ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回はAndroidユーザーが利用可能なスマホ保険・補償サービスを紹介していきます
※少し長めの記事なので下の目次をご活用ください

スマホ保険の必要性・メリット
この記事をお読みの方の中には「保険料払ってまでスマホ保険に入るメリットってある?」とお考えの方もいるのではないでしょうか?
そこで、docomoの補償を例に挙げて「そもそもスマホの補償は必要か」について考えていきたいと思います(詳しい料金は後述)
SAMSUNGのAndroidスマホ・Galaxy Note20 Ultra 5Gを、docomoの「ケータイ補償サービス」に登録していた場合、修理にかかる費用は以下の表のようになります(docomo公式サイトから引用)
修理内容 | 未加入時 | 加入時 |
ディスプレイ修理 | 40,150円 | 上限3,300円 |
基板修理 | 62,480円 | 上限3,300円 |
修理上限額 | 126,280円 | 上限3,300円 |
「ケータイ補償サービス」の保険料が月550~1,100円であることを考えると、補償サービスの威力がお分かりいただけると思います
上の例からも分かるように、1回でも故障・盗難に見舞われた場合には、保険・補償サービスに加入した方がオトクになるケースが多いです
特に「1つのスマホを長く使い続ける」という場合には故障のリスクが高くなります。頻繁にスマホを買い替えないという方は保険・補償に入っておくと得するかもしれません
また、10万円を超えるスマホを持っている方は、故障した時に受ける金銭的・精神的ダメージは計り知れないので、必ず補償に加入しておくようにしましょう
Androidユーザーにオススメのスマホ保証
では早速、Androidユーザーにオススメのスマホ保証を紹介していこうと思います(AppleCareやスマホ保険などiPhone限定の補償は除いてあるのでご安心を)
前提としてスマホの補償は、ドコモやauなどのキャリアが提供する補償と、それ以外の会社(保険会社やメーカーなど)が提供する補償の2つに大別されます
キャリアの補償サービスは基本的に機種変更時に加入するので手続きが楽なのですが「補償回数の上限が厳しい」「機種変更してから時間が経つと加入できなくなる」などハッキリ言って良質なサービスとはいえません
おそらく、この記事を読んでいる方のほとんどは「キャリア以外の補償」に加入することを考えていると思うので「キャリア以外の補償」を先に紹介していきます
【本記事で紹介する補償サービスの一覧】
キャリア以外の補償
スマホの保険証
個人的に一番オススメなのが、株式会社ギアが運営する補償サービス「スマホの保険証」
最近始まったサービスなので知名度こそ低いですが、「月900円で最大5台補償」「スマホ以外にもゲーム機、イヤホン等が対象」「いつでも加入できる」「場合によっては中古でもOK」など他社にはない魅力がたくさんあります
迷ったらとりあえず「スマホの保険証」に加入しておけば間違いないでしょう(ただしライトプランは微妙なのでスタンダードプラン推奨)
以下、「スマホの保険証」の詳細情報です(下の表は横スクロール可)
プラン名 | スタンダードプラン | ライトプラン |
保険料 | 900円/月 | 550円/月 |
自己負担額 | 無料(年間100,000円まで補償) | 無料(年間50,000円まで補償) |
対象機種 | キャリア問わず全機種 (AndroidもOK) | キャリア問わず全機種 (AndroidもOK) |
補償台数 | 主端末1台 + 副端末4台 | 1台 |
補償回数の上限 | なし ※年間100,000円まで | なし ※年間100,000円まで |
「スマホの保険証」の詳細については以下の記事にまとめてあります

モバイル保険
さくら少額短期ほけん株式会社が運営する「モバイル保険」もAndroidの補償に対応しています
