【どこで買う?】中古ドメインの選び方&おすすめの販売サイト
ヤゴコロ研究所に訪問いただきありがとうございます。東大生ブロガーの西片(@nskt_yagokoro)です
今回はこれから新しくブログ・サイトを立ち上げる人向けに「中古ドメインの選び方」と「中古ドメインが買えるサービス」を紹介していこうと思います
【おすすめのレンタルサーバー】
・エックスサーバー:利用者数が圧倒的。安定性抜群で信頼できる。
・ConoHa WING:表示速度が速い。利用者数を急激にのばしている
【おすすめのドメイン取得サービス】
・Xserverドメイン:安くて使い勝手がいい
・中古ドメイン販売屋さん:一気にアクセスアップを狙う人向け
【おすすめのWordpressテーマ】
・SWELL:デザイン性も機能も優れたWordpressテーマ
【おすすめのSEOツール】
・Nobilista:自動でSEO関連データを取得
【最終更新:2023年1月8日】
↓当サイトからの被リンクを獲得したい人向け
中古ドメインとは?
中古ドメインというのは、文字通り「今まで誰かが使っていたドメイン」のこと。
「そもそもドメインって何?」という人もいるかもしれませんが、「URLのはじめの部分」みたいな認識でOK。このブログでいうと「yagokoro-lab.com」がドメインとなります
ドメインは、Webサイト1つにつき1つだけ割り当てられるので、「ネット上の住所」と言われることも多いです
つまり、中古ドメインというのは「過去に他のサイトで使われていたドメイン」ということになります
中には「中古ドメインに価値なんてある?」「新品でもよくない?」と思う方もいらっしゃるかもしれません
しかし、中古ドメインの威力は絶大で、人気ドメインの場合には「何万円払ってでも欲しい!」という人すらくらいです
中古ドメインには効果ある?
ここからは中古ドメインの効果について解説していきます
中古ドメインだとアクセスが集まりやすい
中古ドメイン最大のメリットは「アクセスを集めやすくなる」ことかと思います
新品のドメインでサイトを運営したことのある方は分かると思いますが、新しいドメインのサイトを見てくれる人は非常に少ないです
はじめの数カ月に関しては、どんなに良質な記事を書いても、1日あたりのアクセスが0人~数人なんてこともザラにあります(このブログも初期は誰も読んでいませんでした…)
なぜ新品のドメインだとアクセスが少ないのか。それは検索エンジンから「信用できないサイト」だと見なされるからです
Google検索やBingなどの検索エンジンは、利用者に正確な情報を提供するために(たとえ分かりづらい文章であっても)なるべく信頼できるサイト・ブログを上の方に表示しようとします。
中古ドメインについて調べていると「ドメインパワー」「ドメインオーソリティ(DA)」などといった言葉をみかけるかと思いますが、これらは「ドメインの信頼性・強さ」を表す用語です
基本的には、ドメインパワー(ドメインオーソリティ)の数値が高いほど、検索結果の上位に表示されやすくなり、その結果多くのアクセスが集まることになります
中古ドメインの中には、ドメインパワーが高いものが多いので、わざわざお金を払ってでも中古ドメインを買う人がいるわけです
ちなみに、ドメインパワーは「MOZ」や「パワーランクチェックツール」といったツールで計測できます。ただし、これらのツールで取得できるドメインパワーはGoogleが公表した数値ではないので、実際とは多少異なる場合もあります
ドメインパワーは何で決まる?
