Androidで急速充電中と表示されない原因・対処法とオススメの充電器
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回はAndroidスマホで高速充電(急速充電)ができないときの原因・対処法を解説していきます
記事の後半ではオススメの充電器についても紹介するので、ぜひ最後までお読みください
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急速充電できているか確認する
そもそもAndroidスマホが急速充電できているか分からないという場合には、スマホに表示されるメッセージを確認するのが手っ取り早いです
機種にもよりますが、急速充電できるているときはロック画面に「急速充電中」などと表示されます
しかし、端末によっては充電専用のケーブルが差し込まれた場合には常に「急速充電中」と表示するものもあるらしく、本当に急速充電できているか確かめることはできないとのこと(参考:マイナビ)
よって、正確な充電スピードを知りたいという場合には「Ampere」というアプリを使うことをオススメします↓
Ampere
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このアプリを使えばスマホにどれだけの電流が流れているか知ることができるので非常に便利です
目安としては「2400mA(=2.4A)以上」だったら、急速充電できていると判断していいと思います
ちなみに電流チェッカーという充電速度を測る専用機器も売っているので、アプリが信用できないという方はそちらを購入するのもアリでしょう↓
急速充電の目安と規格
急速充電できない時の対処法を解説する前に、急速充電の規格について軽く触れておこうと思います
充電速度の速さは、充電中に流れる電流量(アンペア数)に依存します。
市販の充電器に「高速充電可能」とか「急速で給電!」とか書いてあるのを見たことがあるかもしれませんが、「高速」とか「急速」のような文言に明確な基準はありません
そのため、具体的な給電スピードが知りたい場合には、記載されている電力量(単位はA)や出力(単位はW)、急速充電の規格をチェックする必要があります
電流量の目安としては「2.4A以上」だと急速充電と呼ばれることが多いとのこと。基本的には数値が高ければ高いほど速く充電できます
あと、充電規格も重要です。
近年のAndroidスマホで採用されることが多い充電規格は「Quick Charge」と「USB PD」の種類で、最近はUSB PDが採用されることが多くなってきています(記事執筆時点)
PDというのは「パワーデリバリー」の略で、PDの仕様は「電圧が最大20V、電流が最大5A、出力が最大100W」らしいです(あくまで最大値なのでご注意を)
急速充電を利用したいなら、これらの規格を満たした充電器・スマホを使うようにしましょう
急速充電の規格は結構ややこしいですが、エレコムの公式サイトに分かりやすい説明があったので、リンクを貼っておきます↓
ただし、注意してほしいのが「急速充電に対応した充電器を使っているからと言って必ずしも急速充電できるとは限らない」ということ。
Androidスマホで急速充電を利用するためには、以下の3つを揃える必要があります
- 急速充電対応の充電器・モバイルバッテリー
- 急速充電対応のスマホ本体
- 急速充電対応の充電ケーブル
もし、どれか1つでも欠けてしまっている場合には、急速充電ができなくなる原因となりうるので、注意してください
急速充電できない時の対処法
ケーブルの接触不良を確認
「いつもは急速充電できるのに今回だけできない…」という場合には、とりあえず充電ケーブルを抜いて、再度接続してみましょう
単純ですが、これで直ることが結構あるそうです
ソフトウェアの不具合を解消する
ソフトウェアの不具合によって急速充電ができない場合もあります
そういうときには、スマホを再起動すると直ることがあるので、試してみてください
あと、スマホ本体のソフトウェアアップデートで直ることもあります
また、真偽の程は不明ですが、Androidに標準搭載されている「Digital Wellbeing」という機能を無効化すると急速充電できるようになることがあるそうです
Digital Wellbeingは「設定」の中にある「アプリと通知」から無効化できます
冷やす
高温下で急速充電しようとすると、スマホ本体の温度が上昇して、バッテリーに大きな負荷がかかります
そのため、スマホの機種によっては、温度が上昇した場合に自動で急速充電を止めるものもあるとのこと。
機種によっては25℃以上でもダメになっちゃう機種すらあるそうです
もし室温が高すぎるという場合には、涼しい場所で充電すると改善する可能性があります
ただし、急速充電の性質上、スマホ本体が熱くなるのは仕方がないことです。スマホを長持ちさせたいなら、ある程度の妥協が必要になります
充電器やスマホを買い換える
もし、充電器もスマホもケーブルも急速充電に対応しているものを使っていて、且つ上記の対処法で直らない場合には、どれかが壊れている可能性があります
特に安い充電器の中には粗悪品も多いので、無名なメーカーから充電器を買ったという場合には、充電器の不具合を疑うのがいいでしょう
もし充電器側の不具合だった場合には、スマホ側の設定で解決するような問題ではないので、残念ながら新しい充電器に買い換える必要があります(オススメの充電器については後述)
途中で急速充電から普通の充電に切り替わる
急速充電を使っていると「途中で急速充電から普通の充電に切り替わる」という事象に遭遇することもあるかもしれません
これは、バッテリーの劣化を防ぐために、あえて途中で急速充電を止めているために起こる現象です
「100%まで急速充電してほしい」という気持ちも分かりますが、「スマホを長持ちさせるためには仕方がない」と割り切るしかありません
オススメの急速充電器
Anker PowerPort III 65W Pod
まず紹介するのが、中国の周辺機器メーカー「Anker」が販売している「Anker PowerPort III 65W Pod」です
最大65Wの出力が可能であるため、スマホのみならずMacBookなどのノートパソコンも高速充電できます
USB PDのオプション仕様である「PPS」に対応しているのも魅力的。PPSというのは「Programmable Power Supply」の略で、PPSに対応したスマホとPPSに対応した充電器を使うことで通常のPDよりも速く充電できるようになります
現在、PPSに対応しているスマホはGalaxy S21など一部の機種のみとなっていますが、該当機種をお持ちの場合にはPPSが使える充電器を買うことをオススメします
ポートはUSB Type-C用が1つ。複数のデバイスを同時に充電することはできないので注意してください
エレコム ACDC-PD1757BK
PDとQuick Chargeの両方に対応した充電器が欲しいなら、エレコムの「ACDC-PD1757BK」がオススメ
この製品はUSB-AとUSB Type-Cの2種類のポートを備えており、USB-Aのほうが「12W(5V/2.4A)」に対応、Type-Cのほうが「PD 45W」と「Quick Charge 18W」に対応しています
もちろん2つのポートを同時に使用することも可能です。
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