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Pythonが使える!おすすめのVPS・レンタルサーバー【機械学習】

ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です

今回は「Pythonで実装したAIをネットに公開したい!」「DjangoやFlask等で作ったWebアプリを動かしたい!」という人にオススメのVPS・レンタルサーバーを紹介していきます

【最終更新:2022年9月25日】

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Pythonの実行にはVPSがおすすめ

この記事ではPythonの実行におすすめのVPSを紹介していきますが、「普通のレンタルサーバーじゃダメなの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません

そこで、おすすめのVPSを紹介する前に「Pythonの実行環境としてVPSが最適な理由」を解説していこうと思います

まずは、VPSの基礎知識についてザっと解説。VPS(Virtual Private Server)というのは、仮想的に構築された専用サーバーのこと。

サーバーのバードウェア、メモリ、OS、アプリケーションを他人で共有するのが「共用サーバー(一般的なレンタルサーバー)」なのに対して、1台の物理的なサーバーの中に、複数の環境を仮想的に構築するのが「VPS」です(カゴヤさんのサイトに分かりやすい図があったので引用します↓)

名前に「プライベート(P)」が入っているだけあって、VPSの利用者は自分の好きなようにOSやらアプリやらをカスタマイズ可能です

サーバーの方式としては「VPS」や「共用サーバー」の他にも「専用サーバー」があります

専用サーバーは文字通り、「物理サーバーごと自分で用意して自分だけで使用する」という方式です。

サーバーを住宅で例えると、専用サーバーが「一軒家」、VPNが「アパート」、共用サーバーが「ルームシェア」って感じです

専用サーバーは一軒家のようなものなので、初期費用も洒落にならないですし、もちろん管理費もかかります。

他方、共用サーバーはルームシェア同様、他の利用者の影響を強く受けます。料金は安いかもしれないけど、自由が少なく「やりたいことができない」という致命的な欠点があります

また、共用サーバーの中には以下のような制約があるサービスも存在するので注意が必要です(詳しくは後述)

  • SSH接続ができないサービスがある
  • 仮想環境が使えないものもある
  • Pythonのバージョン(2系、3系)が限定される場合もある
  • CRONやデータベースの個数に制限がある場合もある

これらの欠点をなくすべく登場したサービスが「VPS」です

先述した通り、VPSは1台の物理的なサーバーの中に複数のサーバーを仮想的に構築します

ハードウェアは共有しているものの、実行環境はそれぞれ違うので、共用サーバーよりも不自由なく好きなことができるのがVPSの最大の利点。

共用サーバーと違って、VPSの利用者にはroot権限が与えられます。そのため、自分の好きなようにライブラリをinstallできるわけです

まとめるとこんな感じ↓

  • 共用サーバーは安いが、他人とリソースを共有している状態なので、自由にPythonを動かせないことも
  • 専用サーバーは完全に自由だが、莫大な費用がかかる
  • VPSは自分専用の環境を構築できるので自由に利用できる。しかも安い。

VPS+Pythonでできること

ディープラーニングに利用する

Python最大の特徴といえば「機械学習用のライブラリが充実している」ことかと思います

近年は猫も杓子もAIだのディープラーニングだの叫ぶ時代なので、皆さんも一度はディープラーニングに触れた機会があることでしょう(ぼくも大学でやりました)

ディープラーニングである程度規模の大きいモデルを回す場合には、数日とか数か月とか場合によってはそれ以上の計算が必要になるケースもあるかもしれません

その間ずっと自宅のパソコンを動かし続けるのは電気代もかかりますし、ちょっとしたトラブルで学習がストップしてしまったら悲しいですよね

VPSなら専門の業者が24時間しっかり管理しているので、トラブルが起こることはまずありませんし、電気代も一切請求されません。

ディープラーニング用のパソコンを自分で購入するよりは、VPSを使ったほうが確実で安上がりだと思います

webアプリ用のサーバーとして使う

Pythonはwebアプリを実装するのにも使えるプログラミング言語です。

Django(ジャンゴ)やFlask(フラスク)といったサーバーサイドのフレームワークを活用することで、割と簡単にwebアプリを作ることができます

当たり前ですが、ローカル環境で作ったWebアプリは、サーバーで配信しなければ世界中の人々に使ってもらえません

そういうときに役立つのがVPSで、「ConoHa VPS」などのVPSサービスを利用すれば、コストを抑えつつWebアプリをネット上に公開することができます

VPSがあれば色々できる

VPSさえあれば他にもいろんなことができます。以下、その一例です

  • マインクラフト等のゲームサーバーが立てられる
  • macやスマホなどからWindows環境が利用できる
  • ブログを公開できる
  • FX自動取引ソフト「MT4」が使える
  • Twitterなどのbotが動かせる
  • Python以外のプログラミング言語の実行環境も構築できる
  • プロキシサーバーが作れる
  • バックアップサーバーを構築できる
  • オンラインストレージを安価で自作できる
  • チャットサーバー・メールサーバーが作れる
  • VPNサーバーを作れる
  • ハニーポットを動かせる  などなど

