スマートディスプレイのオススメを徹底比較【Echo Show・Nest Hub・Clova Desk】
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回は国内販売されている主要なスマートディスプレイを徹底比較していこうと思います
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スマートディスプレイとは?
スマートディスプレイというのは「AIアシスタント機能を備えたディスプレイのこと」です
普通のタブレット端末は、持ち運んだり手で支えたりして使うと思いますが、スマートディスプレイは机に置いたり壁にかけたりすることを想定して作られています
皆さんの中には、音声で家電を操作するのに便利な「スマートスピーカー」を持っている方もいるかもしれません。あれにディスプレイをくっつけたものだと思っておけばOKです
大きさや形状は機種によって様々で、置き時計の代わりに使える5インチ程度のコンパクトサイズのものから、壁に固定して使う大画面サイズのものまで実に多種多様な製品が売られています
代表的なスマートディスプレイは以下の通りです
- Amazon Echo Showシリーズ
- Google Nest Hubシリーズ
- LINE Clova Deskシリーズ
スマートディスプレイの選び方
使えるAIアシスタントが違う
スマートディスプレイは音声操作することが多いので、AIアシスタントの質が重要になってきます
現在、日本で人気のAIアシスタントは以下の4つです
- Alexa(アレクサ):AmazonのAIアシスタント
- Google Assistant:GoogleのAIアシスタント
- Siri(シリ):AppleのAIアシスタント
- Clova(クローバ):LINEのAIアシスタント
どのAIアシスタントもニュースや天気、カレンダーといった基本的な機能には対応していますが、「Alexaは他のAmazonサービスとの連携が強い」というように各社の強みを生かした機能もあります
あと、AIアシスタントによっては他のスマートデバイスと連携できるものもあるので、他にスマートデバイスを買う予定がある場合には連携可能か事前に調べておくといいでしょう
用途によって買うべき大きさが変わる
先述した通り、スマートディスプレイには色んなサイズのものがあります
例えば、Amazonから販売されている「Echo Show」シリーズ(Alexa搭載)の場合、最小で5.5インチ、最大で15.6インチとかなりの違いがあります
- Echo Show 5:5.5インチ
- Echo Show 8:8.0インチ
- Echo Show 10:10.1インチ
- Echo Show 15:15.6インチ
ちょっと時間や天気を確認する程度であれば5.5インチで十分かと思いますが、スマートディスプレイでビデオ通話や動画コンテンツを楽しむ場合には、8インチ以上の製品を買うのがオススメです
Echo Show 15はかなり大型なので、壁に設置して家族共有の掲示板のように使うことが想定されます
カメラ重視?音質重視?
スマートディスプレイをビデオ通話や留守番中の家族の見守りに使うならカメラを搭載している機種を買う必要があります
また、機種によって画質にも違いがあるので、自分の使い方に合った性能のものを選ぶようにしましょう
スマートディスプレイはスマートスピーカーの代わりとしても使用可能です
スマートディスプレイで音楽や動画を楽しむなら、高音質の機種を選ぶのもアリでしょう
主要なスマートディスプレイを徹底比較
ここからは以下の3社の製品について性能・機能を比較していこうと思います
- Amazon Echo Showシリーズ
- Google Nest Hubシリーズ
- LINE Clova Deskシリーズ
ディスプレイサイズ
スマートディスプレイのサイズは用途を左右する重要な要素です
各シリーズのディスプレイサイズは以下のようになっています
スマートディスプレイ | ディスプレイサイズ |
Amazon Echo Show | ・5.5インチ(Echo Show 5) ・8.0インチ(Echo Show 8) ・10.1インチ(Echo Show 10) ・15.6インチ(Echo Show 15) |
Google Nest Hub | ・7インチ(Nest Hub) ・10インチ(Nest Hub Max) |
LINE Clova Desk | ・7インチ |
Amazon Echo Showのラインナップが圧倒的ですね。コンパクトな機種から大型の機種まで取り揃えられています
音楽・映像コンテンツ
せっかくディスプレイ付きのデバイス買うなら映像コンテンツを楽しみたいですよね
また、スマートディスプレイを音楽再生用の端末として使いたいという方も多いかと思います
各シリーズの対応コンテンツは以下のようになっています
スマートディスプレイ | 音楽・映像コンテンツ |
Amazon Echo Show | ・Amazon Prime Video ・Amazon Music ・Apple Music ・AWA ・dヒッツ ・Netflix ・Spotify ・YouTube ・うたパス ・パラビ ・ひかりTV |
Google Nest Hub | ・YouTube Music ・YouTube ・Apple Music ・AWA ・dヒッツ ・hulu ・TELASA ・Netflix ・Spotify ・TuneIn ・U-NEXT |
LINE Clova Desk | ・LINE Music ・Abema TV ・YouTube |
Amazon Musicが使いたいなら「Echo Show」、YouTube Musicが使いたいなら「Nest Hub」、LINE Musicが使いたいなら「Clova Desk」というように上手く棲み分けができていると思います
ただ、Clova Deskは他よりも対応コンテンツが少なめです
※対応コンテンツは変更になる可能性があります。事前に公式サイトや製品ページでお確認ください
コミュニケーション・ビデオ通話
コミュニケーション関連の機能では「LINE Clova Desk」がダントツだと思います
というのも、他の2社と違って、LINEの各種機能が使えるからです
本家のLINEが開発しただけあって利便性が高く、メッセージの送受信だけでなくビデオ通話も快適に使うことができます
スペック比較表
各製品のスペックは以下の通りです(見切れている場合には横スクロールしてください)
Echo Show 15 | Echo Show 10 | Echo Show 8 | Echo Show 5 | Nest Hub (第2世代) | Nest Hub Max | Clova Desk | |
ディスプレイ | 15.6インチ (1980 x 1080) | 10.1インチ (1280 x 800) | 8.0インチ (1280×800) | 5.5インチ (960×480) | 7インチ (1024×600) | 10インチ (1280×800) | 7インチ (1024×600) |
カメラ | 5MP | 13MP 自動フレーミング機能 | 13MP 自動フレーミング機能 | 2MP | – | 6.5MP 自動フレーミング機能 | 5MP |
スピーカー | 1.6インチ × 2 | 1.0インチツイーター x 2 3.0インチウーファー | 2.0インチ x 2 | 1.6インチ × 1 | フルレンジ スピーカー | ステレオ スピーカー システム (ツイーター: 2 x 18 mm、10 W、 ウーファー: 1 x 75 mm、30 W) | フルレンジ スピーカー |
出力 | Bluetooth | Bluetooth | Bluetooth | Bluetooth | Bluetooth | Bluetooth | |
大きさ | 402 mm x 252 mm x 35 mm | 251 mm x 230 mm x 172 mm | 200mm x 130mm x 99mm | 148mm x 86mm x 73mm | 120.4mm x 177.4mm x 69.5mm | 250.1mm x 182.55mm x 101.23mm | 181mm x173mm x104.5 mm |
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