ここで「ドメインパワーは何で決まるのか」という疑問が出てくると思います。ドメインパワーを決める要因はいくつかありますが、以下の2つが大きいです
- ドメインエイジ:ドメインを取得してからの経過時間(運営年数)
- 被リンク数:他のサイトからのリンクをどれくらい受けているか
ドメインを取得してから何年も経ったサイトだと「長い期間しっかり運営できている」とみなされて(たとえ内容が雑でも)評価が上がるわけです
逆に新しいドメインだと、どんなに良質な記事を書いても評価されにくいのが現状となっています
ドメインの運営歴のほかにも「被リンク」が重要だと言われています。被リンクが多いほど「引用するほどの価値があるサイト」とみなされてドメインパワーが上がりやすくなるわけです
新規ドメインの被リンクは0ですが、中古ドメインの中にはたくさんの被リンクを集めているものもあります
つまり「中古ドメインを購入する」=「他人の実績を自分のものにして普通よりも有利にスタートする」ということになります
今後検索エンジンの仕様が変わるかもしれませんが、今アクセスを集めるなら中古ドメインを使ったほうが有利です
あと、中古ドメインなら、売るときにも高く売れることが多いです(投資目的で中古ドメインを買う人もいるとのこと)
中古ドメインの選び方
中古ドメインを選ぶ際には(もちろん価格も重要ですが)以下の5点をチェックしておくといいでしょう
- ドメインパワーは高いか
- 被リンクは”良質”か
- ペナルティは受けていないか
- 自分の運営したいサイトと前のサイトのジャンルは一致しているか
- ドメインの文字列は分かりやすいか
特に、上の3つは重要ですので、必ずチェックするようにしてください
ドメインパワーの高さ
中古ドメインを選ぶ際に、一番はじめに確認しておきたい指標が「ドメインパワー」です
先述した通り、ドメインパワーはドメインの信頼性・強さを表す数値で、ドメインパワーが高いほど検索結果の上位に表示されやすくなります
検索上位を目指すなら、なるべくドメインパワーの高い中古ドメインを選びましょう
なお、ドメインパワーはドメイン販売サービスごとに呼び方が異なっており、算出方法・計測方法も若干異なっています
- お名前ドットコム:ドメインオーソリティ(DA)
- アクセス中古ドメイン:パワーランク
- 中古ドメイン販売屋さん:ラッコランク(RR)
基本的にはドメインパワーが大きいほど価値あるドメインとみなされ、高額で取引されます
せっかく中古ドメインを買うならドメインパワーの高いものを選ぶといいでしょう
被リンクの数と質
中古ドメインを選ぶ際には「被リンクの数と質」もチェックしておくといいでしょう
先ほど軽く説明しましたが、被リンクというのは「外部のWebサイトから自分のWebサイトに張られたリンク」のことです
外部のWebサイトからリンクを張ってもらえるということは「引用する価値があるWebサイト」だということを意味するので、基本的に被リンクが多いほど良いドメインとみなされます
これから自分が運営しようとしているWebサイトと被リンクのジャンルが同じだとさらにGoodです
ただし、中には「質の悪い被リンク」も存在するので注意してください
低品質の被リンクとしては以下のようなものが挙げられます(参考:Google検索)
- 相互リンクのみを目的とした関連性のないサイトからのリンク
- コメント欄など誰でも編集可能なコンテンツからのリンク
- 自動ツールなどを使って作成された自演リンク
- 質の低いディレクトリやブックマークサイトからのリンク
- 公序良俗に反するサイトからのリンク
ドメイン販売業者によってはリンクの質について情報公開しているところもあるので、あらかじめチェックしておくといいでしょう
ペナルティはない?
中古ドメインを選ぶ際には「ペナルティがないかどうか」もチェックしておくといいでしょう
前の所有者が不適切なサイト運営(不自然な被リンク、違法なコンテンツの提供など)をしていた場合、ドメインにペナルティが課されている場合があります
- 自動ペナルティ:検索エンジンのアルゴリズムによってスパムと悪質と判定された場合に課されるペナルティ
- 手動ペナルティ:Googleのスタッフによって手動で課されるペナルティ
また、前の所有者は悪くなくても、検索エンジンが誤ってドメインをブラックリストに入れてしまうケースもあります
こうしたドメインは購入してもメリットがないので、絶対に購入しないようにしましょう
ドメインにペナルティが課されているかどうかは「MGT.jp」というサイトでチェックできます
対象ドメインを入力して「チェック」ボタンを押すだけでペナルティの有無を確認できるので非常に便利です(もちろん無料)
なお、本記事の後半で紹介するドメイン販売サービスでは「中古ドメインがブラックリストに入っていないか」を確認した上で販売しています
ペナルティを避けたい場合には、個人間での取引ではなく、専門のドメイン販売サービスを活用するといいでしょう
前のサイトとジャンルは一致している?