モバイル保険のプランは非常にシンプル。月700円で3台まで補償できるプランのみが提供されています。
「スマホの保険証」のスタンダードプラン同様、年間10万円以下であれば自己負担0なのが嬉しいポイントです
追加費用なしで登録中の端末を変更できるのも魅力的。スマホを買い替えた際には、マイページから登録済みの端末を切り替えるだけで、新しい端末が補償対象になります
以下、「モバイル保険」の詳細情報です(下の表は横スクロール可)
サービス名 | モバイル保険 |
保険料 | 700円/月(非課税) |
自己負担額 | 無料(年間100,000円まで補償) |
対象機種 | キャリア問わず全機種 (国内販売品のみ。AndroidもOK) |
補償台数 | 主端末1台 + 副端末2台 |
補償回数の上限 | なし ※年間100,000円まで |

モバイル補償

「モバイル補償」は株式会社MRGの補償サービス。
シンプル、スタンダード、プレミアムの3プランの中から自分に合ったプランを選ぶことができます
特にシンプルプランは月440円と業界屈指のお手頃価格です(ただし補償回数の上限と補償台数に注意)
プラン名 | シンプルコース | スタンダードコース | プレミアムコース |
保険料 | 440円/月(税込) | 660円/月(税込) | 880円/月(税込) |
年間補償限度額 | 5万円 | 10万円 | 10万円 |
対象機種 | キャリア問わず全機種 (AndroidもOK) | キャリア問わず全機種 (AndroidもOK) | キャリア問わず全機種 (AndroidもOK) |
補償台数 | 1台 | 1台 | 1台 |
補償回数の上限 | 年3回 | 年3回 | 無制限 |
キャリアの補償
続いては大手3キャリアが展開する補償サービスを見ていきます
ケータイ補償サービス(ドコモ)
docomoでスマホを買ったユーザーは購入後14日間以内であれば「ケータイ補償サービス」に加入することができます
docomoで販売されている端末であれば、メーカー問わず補償対象となります。当たり前かもしれませんが、他のキャリアで買ったスマホは対象外です(ahamoはOK)
負担額だけで比較すれば大手3キャリアの中で1番良心的なサービスと言えそうです
サービス名 | ケータイ補償サービス(ドコモ) |
保険料 | 550~1,100円(税込) ※機種によって異なる |
自己負担額 | 上限3,300円(税込) |
対象機種 | ドコモから譲渡、貸与、拾得されたスマホ |
補償台数 | 1台 |
補償回数の上限 | 1年に1回まで |
故障紛失サポート(au)
auユーザーはスマホ購入時に限り「故障紛失サポート」に加入できます
補償回数の上限は「2年間で1回まで」と他のキャリアに比べて少なめです
サービス名 | 故障紛失サポート(au) |
保険料 | 693~726円(税込) ※4G、5Gスマホの場合 |
自己負担額 | 1回目:上限5,500円(税込) 2回目:上限8,800円(税込) |
対象機種 | auで購入したスマホ (購入時のみ加入可能) |
補償台数 | 1台 |
補償回数の上限 | 2年に1回まで |
あんしん保証パックプラス(ソフトバンク)
ソフトバンクユーザーはスマホ購入時に限り「あんしん保証パックプラス」に加入できます
保険料は一律715円です
サービス名 | あんしん保証パックプラス (ソフトバンク) |
保険料 | 715円(税込) |
自己負担額 | 上限5,500円(税込) |
対象機種 | ソフトバンクで購入したスマホ (購入時のみ加入可能) |
補償台数 | 1台 |
補償回数の上限 | 前回の利用から6ヶ月間は保証サービスが受けられない |
目的別のオススメ・比較表
続いては上記6社のサービスを項目ごとに比較していこうと思います
月額料金で選ぶなら、、、
月額料金 | |
スマホの保険証 | ライトプラン:550円(非課税) スタンダードプラン:900円(非課税) |
モバイル保険 | 700円(非課税) |
