【ちょうどいい】電子書籍の閲覧にオススメのタブレット
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
この記事では電子書籍を閲覧するのに最適なタブレットを紹介していこうと思います
電子書籍に最適なタブレットサイズは?
オススメのタブレットを紹介する前に「電子書籍に最適なタブレットサイズ」を紹介しておきます
結論から言ってしまうと、電子書籍にメモを書き込んだりしない場合、つまり単に閲覧するだけの場合には「7~9インチ」のタブレットがオススメです
これくらいのサイズ感なら、「文字が小さすぎて読めないっっ!」なんてことはないですし、そんなに重くないので寝ながら読んでいても手が疲れにくいかと思います
10インチ以上になってくると、電子書籍の閲覧用というよりは、手書きでノートを書いたり、大画面で動画を楽しんだり、、、といった使い方が主流になってきます
ただし、雑誌や論文を読む場合には「10インチ程度が最適」と感じる方も多いかもしれません
サイズ感の目安としては以下の表を参考にしてください
ディスプレイの サイズ | 対角線の長さ | オススメの用途 |
7インチ | 約17.78cm | タブレットにしては小型。 持ち運びに便利。 |
8インチ | 約20.32cm | 電子版の漫画・小説を読むのに最適。 |
10インチ 11インチ | 約25.40cm 約27.94cm | 大画面で動画を楽しみたい人むけ。 電子版の論文・雑誌を読むのにも最適。 |
12インチ~ | 約30.48cm~ | 分割画面も快適。 キーボードを付ければPC代わりにも。 |
タブレットサイズについて詳しく知りたい場合は以下の記事をご覧ください。
オススメの電子書籍用タブレット
iPad mini
iPadシリーズの中から選ぶなら「iPad mini」が最有力候補です
この機種は8.3インチのディスプレイを搭載していて、ちょうどいいサイズ感が魅力の製品となっています
他のiPadシリーズ同様、初期性能に関しては十分なので、読んでいて不満を感じることはないはずです
デメリットとしては、SDカードによるストレージの拡張に対応していないことが挙げられます。
電子書籍を大量に保存しておきたい場合には「クラウドストレージを使う」等の対策が必要です↓
製品名 | iPad mini(第6世代) |
メーカー | Apple |
発売日 | 2021年9月 |
ディスプレイサイズ 解像度 | 8.3インチ 2266×1488 |
本体サイズ・重量 | 134.8×6.3×195.4 mm 293g |
CPU | Apple A15 |
メモリ | – |
内部ストレージ SDカードの使用 | 64GB/256GB (SDカードによる拡張不可) |
OS | iPadOS 15 |
詳細 | Apple公式サイト |
LAVIE T8 T0875/CAS
iPad miniは結構高額なので「単に電子書籍を読むだけなのにiPadを買うのは気が引ける…」という方も多いかと思います
そういう方は、NEC(日本電気)製の7インチタブレット「LAVIE T8」を買いましょう
CPUがHelio P22Tなので性能がメチャクチャ良いってわけでないですが、1~2万円程度で買えるタブレットとしては優秀だと思います。少なくとも電子書籍を読むだけなら十分なスペックです
この価格帯のタブレットは聞いたこともないような怪しいメーカーの製品が多いのですが、LAVIE T8は大手国内メーカーのNEC製なので安心して使えるかと思います
あと、iPad miniと違ってSDカードが使えるのが地味に嬉しいポイントです
製品名 | LAVIE T8 T0875/CAS |
メーカー | NEC(日本電気) |
発売日 | 2021年8月 |
ディスプレイサイズ 解像度 | 8インチ 1280×800 |
本体サイズ・重量 | 199.1×121.8×8.15mm 305g |
CPU | Helio P22T |
メモリ | 6GB |
内部ストレージ SDカードの使用 | 128GB (SDカードによる拡張が可能) |
OS | Android 11 |
詳細 | NEC公式サイト |
購入はNECダイレクトストア(公式ショップ)から→NECダイレクト
Fire HD 10
製品名 | Fire HD 10 |
メーカー | Amazon |
ディスプレイサイズ 解像度 | 10.1インチ 1920×1200 |
本体サイズ・重量 | 262 x 159 x 9.8mm 500g |
メモリ | 3GB |
内部ストレージ SDカードの使用 | 32GB / 64GB (SDカードによる拡張が不可能) |
OS | Fire OS |
ちょっと大きいですが、Amazonの「Fire HD 10」も電子書籍の閲覧に使えるかと思います
「Fire HD 10」は10.1インチを搭載したタブレット。大画面で閲覧できることから雑誌・論文の閲覧にも耐えられます
価格面についても優秀で、Amazonを使えば2万円以下の低価格で手に入ります(セール時には1万円を切ることも)
ただし「メモリ3GB+SDカード非対応」とスペック面では不安な点も多いです。「低スペックでも、安くてデカけりゃいい」という人向けの製品となっています
電子ペーパーで読むのもアリ
本記事ではiPadやFireタブレットのような、液晶ディスプレイや有機ELを搭載したタブレットを紹介しました
しかし、これらのタブレットは閲覧時に強い光を発するので、「長時間読書をしていると目が疲れる」というデメリットがあります
もし、「ディスプレイが原因で眼精疲労に悩まされている」という場合には、電子ペーパーの購入をオススメします
電子ペーパーというのは、楽天KoboやAmazon Kindleといった電子書籍の専用リーダーに採用されているもので、視認性の高さで知られています
液晶ディスプレイや有機ELディスプレイとの決定的な違いは「自ら発光しない点」です。
一般的なディスプレイが自分で光るのに対し、電子ペーパー(E ink)は反射光が目に届いてみえるという仕組みになっています(表示原理の詳細は以下の記事を参照してください↓)
つまり、電子ペーパーの「目に見える原理」自体は普通の紙と一緒なので、まぶしさを感じることなく閲覧できるわけです(もちろんブルーライトやチラツキの心配もありません)
もちろんデメリットがないわけではなく、「書き換え速度が遅い」「製品の種類が少ない」といった欠点はありますが、目をいたわりたいなら絶対に購入したほうがいいです
電子書籍の閲覧に使える電子ペーパー端末については以下の記事にまとめたので是非ご覧ください