【セール情報も】買い切りオンラインストレージpCloudの料金・評判を解説!
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回は人気急上昇中のクラウドストレージサービス「pCloud」の概要、使い方、評判についてお話していこうと思います
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pCloudとは?
pCloud(ピークラウド)は、スイスの企業が運営するオンラインストレージサービス(クラウドストレージサービス)です。
2013年にリリースされた比較的新しいサービスですが、2023年1月時点でのユーザー数は1,600万人という超人気サービスとなっています
オンラインストレージといえば「Googleドライブ」「OneDrive」「iCloud」「Dropox」あたりが有名かと思います。これらの競合(強豪)がいる中でユーザー数を伸ばし続けているのは驚異的といえるでしょう
pCloudがこれほどユーザー数を増やすことができたのは「買い切りプラン」のおかげだと思います
一般的に、オンラインストレージはサブスク方式で課金されていくので、長い目で見ると大きな出費になりがちです
一方、pCloudにはサブスクプランだけでなく買い切りプランも用意されており、はじめの契約時にお金を払えば、それ以降追加料金を取られる心配はありません(詳細は後述)
pCloudは料金面だけでなく機能面も優れており、自動バックアップや暗号化フォルダなどの優秀な機能も多いです
今なら無料で10GB使えるので、気になる方は試しにアカウントを作成してみてください
以下、pCloudの概要まとめです
サービス名 | pCloud |
本拠地 | スイス |
サーバー所在地 | EUまたはアメリカ(選択可能) |
課金方式 | 買い切り or サブスク(年間) |
プラン | 後述 |
無料お試し | 可能(10GB) ※1ヶ月利用しないと無料アカウント削除 |
返金保証 | 10日間 |
支払い方法 | 以下のクレジットカードまたはPayPal ・Visa ・MasterCard ・AMEX ・Discover ※現時点でJCBは利用不可 |
アプリ対応 | Windows Mac Linux Android iPhone / iPad ※ブラウザでも操作可能 |
ファイルサイズ上限 | 無制限 |
バージョン管理 (履歴管理) | 無料プラン:15日間 有料プラン:30日間 |
ファイル共有 | 可能 |
暗号化フォルダ | 利用可能 |
WebDAV | 対応 |
自動バックアップ | 可能 |
公式サイト | pCloud公式サイト |
pCloudの料金プラン
個人向けプラン
pCloudの個人向けプランはストレージ容量500GBの「Premium」、2TBの「Premium Plus」、10TBの「Custom」の3つに分けられています。それぞれの料金は以下の表の通りです
Premium | Premium Plus | Custom | |
容量 | 500GB | 2TB | 10TB |
買い切り料金 (一括払い) | 199ドル | 399ドル | 1190ドル |
年間料金 (サブスク) | 49.99ドル | 99.99ドル | なし |
※料金は変更となる可能性があります。詳しくは公式サイトをご覧ください→pCloud公式サイト
プランは3つのみですが、足りない場合にはプランを追加購入すれば容量を増やせます。
Q. 自分のLifetimeアカウントにストレージ容量を追加することはできますか?
A. はい、できます。既存のLifetimeプランに追加ストレージを購入される場合は、追加した新たなプランの全額を支払うとそれまでのLifetimeプランに容量が追加されることにご留意ください。たとえば、お客様が500 GB Lifetimeに加入されていて2 TB Lifetimeにアップグレードされる場合は、アップグレード後の新規ストレージ総容量として2.5 TB獲得することになります。
公式サイトより引用
課金方式は「買い切り」と「年払い」の2種類が選択可能です。ただし、買い切りプランには以下のような制限があることに注意してください
- アカウントの譲渡は禁止
- アカウントが失効するのは「アカウント所有者が亡くなる」と「契約から99年経過」の早い方
アカウントの譲渡は禁止されているので「アカウントを子々孫々まで継承していって永遠に使う」みたいなことはできません
また、アカウントは契約してから99年経過すると失効するとのこと。まぁ、これだけ長ければ、よほど長生きしない限り生涯使い続けられると思いますが…
おそらく本記事をお読みの皆さんは、アカウントの継続期間よりも「サービス終了の心配はないのか」について知りたいと思いますので、その点については記事の後半で深掘りしていこうと思います
ちなみに、pCloudでは無料で10GBまで使うことが可能となっているのですが、6ヶ月間利用しなかった場合にアカウントが削除されてしまうので、あくまでお試し用として使うのがおすすめです
Familyプラン
複数人で利用するのであればFamilyプランがお得です
2TB for Family | 10TB for Family | |
容量 | 2TB | 10TB |
ユーザー数 | 5人まで | 5人まで |
買い切り料金 (一括払い) | 595ドル | 1499ドル |
※料金は変更となる可能性があります。詳しくは公式サイトをご覧ください→pCloud公式サイト
pCloudの機能・特徴
3種類の保存方式に対応
pCloudでは「仮想ドライブ」「Sync」「バックアップ」の3種類の保存方式が利用できます
「仮想ドライブ」は手元のパソコンにはデータを保存せずにクラウド上にだけデータを保持する方式です。仮想ドライブを使うことでパソコンの保存容量を節約できます
ただし、保存したファイルを利用するためには、その都度ダウンロードする必要がある(=若干時間がかかる)ので、利用頻度が少ないファイルを保存しておくといいでしょう
「Sync」はパソコンのデータとクラウド上のデータを同期させる保存方式です。
「バックアップ」は、その名の通り、端末上のデータをバックアップするための機能です。
エンドツーエンド暗号化に対応
pCloudではエンドツーエンド暗号化に対応したフォルダを利用可能です。このフォルダに保存されたデータは、サービスの運営会社ですらアクセスできないため、プライバシーの心配なく利用できます
他社の某クラウドストレージサービスでは、運営側が勝手にユーザーのデータを判別して、アカウントを凍結させた事例もあるので、そういったトラブルを避けたい場合にはpCloudを使うといいでしょう
また、「永世中立国であるスイスのプライバシー保護法が適用される」「プライバシー保護がしっかりしたEUのサーバーが選択できる」といった点も安心できるポイントかと思います
ファイル共有を細かく設定可能
一般的なクラウドストレージと同様、リンクを共有することでフォルダやファイルを第三者に公開可能です
共有の仕方として以下の項目を指定できます
- 「プレビューのみ」or「ダウンロードも許可する」?