モバイル補償 | シンプルコース:440円(税込) スタンダードコース:660円(税込) プレミアムコース:880円(税込) |
ケータイ補償サービス (ドコモ) | 550~1,100円(税込) ※機種によって異なる |
故障紛失サポート (au) | 693~726円(税込) ※4G、5Gスマホの場合 |
あんしん保証パックプラス (ソフトバンク) | 715円(税込) |
月額料金だけ見ると大手3キャリアの補償も悪くないように思えます
しかし、キャリアの補償は「対象となるのは1台のみ」「補償回数の上限が厳しい」「対象端末が限られる」などデメリットが多く存在する点に注意してください
また、docomoとauは機種によって月額料金が異なります。特に最新機種は保険料が高くなりがちです
補償回数で選ぶなら、、、
補償回数 | |
スマホの保険証 | 上限金額を超えない限り何度でも |
モバイル保険 | 上限金額を超えない限り何度でも |
モバイル補償 | シンプルコースとスタンダードコースは年3回 金額に上限あり |
ケータイ補償サービス(ドコモ) | 1年で2回まで |
故障紛失サポート(au) | 2年で2回まで |
あんしん保証パックプラス(ソフトバンク) | 前回の利用から6ヶ月間は保証サービスが受けられない |
補償回数で選ぶなら「スマホの保険証」か「モバイル保険」の2択です。
両者とも上限金額を超えない限り、回数無制限となっています
補償台数で選ぶなら、、、
補償台数 | |
スマホの保険証 | 最大5台(スタンダードプラン) |
モバイル保険 | 最大3台 |
モバイル補償 | 1台 |
ケータイ補償サービス(ドコモ) | 1台 |
故障紛失サポート(au) | 1台 |
あんしん保証パックプラス(ソフトバンク) | 1台 |
補償台数で選ぶなら「スマホの保険証」か「モバイル保険」の2択です。
この2社はスマホ以外の保証にも対応しているので、スマホを1台しか持っていない方にもおすすめです。
また、場合によっては家族の端末も補償対象となります
スマホ以外もイケる?
対象機種 | |
スマホの保険証 | スマホ、タブレット、パソコン、ゲーム機など 通信機器全般が対象 |
モバイル保険 | スマホ、タブレット、パソコン、ゲーム機など 通信機器全般が対象 |
モバイル補償 | スマホ、タブレット、携帯音楽プレーヤー、モバイルルーター ※スマートウォッチ、ゲーム機は対象外 |
ケータイ補償サービス (ドコモ) | ドコモのスマホ・ケータイのみ |
故障紛失サポート (au) | auのスマホ・ケータイのみ |
あんしん保証パックプラス (ソフトバンク) | ソフトバンクのスマホ・ケータイのみ |
「スマホの保険証」か「モバイル保険」の2社はWiFi・Bluetoothに繋がる機器なら基本的に保証対象となります
「モバイル補償」はスマホ以外にもタブレットや携帯音楽プレーヤー、モバイルルーターが対象ですが、スマートウォッチ、ゲーム機は対象外です
加入可能な期間は?
加入可能期間 | |
スマホの保険証 | (壊れていなければ)いつでも |
モバイル保険 | 購入から1年以内 ※1年以上でもメーカーやキャリアの補償サービスに加入していて、 モバイル保険のサービスが受けられる状態にある場合には加入可能 |
モバイル補償 | 記載なし |
ケータイ補償サービス(ドコモ) | 購入後14日以内 |
故障紛失サポート(au) | 購入時のみ |
あんしん保証パックプラス(ソフトバンク) | 購入時のみ |
結論・まとめ
今回の内容をまとめると↓こんな感じです
- 大手3キャリアの補償サービスはメリットが少ない
- 保証台数と補償金額で選ぶなら「スマホの保険証のスタンダードプラン」が最強
- 月額料金と保証内容のバランスを重視するなら「モバイル保険」が最適
- 補償金額が少なくてもいいなら「モバイル補償のシンプルコース」が最安
以上、東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)でした!