中古ドメインを選ぶ際には、事前に運営されていたサイトの履歴をチェックしておくといいでしょう
これから自分が運営するサイトと過去に運営されていたサイトのジャンルが一致していると、検索エンジンからの評価を受け継ぎやすくなります
ドメインの履歴をチェックする際に役立つツールが「WayBack Machine」です
WayBack Machineは非営利団体である「インターネットアーカイブ」が運営しているツールで、時期を指定してドメインの履歴を閲覧できます。
小規模なサイトだと履歴が残っていないこともありますが、ある程度ドメインパワーの高いサイトなら履歴が見られるはずです
WayBack Machineは無料で使えるので、ドメインを選ぶ際に使ってみてください
中古ドメインが購入できるおすすめの販売サービス
中古ドメイン販売屋さん
個人的に一番おすすめの中古ドメインショップが「中古ドメイン販売屋さん」です
「中古ドメイン販売屋さん」は、人気のキーワードリサーチツール「ラッコキーワード」と同じ会社が運営している中古ドメインショップです
公式サイトの検索機能が充実しており、「ドメインエイジ(運用年数)」「直近のアクセス数」「ラッコランク」などを指定して検索することができます
事前に公表されている情報が多いので、吟味した上で購入することが可能なのが魅力的。取り扱いドメイン数も4000以上(記事執筆時点)と、かなり多いです
サービス名 | 中古ドメイン販売屋さん |
運営企業 | ラッコ株式会社 |
取り扱いドメイン数 | 4000以上(記事執筆時点) |
決済方式 | 銀行振り込み クレジットカード決済 ペイパル決済 |
公式サイト・詳細 | 中古ドメイン販売屋さん公式サイト |
アクセス中古ドメイン
「アクセス中古ドメイン」は、SEO関連に強いIT企業「株式会社アクセスジャパン」が運営する中古ドメイン販売サービス。中古ドメインの”質”にこだわっているのが特徴です
中古ドメインの中には、前の所有者が不適切なサイト運営をしていて、Googleからペナルティを受けているケースがあります。そういう中古ドメインを買ってしまうと、せっかくお金を払って中古ドメインを買ったのにアクセスがなかなか伸びません
そこで「アクセス中古ドメイン」では、顧客がペナルティ付きのドメインを買って損しないように、返品・返金保証をつけているとのこと。品質重視な姿勢がうかがえます
サービス名 | アクセス中古ドメイン |
運営企業 | 株式会社アクセスジャパン |
取り扱いドメイン数 | 2000以上(記事執筆時点) |
決済方式 | 銀行振り込み クレジットカード決済 ペイパル決済 |
公式サイト・詳細 | アクセス中古ドメイン公式サイト |
お名前ドットコム
日本最大手のドメイン販売サービス「お名前ドットコム」でも中古ドメインを購入可能です
お名前ドットコムは新品のドメインも販売しているので、すでに利用したことのある方も多いはず
新品のドメインと中古ドメインを同じショップで一括管理したい場合には、お名前ドットコムが最適解かと思います
サービス名 | お名前ドットコム |
運営企業 | GMOインターネット株式会社 |
取り扱いドメイン数 | 不明 |
決済方式 | クレジットカード決済 |
公式サイト・詳細 | お名前ドットコム公式サイト |
中古ドメイン販売業者の比較表
以下、中古ドメイン販売業者の比較表です。スマホでお読みの場合には横スクロールしてください
サービス名 | 中古ドメイン販売屋さん | アクセス中古ドメイン | お名前ドットコム |
運営企業 | ラッコ | アクセスジャパン | GMOインターネット |
取り扱い ドメイン数 | 4000以上 (記事執筆時点) | 2000以上 (記事執筆時点) | 不明 |
決済方式 | 銀行振り込み クレジットカード決済 ペイパル決済 | 銀行振り込み クレジットカード決済 ペイパル決済 | クレジットカード決済 |
公式サイト | 中古ドメイン販売屋さん | アクセス中古ドメイン | お名前ドットコム |
中古ドメインはどこで買うべき?
今回は中古ドメインが買えるショップをいくつか紹介しましたが、「結局どれ使えばいいの?」と思った方も多いかもしれません
個人的なオススメとしては、上で紹介したショップすべてにアクセスしてみて、よさげなドメイン(運営歴が長い、前の所有者が自分の作りたいサイトと同じジャンル、など)が見つかり次第、購入するのがいいと思います
特に”良質な”中古ドメインは、すぐに売れてしまうので、少しでも良さそうなものがあったら迷わず即購入するといいでしょう
初期費用を抑えたいなら新規ドメインを
今回は中古ドメインの選び方とおすすめの販売店を紹介しましたが、ドメインパワーの高い優良ドメインはやはり高額です
「アクセスが増えるのに時間がかかってもいいから初期費用を抑えたい」という場合には、新規でドメインを購入しましょう
新規ドメインの料金はショップによって大きく異なりますが、中には1円で取得できるサービスもあります
おすすめの新規ドメイン取得サービスについては以下の記事にまとめてあるので、興味のある方はぜひご覧ください
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毎日、検索順位を手動で確認するのは手間も時間もかかるので、専用の検索順位チェックツールを導入するのが一般的です(さすがに手動は非効率的ですよね…)
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