- パスワードで保護
- リンクの有効期限
pCloudの評判
pCloudの良い評判
- 大容量プランが用意されているのがうれしい
- 月々の出費が抑えられる
- 機能が充実している
- 永世中立国のスイスに本拠地があるのでプライバシーの心配も少ない
pCloudの悪い評判
- ダウンロード・アップロードの速度が遅い
- サービス終了が心配
やっぱり買い切りクラウドストレージって便利でいいわー。 シェアしたいファイルもネット経由で簡単にできるし。 円安解消したら多少高くても10TBぐらいガツンと追いストレージしたい #pCloud
Twitterより
写真はアマプラ会員だからAmazonにぶち込めるけど動画が全然足りなかったから買い切りオンラインストレージのpCloudは助かる。
Twitterより
せっかく買ったpCloud、上りも下りもクッソ遅いんですが…いいんですのこれ?(全ギレ)
Twitter
pCloudのブラックフライデーキタ!! 2TBのライフタイムストレージって頭おかしいサービスだからこの機会に購入おぬぬめ!! ワイはCubaseのプロジェクトドライブとpCloud同期させて自動バックアップさせてる この方法やとローカルからファィル開くからめちゃくちゃ速い
Twitter
pCloudがいつのまにか日本語対応になってる! しかもパスワード管理機能とか端末のバックアップ機能が追加されてる!!モバイル端末バックアップ機能は前からあったけど、PCのバックアップにも対応して仮想ドライブとして使えるのは良いな Googleドライブの代用にもなる
Twitterより
ハッシュ値走査ならまだしもAIによる誤爆BAN乱発気味なので基本的にはCloudは信用しない方が良い。AppleやGoogle垢を紐付けすると被害大きくなのでやるなら買い切り型のpCloudやkoofr等に投げるが基本
>Appleが「iCloudフォトに性的児童虐待の画像がないかをチェックするシステム」の実装を破棄
Twitterより
pCloudのセール情報
pCloudでは、年末年始やクリスマス、バレンタイン、ハロウィンといったイベントの時期になるとセールを開催します
「なるべく安く買いたい!」という方は公式サイトをこまめにチェックしてセールを狙ってみるのがいいと思います
セールが開催された場合には、本記事でもお知らせするので、ぜひ本記事をブックマークしておいてください
↓現在開催中のセール
サービス終了の心配はない?
こうした買い切りタイプの商品で心配になってくるのが「サービスが終了することはないのか」ということだと思います
pCloudは買い切り型の商品なので、長期間使い続けた場合には他のクラウドストレージよりもお得です。しかしながら「契約した1年後にサービスが終了した」なんてことになったら、むしろ割高になってしまいます
特にpCloudの場合は、格安で永年ライセンスが手に入るので「こんな安くて経営的にやっていけるのか」と心配になる人も多いかもしれませんが、当面は大丈夫だと僕は思います
その根拠のひとつが「有料オプション」です。pCloudには「暗号化フォルダ」「履歴管理の期間延長」といった有料オプションが多数設けられており、その中にはサブスク方式でしか支払えないものもあります
このように「本体を安く売ってオプションで継続的に儲ける」という手法はビジネスモデルとしては珍しくないため、過剰に心配する必要はないでしょう
また、公式サイトによると、ユーザー数は急速に増加しているとのことなので「資金繰りに困ってサービス終了」という事態には至らないと思われます(実際、ここ9年間は黒字経営となっているそうです)
もちろん、途中で買い切りプランを廃止しサブスクだけに切り替える可能性もありますが、「買い切りのオンラインストレージ」という自らの強みを簡単に捨てるとは思えません
上記の理由から、損をする可能性はかなり低いと思うので、迷っている方はぜひ利用してみてください
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