Windowsパソコンで画面を録画できない時の対処法
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
Windowsパソコンで画面を録画できない時の対処法を紹介していきます
↓Windowsパソコンの動作を軽くする・高速化する設定方法
Windowsの標準機能で画面収録をする方法
録画できない時の対処法を紹介する前に、Windowsで画面収録する方法をおさらいしておきましょう
Windowsパソコンは外部ソフトをインストールすることなく標準機能だけで画面収録ができるようになっています
その機能と言うのが「ゲームバー(Xbox Game Bar)」というものです
ゲームバーを使えば画面に表示されているコンテンツを簡単に映像ファイルとして保存できます
まず、録画したいアプリをクリックして最前面に表示させてください。
続いて「Windows」キーと「G」キーを同時に押すとゲームバーが起動します
あとは「キャプチャ」と書かれたウィンドウから画面収録ボタンをクリックすればOKです。録画を止めたい時には停止ボタンを押してください
ちなみに画面収録のためのショートカットも用意されています。「Windows」キー、「Alt」キー、「R」を同時に押すと瞬時に画面収録が開始されるので、覚えておくと便利かもしれません
この他にも様々なショートカットが用意されています↓
- 「Windows」+「G」:ゲームバーを開く
- 「Windows」+「Alt」+「PrtScrn」:スクリーンショットを撮影
- 「Windows」+「Alt」+「G」:直前の30秒を録画する
- 「Windows」+「Alt」+「R」:録画を開始/終了
- 「Windows」+「Alt」+「M」:マイクのオン/オフ
録画後のデータを使いたい場合には「PC」>「ビデオ」>「キャプチャ」と移動してください。MP4形式で保存されているはずです
ゲームバーには制限も多い
先述した通り、Windowsの標準機能であるゲームバーは手軽に使えて便利ですが、ゲームバーだけではできないことも多いです
例えば、特定のアプリだけを録画するのではなく、ディスプレイ全体を録画することはできません(少なくとも執筆時点では…)
また、エクスプローラーのように特定のウィンドウは録画できないようになっています
さらに、録画中のウィンドウを拡大・縮小すると勝手に録画が止まってしまうというのも厄介です
上記のように、ゲームバーによる録画には様々な制約が存在するため、「画面全体を収録して操作方法を教えるマニュアルを作成する」といった用途には向きません
こうした高度な録画をしたい場合、ゲームバーではなくサードパーティ製の画面収録ソフトを導入するといいでしょう(オススメの画面収録アプリについては後述)
画面が録画できない原因と対処法
一部のパソコンは非対応
先ほどはWindowsの標準機能「Xbox Game Bar」を使って画面録画する方法を紹介しましたが、すべてのWindowsパソコンで使えるわけではありません
「このPCはクリップ録画に必要な条件を満たしていません」などと表示された場合、パソコンの性能的な問題で画面が収録できない可能性が高いです
特に、古いパソコンをバージョンさせて使っている場合や中古のパソコンを使っている場合にはパソコンのスペック不足を疑ってみましょう
パソコンのスペックが原因だった場合はゲームバーによる画面収録はあきらめて専用のソフトをインストールするしかありません
画面録画を有効化
画面録画の機能は設定でオフになっていると使えません
デフォルトだとオンになっているのであまり心配しなくてもいいかもしれませんが、何かの拍子にオフになってしまった可能性もなくはないので確認しておきましょう
設定から と進むとXbox Game Barの設定画面が出てきます
ここに「ゲームクリップの録画、フレンドとのチャット、ゲームへの招待の受信などを行うことができるように、Xbox Game Barを有効にします」という項目があるのでオンにしておいてください
すでにオンになっている場合には、一旦オフにしてから再度オンにしてみると症状が改善するかもしれません
本体やアプリの再起動・アップデート
「少し前まで画面収録できていたのに最近はできない」という場合には、ソフトウェアの不具合が原因となっている可能性が高いです
こういう場合、いったんパソコン本体を再起動することで症状が改善されることがあります
再起動の方法は機種によって異なりますが、おおむね以下の手順で再起動できます
また、ソフトウェアの不具合はOSやアプリのアップデートで直ることも多いです。
アプリやサイトによる制限を解除
画面収録やスクリーンショットができない理由としてよくあるのが「アプリやサイトによる制限」です
特に以下のアプリを使用している際には、スクリーンショットが妨害されることがよくあります
- メッセージアプリ・チャットアプリ
- ブラウザアプリ
- セキュリティソフト
- 動画アプリ
- 漫画アプリ
動画コンテンツを配信しているアプリ(Tverなど)やマンガアプリの場合、著作権保護の理由で画面収録やスクリーンショットできないように設定している場合があります
こうしたアプリは改造行為をしない限りスクリーンショットができないことが多いです
無理にスクリーンショットを撮ろうとすると規約違反になる恐れがあるので止めておいたほうが無難だと思います
ストレージ不足を解消する
「自動でパソコン本体に保存されるはずなのに保存されていない」という場合、パソコンの保存容量が足りない可能性があります
映像ファイルは他のファイル形式と比べてサイズが大きくなりがちなので、容量不足に陥ることは割と多いはずです
HDDやSSDといったストレージがいっぱいになっていないか確認してみてください
【Windows11でストレージの残り容量を確認する方法】
- スタートボタン(Windowsのアイコン)をクリック
- 「設定」をクリック
- 「システム」をクリック
- 「記録域」をクリック
ストレージの残り容量が少ない場合には、Dropboxなどのクラウドストレージにデータを移動させておくといいでしょう
Dropboxの有料版をどこよりも安く買う方法については以下の記事をご覧ください
専用ソフトを導入すると便利
Windowsの標準機能で録画できないという場合には専用のソフトを利用するのも一つの手だと思います
ソースネクストの公式サイトで販売されている「B’s 動画レコーダー」などの専用ソフトを使えば、YouTubeやZoomなどのありとあらゆるアプリで画面収録ができます
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↓Windowsパソコンの動作を軽くする・高速化する設定方法