スマホ・タブレットの充電が途切れる場合の原因・対処法【iPhone・Android、iPad】
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回は、スマホやタブレットの充電が途中でストップしてしまう場合の原因と対処法について解説していきます
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充電が途切れるってどんな状況?
最近のスマホにはリチウムイオンバッテリーと呼ばれるバッテリーが搭載されているのですが、長年使っていると様々な不具合が発生します
そのなかでも代表的なものが「バッテリーの充電が勝手に止まる」というもの。
「本来100%まで充電されるはずなのに80%くらいで充電が途切れてしまう」というケースはけっこう発生するようです
また、場合によってはバッテリー自体に問題はないのに、充電が勝手に途切れるということもあります
充電がストップする要因としてはいろいろな理由が考えられるので、ひとつひとつ確認してみてください(↓下で詳しく解説していきます)
充電が止まる原因と対処法
では、ここからは充電が勝手に止まる原因とその対処法を解説していきます
設定項目を見直す
満充電にならずに充電がストップするという場合には、まず最初に設定項目を確認してみましょう
もしかするとスマホやタブレット本体の設定により「勝手に充電が途切れるようにコントロールされている」可能性があります
「何を言っているんだ?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、最近のスマホ・タブレットの中にはバッテリーの劣化を防ぐために満充電できないように設定してある機種もあるんです
スマホに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、満充電のまま電源につなぎ続けたり、バッテリーが0になっても充電しなかったりすると劣化が早まります
そのため、スマホの機種によっては、バッテリーの劣化を少しでも遅らせるために、あえて9割程度までしか充電できなくなるよう設定できるものもあるわけです
iPhoneやXperiaのような日本で人気の機種にも上記の機能は備わっています。iPhone・iPadの場合は「最適化されたバッテリー充電」、Xperiaの場合は「いたわり充電」という名称です
もし「バッテリーが劣化してもいいから100%まで充電したい!」という場合には、以下の手順で設定を変更してみてください。
ちなみに、機種によっては生活リズムをAIが判断して、絶妙なタイミングで100%になるように自動調整してくれるものもあります(おそらく、この手の機能に関してはXperiaが一番優秀です)
【iPhone(iOS13以降)の場合】
・「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」→「最適化されたバッテリー」をオフにする
【Xperia(Android11)の場合】
・「設定」→「バッテリー」→「いたわり充電」→「いたわり充電の使用」をオフにする
ちなみにバッテリー寿命を伸ばす方法としては以下のような方法が代表的です
- 充電量を低く保つ
- スマホを高温環境下に放置しない
- 長い時間スマホを充電器につなぎっぱなしにしない
- 過度な高速充電は避ける
バッテリーの劣化具合を確認する
「いたわり充電」や「最適化されたバッテリー充電」をオフにしていてもフル充電されないこともあります
そういう場合には、バッテリーの劣化を疑ってみましょう
バッテリーが劣化しきっている場合、本来100%まで充電できるものが80%までしか充電できなくなっている、、、なんてこともあります
最近のスマホだと、設定画面から簡単にバッテリーの劣化具合を確認できるので、自分のスマホは大丈夫かチェックしてみてください
【iPhoneの場合】
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」→「最大容量」という項目で確認できます
【Androidの場合(機種によって多少異なります)】
Android11搭載のXperia1Ⅲの場合「設定」→「デバイス情報」→「電池性能表示」で劣化具合を確かめることが可能です
他の機種では少し文言が違うかもしれませんが、設定画面の一番上で「電池性能」と検索すれば同じ画面に移動できると思います
この画面では、バッテリー性能が十分な場合に「内蔵電池の充電能力は良好です(80%以上)」と表示されます
充電ケーブルの不具合
充電ケーブルが故障している場合にも充電が途切れることがあります
特にiPhoneの充電ケーブルは劣化しやすいので、ケーブルを新しくすることで症状が改善される可能性は高いです
サードパーティー製の充電器なら、劣化しにくいケーブルが搭載されているものもあるので、そちらを購入するのがいいと思います
それ以外の原因
中には「バッテリーは劣化していないし、設定も間違っていないのに、充電が勝手に途切れる…」という方もいらっしゃるかもしれません
バッテリー関連のアプリを入れているなら、そちらをアンインストールすることで直る場合もありますが、それでもダメならソフトウェアの不具合かもしれません
一旦スマホを再起動すれば症状が改善する可能性があるので試してみてください
再起動しても直らない場合は、専門家に相談するなり、新しいスマホに買い替えるなりしたほうがいいと思います
買い替えるなら中古もオススメ
バッテリーの劣化が原因で充電がうまくいかない場合、「バッテリーの交換」または「新しいスマホの購入」のいずれかが必要になります
とはいえ、どっちの選択肢を選ぼうが、かなりの出費となってしまうのがネックです
もし「出費は抑えたいけど、バッテリーが劣化したスマホを使い続けたくない」という場合には、中古でスマホを買いましょう
ここ1、2年で発売された機種なら、中古でもバッテリーが劣化しきっているということは少ないですし、中古スマホ専門店なら品質チェックがしっかりしているので、粗悪品を買う心配は不要です
オススメの機種と人気の中古スマホ専門店については以下の記事にまとめたので参考にしてください
スマホの保証サービスを見直そう
キャリアでスマホを買った人の中には「いつの間にか補償に入っていた」というケースも多いかと思います
スマホが故障した際に修理費用が安くなるので加入しておくのは良いことだと思いますが、問題なのは「どのスマホ補償サービスに加入するか」です
キャリアのスマホ補償は、他の補償サービスに比べて補償金額が少ない上に補償対象になるケースも少ないので、あまりオススメできません
節約したいなら「モバイル保険」などキャリア以外の補償サービスに乗り換えるのがいいでしょう
モバイル保険なら月額700円で3台の電子機器(スマホやタブレット、ワイヤレスイヤホン、ノートパソコン等)を補償してくれます(詳細:モバイル保険公式サイト)
スマホ保険については以下の記事で詳しく解説しているので興味のある方は確認してみてください