ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回は低価格(無料含む)かつ高機能なOfficeソフトをいくつか紹介していこうと思います
↓Microsoft Officeの正規品を公式サイトよりも安く買う方法
Officeソフトは互換性が最重要

オススメのOfficeソフトを紹介する前に「互換性」という単語について軽く説明しておきます(知っている方は読み飛ばしてください)
互換性というのは「データを置き換えても問題なく動作すること」を指す用語です
「A社のソフトで作ったファイルがB社のソフトで動作すること」と「B社のソフトで作ったファイルがA社のソフトで動作すること」の両方が問題なく行えるとき、「A社のソフトとB社のソフトには互換性がある」といいます
日本ではMicrosoft社のOfficeソフトのシェアが圧倒的なので、他社製のOfficeソフトを購入するときには「Microsoft Officeとの互換性があるか」が重要です
Microsoft Officeとの互換性が低いOfficeソフトを使っていると「送られてきたWordファイルのレイアウトが崩れる」なんてことが起こったりもします
他社とファイルを共有する機会が多いという場合には、Microsoft Officeとの互換性が高いOfficeソフトを使いましょう
本記事で紹介するOfficeソフトはなるべくMicrosoftOfficeとの互換性が高いものを選びましたが、それでも完璧ではないかもしれません。あらかじめご了承ください
また、互換性はアップデートにより改善されるケースも多いです
Microsoft Officeの価格(参考)

「文書作成ソフト」や「表計算ソフト」など、仕事でよく使われるソフトウェアを一つにまとめたものを「オフィス(Office)」と呼びます
Officeソフトといえば、Microsoftが提供する「Microsoft Office」が圧倒的に人気ですよね
文書作成ソフトの「Word」、表計算ソフトの「Excel」、発表スライド作成ソフトの「PowerPoint」に加え、ノートソフトの「OneNote」やメールソフトの「Outlook」等から構成されています
Officeソフトの王者とも言える存在で、機能が充実しているだけでなく安定性が高いのも魅力的です
しかしながら、Microsoft Officeには「料金が高すぎる」というデメリットもあります
実際にMicrosoftの公式サイトで料金を確認してみると、家庭向けのOfficeである「Microsoft 365 Personal」の値段は、なんと1年あたり12,984円(記事執筆時点)
毎年1万円以上取られるのはさすがに痛い出費といえるでしょう
本記事では、Microsoft Officeに匹敵する性能のOfficeソフトを紹介していくので、こだわりがない方はそちらを使用するのがいいと思います
以下、Microsoft Officeの詳細です(表は横スクロールできます)
ソフト名 | Microsoft Office |
機能 | Word Excel PowerPoint OneNote Outlook |
追加特典 | OneDrive 1TB |
料金 | Microsoft 365 Personal:年間12,984円 |
対応デバイス・OS | Windows macOS(※) iOS・iPadOS(※) Android(※) ※Microsoft 365 Personalのみ使用可能。 他のプラン(Office Home & Business 2021など)では使えません |
公式サイト | Microsoft公式サイト |
なお、Microsoft Officeの正規品を公式サイトよりも安く買う方法も存在するので、Microsoft Officeにこだわる方はチェックしてみてください↓
LibreOffice