↓参考記事

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Python用おすすめのVPS・レンタルサーバー

では、ここからは「Pythonの実行にオススメのVPS」を紹介していきます

選定基準は主に以下の3つ

  • コスパの良さ、月額料金の安さ
  • 利用者の多さ
  • 安定した運用実績(トラブルの少なさ)

利用者が多いサービスの場合、トラブった時の対処法がネットで見つかりやすいので、利用者の多いVPSを使うのが無難です

特に周囲に詳しい人がいなくて自分も初めてVPSを使うという場合には、ネット上の情報量が重要になってきます

ConoHa VPS

続いて紹介するのが、GMOインターネット株式会社が運営するVPSサービス「ConoHa VPS

コスパがいいことから近年急速にシェアを伸ばしていて、「今もっとも注目のVPS」といっても過言ではないでしょう。利用者が多いので、Pythonの利用手順がネット上にごろごろ転がっています

Djangoのテンプレートが用意されているのも魅力的。面倒な設定なしでDjangoをインストール可能です(もちろん手動インストールも可能)

ちなみに、国内VPSとしては珍しい海外サーバーも用意されていて、Linux系であれば「東京」または「シンガポール」の好きな方を選択することが可能です

ConoHa VPS公式サイト

サービス名ConoHa VPS
初期費用無料
使用可能なOSCentOS
Ubuntu
Windows
Scientific Linux
FreeBSD
Debian など多数
※詳細は公式サイトをご覧ください
月額料金(税込み)Linux系:683~53,900円
Windows:1,100~65,780円
※詳しくは公式サイトをご覧ください
CPUコア数Linux系:1~24コア
Windows:2~24コア
メモリLinux系:512MB~64GB
Windows:1~64GB
ディスク容量Linux系:30GB~100GB(SSD)
Windows:200GB(SSD)
リージョン東京/シンガポール(Linux系のみ)
サポート電話・メール・チャット
無料お試し期間なし
公式サイトLinux系:ConoHa VPS
Windows:ConoHa for Windows Server

さくらのVPS

国内大手のVPSサービスといえば「さくらのVPS」でしょう

20年以上の運用実績があり、障害が少なくトラブル対応も素早いのが特徴です。安定性を重視するなら「さくらのVPS」は最有力候補に挙がると思います

あと「さくらのVPS」は利用者が多いので、分からないことがあったときにネットで検索すれば解決策がすぐに見つかるというメリットもあります

たとえば「さくらvps django」とかで検索すると、djangoで作成したWebアプリをデプロイする手順がたくさんヒットします

さくらのVPS公式サイト

サービス名さくらのVPS
初期費用無料
使用可能なOSCentOS
Ubuntu
Windows
Scientific Linux
FreeBSD
Debian など多数
※詳細は公式サイトをご覧ください
月額料金(税込み)Linux系:643~30,800円
Windows:1,100~32,340円
※詳しくは公式サイトをご覧ください
CPUコア数Linux系:1~10コア
Windows:2~10コア
メモリLinux系:512MB~32GB
Windows:1~32GB
ディスク容量Linux系:25GB~1600GB(SSD)
Windows:50GB~1600GB(SSD)
リージョン石狩/東京/大阪
サポート電話・メール
無料お試し期間14日間
公式サイトさくらのVPS

カゴヤ クラウド VPS

「カゴヤ クラウド VPS」はコスパの良いことで知られるVPS。

数あるプランの中でも注目すべきなのが「Open VZプラン3コア」

月額880円という低価格で3コア使えるプランは、他社にはない魅力的なプランです。ディスク容量が200GBなのも素晴らしい。

また、「初期費用なし」で「日割りで使える」ことから、試しにVPSを使ってみたいという方にもオススメと言えるでしょう

余談ですが,、京都にサーバーを置いているのは、僕が知る限り「カゴヤ クラウド VPS」だけです

カゴヤ クラウド VPS公式サイト

サービス名カゴヤ クラウド VPS
初期費用無料
使用可能なOSCentOS
AlmaLinux
Rocky Linux
Ubuntu
Windows など
月額料金(税込み)Linux系:550~26,400円
Windows:770~22,495円
※詳しくは公式サイトをご覧ください
CPUコア数Linux系:1~12コア
Windows:1~10コア
メモリLinux系:1~32GB
Windows:1~16GB
ディスク容量Linux系:25GB~200GB(SSD)
Windows:35GB~600GB(SSD)
リージョン京都
サポート電話・メール
無料お試し期間なし
公式サイトカゴヤ クラウド VPS

