【節約】二人暮らしにオススメの電力会社【共働き・同棲】
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回は夫婦2人で生活している方や同棲しているカップルなど「二人暮らしの人にオススメの電力会社」を紹介していきます
↓電力会社のまとめ記事
電気料金に関する基礎知識
契約アンペア数とは?
電力会社を選ぶにあたっては「契約アンペア数」と「使用電力量」の2点について理解しておくと選びやすいかと思います
契約アンペア数とは、その電力会社を契約した際に使えるようになる電流の大きさを表す数値のこと。アンペア数が大きいほど同時に使える電子機器の数が増えます(↓参考)
電化製品 | アンペア数 ※あくまで目安です |
エアコン (10畳用) | 冷房:5.8A(一時的に14Aに達することも) 暖房:6.6A(一時的に20Aに達することも) |
電気カーペット (3畳用) | 1/2面:4A 全面:8A |
テレビ | 液晶42型:2.1A プラズマ42型:4.9A |
掃除機 | 弱:2A 強:10A |
アイロン | 14A |
ヘアードライヤー | 12A |
冷蔵庫 (450L) | 2.5A |
電子レンジ (30L) | 15A |
IHジャー炊飯器 (5.5合・炊飯時) | 13A |
ひとり暮らしの場合には、同時にたくさんの電子機器を使うことは少ないので、アンペア数はあまり気にならないかもしれません
しかし、二人暮らしとなると「彼女がドライヤーを使っているときに彼氏が電子レンジを使う」なんて状況になるかと思います
ドライヤーのような電気をたくさん使う機器を同時に使う場合、契約アンペア数が低すぎると、アンペアブレーカーが落ちて住宅全体の電気が一時的に使えなくなる可能性があります
使用電力量の概要
電力会社を選ぶ際には「使用電力量」も考慮に入れる必要があります
新電力のプランは、以下の計算式で表される「従量電灯プラン」が一般的です(実際には再生可能エネルギー発電促進賦課金なども関係してきます)
従量電灯:基本料金+電気料金単価×使用電気量(kWh)
上の計算式からも分かるように、使った分だけ料金を支払うという方式が従量電灯プランです
使用した電気の量は「kWh」という単位で表されます。
従量電灯プランの場合、使った電気量に1kWhあたりの料金をかけて基本料金を足せば、おおよその料金が計算できます
二人暮らしのアンペア数・使用電力量の目安
ここからは二人暮らしで契約すべきアンペア数・使用電力量はどれくらいかについて具体的な数値をお示ししていこうと思います
契約アンペア数の目安
まずは、契約アンペア数から。
先ほど説明したように「同時に使用できる電子機器の種類と数」を決めるのが契約アンペア数です。二人暮らしの場合「40A」が一般的とされています
- 1人暮らし:30A
- 2~3人世帯:40A
- 4~5人世帯:50A~60A
2人ともテレワークしている場合と共働きの場合では、使用する電力量に大きな違いがあります
「二人とも自宅にいる時間が長い」という場合には、アンペア数が大きいプランを申し込んでおくとブレーカーが落ちにくくなるので安心です。
逆に「妻は昼働きに出るが夫は夜間勤務」というように、二人の生活リズムが正反対の場合には、必要なアンペア数は実質的に一人暮らしの人と変わらないので、30Aでも十分だと思います
ただし、ここらへんに関しては住む人のライフスタイルによって大きく変わってくるので、下の表を参考に契約アンペア数を決めてください
電化製品 | アンペア数 ※あくまで目安です |
エアコン (10畳用) | 冷房:5.8A(一時的に14Aに達することも) 暖房:6.6A(一時的に20Aに達することも) |
電気カーペット (3畳用) | 1/2面:4A 全面:8A |
テレビ | 液晶42型:2.1A プラズマ42型:4.9A |
掃除機 | 弱:2A 強:10A |
アイロン | 14A |