Microsoft以外のOfficeとして人気なのが無料のOfficeソフト「LibreOffice」です
世の中には無料で使えるOfficeソフトはいくつかありますが、機能が極端に少なかったり、MicrosoftOfficeとの互換性が低すぎたりと欠点が目立つものがほとんど。
そんな中登場した「LibreOffice」は無料ソフトとは思えないほど、まともに動作します
「無料で使えるなんて怪しくない?」という方もいらっしゃるかもしれませんが、これ実は結構メジャーなソフトでして、フランス政府や会津若松市など国内外の企業・自治体でも採用されているOfficeソフトなんです
もちろん日本語にも対応してますし、機能に関してもMicrosoft Officeに少し劣る程度。互換性や機能は完璧ではありませんが、普段使いで困ることは少ないかと思います
なお、営利目的で使う場合には料金が発生するらしいので、企業で導入する場合には注意してください
LibreOfficeは以下のURLからダウンロードできます
ホーム | LibreOffice – オフィススイートのルネサンス
download | LibreOffice – オフィススイートのルネサンス
以下、LibreOfficeの詳細です
ソフト名 | LibreOffice |
機能 | Writer (Microsoft Wordに相当) Calc (Excelに相当) Impress (PowerPointに相当) など |
追加特典 | なし |
料金 | 無料 ※企業で導入する場合は有料 |
対応デバイス・OS | Windows macOS Linux |
Microsoft Office との互換性 | あり |
公式サイト | LibreOffice公式サイト |
OfficeSuite
先ほど無料のOfficeソフト「LibreOffice」を紹介しましたが、やはり機能や互換性の面では有料ソフトには敵いません。
「出費は抑えたいけど高機能なOfficeソフトが欲しい!」という方にはMobiSystemsが提供する「OfficeSuite」がオススメです。
日本での知名度は低めですが、世界中に3億ものユーザーを抱える超人気ソフトで、品質の高さとお手頃な料金で知られています。Microsoft Officeと互換性がある上、ボタンの配置や操作性もMicrosoft版と似ているので、Microsoft Officeからの乗り換えに最適です
Microsoft Officeにはない機能としては、PDFの直接編集に対応したソフト「PDF Extra」が付属します。つまり、OfficeSuiteを買えば有料ソフト「Adobe Acrobat」の機能もついてくるというわけです
料金はMicrosoftが年12,984円なのに対して、OfficeSuiteは年3,480円。買い切り版も用意されていて、こちらはMicrosoftの年額より安い9,980円で提供されています
ダウンロード版は公式サイトから購入可能です
ソフト名 | OfficeSuite |
機能 | Documents (Wordに相当) Sheets (Excelに相当) Slides (PowerPointに相当) Mail & Calender PDF Extra |
追加特典 | ストレージ5GBまたは50GB(※) |
料金 | 年3480円〜(※) または9,980円:(永続ライセンス) |
対応デバイス・OS | Windows Android iPhone・iPad |
Microsoft Office との互換性 | あり |
公式サイト | OfficeSuite公式サイト |
※詳細は以下の記事を参照ください
Polaris Office
高機能・低価格のOfficeソフトとしては「Polaris Office」や「Polaris Office for Mac」も人気です
Polaris Officeは世界で9億台のパソコンにインストールされた実績のある人気ソフト。互換性の高さに定評があります
高品質なだけあって採用している企業も多く、amazonやEPSON、KDDIといった国内外の大企業で採用されているとのこと。大手が使っているというのは安心できますよね
なお、OfficeSuiteと同様にPDFの直接編集ソフトもついてきます。
この手のソフトはmacOSに非対応のものが多いのですが、Polaris Officeには 「Polaris Office for Mac」という名称でmac版も提供されています。macユーザーはそちらを使いましょう
Windows版は「ジャングルストア」で、Mac版は「ソースネクスト」で購入できます
ソフト名 | Polaris Office |
機能 | Word (Microsoft Wordに相当) Sheet (Excelに相当) Slide (PowerPointに相当) |
追加特典 | ストレージ1GB |
料金 | Polaris Office:4,378円(割引あり) Polaris Office for Mac:4,378円 ※詳しくは公式ストアをご確認ください |
対応デバイス・OS | 【Polaris Office】 ・Windows ・Android ・iOS・iPadOS 【Polaris Office for Mac】 ・macOS |
Microsoft Office との互換性 | あり |
公式ストア | Windows版:ジャングルストア公式サイト mac版:ソースネクスト公式サイト |
WPS Office 2
格安Officeソフトとして日本でも利用者が多いのが「WPS Office 2」
WPS Office 2は中国に本社を置く企業・キングソフトが開発しているOfficeソフトで、以前は「KINGSOFT Office」という名称で提供されていました
高機能な順に「Platinum Edition」「Gold Edition」「Standard Edition」「Personal Edition」の4種類が用意されていて、自分に合ったプランを選べるのがGoodポイントです
Editionにもよりますが、価格もかなりの低価格となっています
ダウンロード版は公式サイトから購入可能です
ソフト名 | WPS Office 2 |
機能 | Writer (Wordに相当) Spreadsheet (Excelに相当) Presentation (PowerPointに相当) |
追加特典 | なし |
料金 | Platinum Edition:9,900円 Gold Edition:7,390円 Standard Edition:5,690円 Personal Edition:4,190円 |
対応デバイス・OS | Windows Android iOS・iPadOS |
Microsoft Office との互換性 | あり |
公式サイト | WPS公式サイト |
WPS Officeの詳細については以下の記事をご覧ください
↓Microsoft Officeの正規品を公式サイトよりも安く買う方法