WEBARENA Indigo

続いて紹介するのは、NTT PCが運営するVPSサービス「WEBARENA Indigo」

「WEBARENA Indigo」の特徴はやはり「国内トップクラスの安さ」でしょう。最安のプランは破格の「月349円」で利用できます

インスタンスの数を増やして簡単にスケールアップできるものGoodポイントです

WEBARENA Indigo公式サイト

サービス名WEBARENA Indigo
初期費用無料
使用可能なOSubuntu
CentOS
Windows
月額料金(税込み)Linux系:349~11,193円
Windows:825~26,400円
※詳しくは公式サイトをご覧ください
CPUコア数Linux系:1~8コア
Windows:2~10コア
メモリ1~32GB
ディスク容量Linux系:20GB~640GB(SSD)
Windows:50GB~1600GB(SSD)
リージョン東京
サポートチャット
無料お試し期間なし
公式サイトWEBARENA Indigo

Pythonが使える!おすすめの共用サーバー

冒頭で「Pythonを使うならVPSがおすすめ」と言いましたが、一応Pythonが動かせる共用サーバーも存在します

ただし、以下のようなデメリットもあるので、契約前にチェックしておくのがいいと思います

  • SSH接続ができないサービスがある
  • 仮想環境が使えないものもある
  • Pythonのバージョンが限定される場合もある

SSL接続の方式が「パスワード」と「公開鍵認証」の2種類ある点にも注意が必要です。公開鍵のほうが設定がやや面倒です

あと、指定した日時にプログラムを定期実行したい場合にはCRONの設定が必要になってきますが、同時に設定できるCRONの個数に上限があるケースも存在するので、事前にチェックしておきましょう

XSERVER

画像:XSERVER公式サイト

※料金はプランによって異なります。詳しくは公式サイトをご覧ください

初心者から上級者まで幅広いユーザーから好評を得ているのが「エックスサーバー

日本で最も利用者数の多いレンタルサーバーで、運営実績が豊富なのが特徴です。利用者が多いので、使い方が分からなくてもネットで検索すればたくさん解決方法が出てきます

XserverはWordpress用として使う人が多いですが、Python目的で利用する人も結構いるみたいです

すべてのプランで「CRON数の上限なし」&「データベース数の上限なし」なので、他の共用サーバーに比べて自由度が高め。共用サーバーの中では一番おすすめです

XSERVERはこのサイトでも長年利用させていただいていますが、大きなトラブルが起こったことは一度もなく、高い安定性が魅力と言えます(稼働率99.99%以上!)

エックスサーバー公式サイト

サービス名XSERVER
初期費用無料(2022年8月4日から)
3,300円
月額費用990円~
PythonのバージョンPython2系、Python3系
CRON個数無制限
データベース数無制限
SSH接続公開鍵
仮想環境使用可能
決済手段クレジットカード
銀行振込
ペイジー
コンビニ払い
公式サイトエックスサーバー

ロリポップ!

画像:LOLIPOP!公式サイト

Python用のレンタルサーバーとしては「ロリポップ」も人気です

ロリポップには月額料金99円~の「エコノミープラン」や月額220円~の「ライトプラン」など安いプランもあり、大手が運営するレンタルサービスの中では最も安いと思います

ただし、安いプランはデータベースやCRONの上限数が少なめなので、事前に公式サイトでチェックしておくといいでしょう

ロリポップ公式サイト

サービス名LOLIPOP! (ロリポップ)
初期費用1,650円
または無料(ハイスピード以上)
月額費用440円~
PythonのバージョンPython2系、Python3系
CRON個数10まで(スタンダードプラン)
データベース数50まで(スタンダードプラン)
SSH接続パスワード
仮想環境使用可能
決済手段クレジットカード
コンビニ払い
おさいぽ!決済
銀行振込
ゆうちょ振替
公式サイトロリポップ公式サイト

大手VPSサービスを徹底比較!

別記事にて大手VPSサービス9社を徹底比較しました

スペックの近い料金プランを一覧表にしてあるので、コスパのいいプランが一目で分かります

「VPSを選ぶ際にチェックすべきポイント」や「VPSと共用サーバーの違い」などについても詳しく解説してあります。ぜひご覧ください↓

あわせて読みたい
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