ヘアードライヤー | 12A |
冷蔵庫 (450L) | 2.5A |
電子レンジ (30L) | 15A |
IHジャー炊飯器 (5.5合・炊飯時) | 13A |
大きめのプランを申し込んでおけば、多少使いすぎた場合でも余計な心配がいらないので、少し大きすぎるくらいがちょうど良いと思います
電力使用量の目安
続いては、電力使用量について。
文字通り「1ヶ月間にどれだけ電気を使ったか」を表すのが電力使用量です。二人暮らしの場合には「200~300kWh」の範囲に収まることが多いとのこと。
- 1人暮らし:100~150kWh
- 2~3人世帯:200~300kWh
- 4~5人世帯:350kWh~450kWh
しかし、契約アンペア数と同様に、生活スタイルによって電力消費量は大きく異なります。
そのため「すでに二人暮らしをしていて電力会社だけ切り替える」という方は、今までどれくらい電気を使っていたかを確認しておくのがベストです。
これから二人暮らしを始める場合には「どれくらい使用するか検討もつかない」という人が多いかと思います
そういう場合には、双方がこれまで契約していた電力会社の明細を見て、二人で生活を始めた際にどれくらい電力を使いそうか見積っておくのがオススメです
ただし、明細を見る際には「直近1年間分」の使用量を確認しておくようにしましょう。
一般的に、冬は電力使用量が多くなるので、夏を基準に考えてしまうと実際より少なく見積ってしまう恐れがあります。
電力消費量を正確に把握することは、電力会社選びで重要になってくるので、しっかり計算しておくようにしましょう
目的別!二人暮らしにオススメの電力会社
電気をガンガン使う場合は「エルピオ電気」
電力使用量が多いという場合には「エルピオ電気」がオススメ。プロパンガスを主力事業とする会社ですが、電気だけでも契約可能です
先ほどチラッと説明しましたが、電気料金は基本的に「基本料金+電気料金単価×使用電気量(kWh)」で計算されます
つまり、使用電気量が多い場合には、電気料金単価が安いほど最終的に支払う料金も安くなるわけです
電力会社は無数に存在しますが、その中でも「エルピオ電気」の電気料金単価はトップクラスの安さを誇っています
また、ライフスタイルに応じた料金プランが設けられているのも嬉しいポイントです
今ならキャッシュバックキャンペーンも開催されているので、かなりオトクに契約できるかと思います
料金プランの詳細については公式サイトをご覧ください。
ほとんど電気を使わない場合は「リミックスでんき」
二人暮らしと言えども「二人とも出かけていることが多いので、そんなに電気を使わない」というケースもあるかと思います。
そういう人にオススメなのが「リミックスでんき」です
地域によって例外はあるものの、僕が調べた限り「電力使用量120kWh以下なら最安」で契約できます。
もし現在の電力使用量が120kWh以下なのであれば、リミックスでんきに乗り換えることで、ほぼ確実に出費を減らすことが可能です
また、初期費用も解約金もかからないというのも良心的。とにかく電気を使わない人に優しいサービスだと言えるでしょう
料金プランの詳細については公式サイトをご覧ください。
自分で選ぶのが大変なら見積もり
本記事では二人暮らしの電気代について解説しましたが、電力会社によっては料金プランが分かりくいものもあります
そのため「いちいち調べるのが面倒!」という場合には、電力会社専門の見積もりサイトを使うことをオススメします
見積もりサイトを利用すれば、自分の住んでいる地域やおおよその電力使用量などを伝えるだけで、すぐに最適な電力会社を教えてくれるので非常に便利です
新電力の料金体系は複雑なので「もっといい電力会社があるのに気づかなかった…」と後悔したくない方は、見積もりサイトを使うのもアリかもしれません
↓主な見積もりサイト
- 電気チョイス(最大30000円現金キャッシュバック)
- エネチェンジ(国内最大級の電力・ガス比較サイト)
↓電力会社のまとめ記事