り付けるタイプの「カーテンロボット」でしたが、eCurtain(イーカーテン)は巻き取りモータータイプのスマートカーテンです
この製品はLinkJapan社の販売するスマートカーテンで直接コンセントにつないで使います
先述した通り、巻き取りモータータイプは取り付けが少々面倒というのがネックですが、静音性能で選ぶならeCurtainが最有力候補に挙がってくるかと思います
「国内唯一の本格派スマートカーテン」を謳っているだけあって質は高く、AlexaやGoogleアシスタント、Siriとの連携が可能です
ただし、本体価格は他のスマートカーテンよりも高いので注意してください
なお、ロボットタイプのスマートカーテンは、両開きのカーテンで使う際には本体を2つ用意する必要がありますが、eCurtainは1つ購入すればOKです
タイプ・機能の比較表
本記事で紹介したスマートカーテンについて、スペックの比較表を作成しました(スマホでお読みの場合には横スクロールしてください)
スマートカーテン選びの一助となれば幸いです。
製品名 | mornin’+ | +Style スマートカーテン | SwitchBot カーテン | eCurtain |
動作方式 | カーテンロボット | カーテンロボット | カーテンロボット | 巻き取りモーター |
電源方式 | 乾電池 | 乾電池 | 内蔵バッテリー | コンセント (AC100V 50/60Hz) |
両開き | 2つ必要 | 2つ必要 | 2つ必要 | 1つでOK |
カーテンレール の種類 | Uレール | Uレール Iレール ロッド | Uレール Iレール ロッド | Uレール |
スマート家電 との連携 | NatureRemo3 | +Style各種製品 | Switchbot | eRemote |
備考 | ・日本製 ・安い | ・他の+Style製品と 親和性がいい | ・照度センサーあり | ・静音 ・リンクジャパン製品との 親和性がいい |
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