【2024年最新】東大生おすすめの高校古文の参考書・問題集【単語帳など】
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回は高校生向けに古文の参考書・問題集を紹介していこうと思います。
【本記事の筆者について】塾に通うことなく、田舎の定員割れ公立高校から東大(理系)に現役合格。受験時代の経験を生かして勉強関連の記事を書いています
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↓おすすめの参考書・問題集
古文の参考書・問題集の種類
おすすめの問題集や参考書を紹介する前に「どんな種類の書籍が必要か」について軽く説明しておきます
古文に必要な参考書はズバリ、以下の4種類です
- 古文単語帳
- 古文文法の参考書
- 文章読解の問題集
- 古文常識
基本的に古文は英語と同じ語学の一種なので、使う参考書も似たものとなります
つまり、英語の学習に「英単語帳」「英文法の参考書」「長文読解の問題集」が必要なように、古文にも「古文単語帳」「古文文法の参考書」「文章読解の問題集」の3つが必要なわけです
この3種類の参考書のうち1つでも怠ってしまうと古文の成績は伸び悩むこととなります
そのため、各ジャンルの参考書を1つずつ購入した上で、必要に応じて買い足すのが賢明です
その他「古文常識」の参考書も持っておくと、古文がすんなり読めるようになるかと思います
古文常識の参考書では、平安時代や鎌倉時代など「古文で問われやすい時代」の文化的背景が解説されています。
当たり前ですが、昔の人の常識と現代人の常識は大きく乖離しているので、こういう本を読んでおかないと「文章自体は読めるけど理解はできない…」なんてことがあるかもしれません
十二単(じゅうにひとえ)を知らない人が平安時代の衣服の話をされても訳分からないですよね?そんな感じで古文を読むにあたっては「前提知識」が必要になります
日本史がめちゃくちゃ得意な人には不要かもしれませんが、普通の人は古文常識の参考書を買っておいた方がいいでしょう
まとめると「古文単語帳、古文文法の参考書、文章読解の問題集、古文常識の参考書の4種類を少なくとも1冊ずつは買っておけ!」ということです
古文の単語帳
読んで見て覚える重要古文単語315
古文の単語帳は無数に売られていますが、その中でも人気なのが『読んで見て覚える重要古文単語315』
古文単語の王道ともいえる単語集で、迷ったらコイツを選んでおけば間違いないと思います
イラストや例文が豊富なので、単なる用語の暗記にとどまらないのがGoodポイントです
マドンナ古文単語230
古文の単語帳としては『マドンナ古文単語230』も有名です
こちらは、超有名講師・萩野文子さんが執筆する「マドンナシリーズ」の1冊で、解説が詳しいのが特徴です
古文単語の意味が書かれているだけでなく、語源・由来についても解説されているため、古文単語を理解しながら覚えたい人に最適と単語集となっています
ただし収録語数がやや少ないので、難関大学を目指すのであれば、他の単語帳と併用することをオススメします
古文単語ゴロゴ with CD
この記事を読んでいる人の中には「普通の単語集じゃ覚えられない!」という人もいるかもしれません
そういう暗記が苦手な人にオススメしたいのが『古文単語ゴロゴ』
名前からも分かるように、語呂合わせをふんだんに取り入れているのが特徴の単語帳で、正当法じゃ暗記できない人でも割とすんなり覚えられるかと思います
CD版があるのも魅力的。暇な時に聞き流しているだけで自然と古文単語が見に就くはずです(僕は数学の勉強中に流してました)
ただし、ちょっと下ネタ要素を含むため、エロいのが嫌いな人にはオススメできません
ちなみに、収録語数は565語(=ゴロゴ)で、ちゃんと語呂合わせになっています
古文文法の参考書・問題集
望月光の古文教室(古典文法編)
文法の参考書としては、代々木ゼミナールの人気講師・望月光さんが執筆した『望月光の古文教室(古典文法編)』がオススメです
初心者向けの参考書で、古文法の重要な部分が講義口調で詳しく解説されています
古文の勉強を始めたばかりの人や古文が苦手な人が使うのにはうってつけの解説書といえるでしょう
ステップアップノート30古典文法基礎ドリル
「基礎は身についてきたけど、もっと問題を解きたい!」という人は『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』を買いましょう
基礎問題から応用問題まで網羅されているので、文法問題をガンガンとして力をつけたいという人に最適です
ただし、古文法の解説書ではなく、あくまで問題集なので、基礎ができていない人が使うと混乱するかもしれません
必ず別の参考書で基礎力を固めてから取り掛かるようにしましょう
文章読解の参考書・問題集
古文上達 読解と演習56
初心者向けの問題集では物足りなくなった人には『古文上達 読解と演習56』をオススメします
こちらの問題集には、本格的な文章読解の問題が多数掲載されていて、「入試本番レベルの難しい問題を解きたい!」という要望に応えてくれます
本書のはじめの方には、比較的簡単なトレーニング問題も掲載されているので、基礎に不安がある方はそちらで実力を測ってみるのがいいでしょう
なお難易度は高めなので、多少解けなくても焦る必要はありません。じっくり解説を読みながら応用力を鍛えるようにしてください
古文入試精選問題集(河合塾)
難関大を受験するなら『古文入試精選問題集』もやっておくと安心です
こちらの問題集には名門大学の入試問題が23題収録されていて、難しい問題を解きたいという皆さんの欲望を満たしてくれます
問題の種類としては、マーク形式と記述式の両方が掲載されているので、この一冊で幅広い大学の対策ができることでしょう
古文常識の参考書
マドンナ古文常識217
先ほど登場した「マドンナシリーズ」には古文常識の参考書もあります
古文常識の良書はなかなか見つからないのですが、『マドンナ古文常識217』は豊富なイラストとともに古文常識を解説してくれていて、非常に読みやすいです
「単語や文の意味は分かるけど思うように点数が取れない…」という場合には、『マドンナ古文常識217』を読めば改善される可能性があります
古文が得意でない人でも読めますし、普通に本として面白いので、古文への学習意欲をかきたてる目的で読むのもアリかもしれません
源氏物語などの漫画
ここまで、古文に関する参考書を紹介していきましたが、実は古文の点数を簡単に上げる「裏技」が存在します
それが「源氏物語に詳しくなる」という方法
古文の勉強をしている人なら分かると思いますが、古文における源氏物語の出題頻度は異常なまでに多いです。東大をはじめとして難関大学でもたびたび出題されています
つまり、源氏物語の内容を完璧に把握しておけば、高確率で高得点が取れるようになるわけです
最近だと、源氏物語を分かりやすく描写したマンがも売られているので、そういう本を買ってみるのもいいでしょう
あと、日本史選択者は日本史の勉強もしっかりやっとくと古文の点数アップにつながります
僕は理系のくせに日本史が大好きでめちゃくちゃ勉強していたのですが、そのおかげで古文の文章を読まなくても解けることがよくありました
受験が近づいてきたら過去問・模試問を解こう
受験が近づいてきたら必ず志望大学の過去問を解くようにしましょう
上で挙げた参考書・問題集は古文の勉強には最適ですが、「難関大学への合格」という観点から見ると完璧とは言えません
というのも、それぞれの大学には出題内容にクセがあり、ある程度慣れておかないと解きにくいからです
第一志望の大学に効率よく合格したいなら、その大学の出題傾向を把握し、それに合った勉強をする必要があります
難関大学であれば、その大学に特化した模試も開催されるので、その過去問を解くのも有効な対策になるはずです
東大の模試問だと、駿台の「東大実戦模試」や河合塾の「東大オープン模試」、東進の「東大本番レベル模試」、代ゼミの「東大プレ」なんかが代表的かと思います
一気に学力を伸ばしたいなら東進がおすすめ!
世の中には様々な塾・予備校・通信教育がありますが、その中でも圧倒的におすすめなのが「東進」です
東進には「今でしょ」でお馴染みの林修先生をはじめとする全国トップクラスの講師陣が在籍しており、分かりやすくレベルの高い授業を受けることができます
東進は合格実績も素晴らしく、2023年の東大合格実績では圧倒的1位を獲得(参考:比較ナビ”東京大学(東大)合格実績ランキング”)。難関大を本気で目指すなら東進がおすすめです
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以上、現役東大生の西片(@nskt_yagokoro)でした!
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